2012年10月27日

英雄の失墜とドーピングのないスポーツ

先日、自転車ロードレースの巨星、ランス・アームストロングがドーピングにより重い罰を受けました。

アームストロング氏の7連覇タイトルはく奪と追放処分 国際自転車競技団体

1999年から2005年にかけてツール・ド・フランスで7連覇した偉業はもちろん、重度の癌を乗り越えて頂点に立ったという感動ドラマにより、彼は世界中で尊敬を集める偉人になりました。自分もかつてテレビの仕事をしていた頃、彼を讃える原稿を書いた覚えがあります。

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そんなスーパーヒーローの公開処刑を機に、これまでのドーピング論議では異端とされてきた意見を堂々と口にする識者が増えています。これまではドーピングといえば悪で決まりでした。しかし今、現在の厳しいアンチ・ドーピングの動きを行き過ぎと批判する、ドーピング容認論が台頭しているのです。

たとえば彼らは次のように主張します。「スポーツのルールとは、競技の魅力を高めるためにあるものだ。しかし現在のドーピングルールはその本義を外れた原理主義の暴走であり、スポーツそのものを貶めているのではないだろうか?」続きを読む

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