2009年08月06日

世界を動かすのは結局セックスである。

クリントン元大統領が北朝鮮に飛び、2人の米人女性記者を連れて帰りました。裏取引について危惧する声もありますが、アメリカのテレビ局は基本的に感動物語として伝えており、感動に水を差すコメントをしにくい状況にあります。

しかしよく考えてみると、2人は別に拉致されたわけではありません。かのゴアさん経営のテレビ局の取材中に北朝鮮の法に触れ、それで逮捕されたのです。日本とは違う不可解な法に触れて外国で逮捕され、禁固刑に服している日本人はたくさんいますが、それと同じようなものです。彼女たちは、「12年間の労働矯正」に服しても文句を言えない立場にあったのです。

しかし今回、アメリカは元大統領という超大物を派遣し、北朝鮮の温情で特別に連れ帰ることを許してもらいました。国民を守る国の仕事としては立派ですが、外国で刑に服す国民全員のためにここまでのことはできないですし、感動してもいいけれど、それで塗り尽くされてしまうというのはやはりおかしいと思います。

こういう状況になるのは、2人のイメージのせいです。

2girls.jpg


上は2人が逮捕されたときに世界に配布された写真ですが、左のユナ・リーさんがしなを作っていて、いやにセクシーです。実際のユナさんはこんな風ではありませんが、一番アピールする写真を選んだのだと思います。右側のローラ・リンさんは典型的な美人には見えないかもしれませんが、ローラさんのお姉さんはルーシー・リューに似た(アメリカ人から見た)美人キャスターとして有名で、ローラさんのイメージは、お姉さんにダブるのです。

そういうわけで、2人のイメージは「か弱いカワイコちゃん」なのです。もし2人が冴えない2人のオッサンだったら、救出劇に対する批判の声はもっと大きかったでしょうし、そもそも元大統領を派遣してまで救おうとしなかったに違いありません。

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