「♪ハー 本当に 核なき平和をね
全力尽くして 世界のために
力満ちたる 約束の 次はアクション
Yes,you can
応援してるよ 世界から
みんながあなたのサポーター
オー オー オーバマ
オーバーマジョリティー
シャン シャン シャンときて マジョリティー」
「オバマジョリティ音頭」RCCニュースより
幸いあちらの掲示板などを見ると、「オバマジョリティ音頭」はまだ世界に知られておらず、またほとんどの人は「オバマジョリティ」という用語をスルーして議論しているので胸をなで下ろしました。しかしスルーされているということは、「オバマジョリティ」を前面に立ててのPRが失敗しているということを意味していて、それはそれで問題です。
オバマ氏の当選から就任までは、小浜市のバカ騒ぎを笑えないほどに、確かに世界中がブームに沸いていました。あの頃アメリカメディアは、オバマ当選の喜びのために、「オバマベビーブーム」になりそうだとまで予想していたものです(結局ベビーブームは起きませんでした)。たぶん広島の秋葉市長は、今もその頃の余韻に浸り続けていて、広島のメッセージを世界にアピールするチャンスだと考えているのかもしれません。
しかしここ2ヶ月ほどで、事情は大きく変わりました。
アメリカでは、オバマ氏の支持率は歴代大統領に比べても目を見張るペースで急降下し、今では不支持率の方が支持率を上回っています。外交は弱腰、内政は国内の亀裂を深めるばかりで、オバマ氏のカリスマは急速に色あせ、Yes, we can! という標語は過去のものになりつつあり、The One とか The Great Unifier とかいう称号は、もはや皮肉としてしか使われません。今やオバマ氏は誰からも愛されるアイドルではないのです。
小浜市の悪のりはまだギリギリで微笑ましさを残していましたが、広島の悪のりは完全にタイミングを外している分たちが悪く、しかも被爆という厳粛な問題に絡んでいるだけに、笑い飛ばすわけにもいきません。
前述した通り、「オバマジョリティ」に対する日本以外での反応はほとんどないのですが、あちらのブログや掲示板でなされた数少ない反応をいくつかあげておきます。
オバマの政治姿勢には賛成できないが、広島の思いはわかる。
なんとも難解な言葉だ。
核廃絶には大賛成。でも核廃絶を訴えた政治指導者はオバマだけか?
オバマと何の関係があるんだ?オバマは式典に出なかったし、「ヒロシマジョリティ」にすべき。
ところで、「オバマジョリティ」というのは秋葉市長の造語と喧伝されていますが、決して市長のオリジナルではありません。2008年の初め頃、「ポピュリスタ」と名乗る活動家が、オバマ派の下院候補者を支援するために、オバマジョリティという運動をウェブ上で展開したことがあります。「オバマ大統領のために多数派議会を!」というわけで、オバマジョリティという語感からは、普通こういうことを連想します。世知辛い政治状況の中、オバマジョリティを訴える広島市の姿は、奇妙にしか映りません。
その情報を知っているか否かで、広島市長や日本の民主党党首のさまざまな発言に対する受け止め方がまるで違ってくるような気がします。
そんな都合の良い情報しか読まないし聞く気がないのかな。
訳のわからない大金をかかることして広島市民に迷惑をかけてない分マシだけど、恥をかかせている事は残念ながら事実だと思う。
あと向こうではという向こうは英語圏の事でしょうか??向こうの方で日本語が分かる方は極少数でしょうから・・・良かったですね。
何か未だに大統領を政治家として見ていないような・・・
自分の行いは涙なみだの愛と平和、反対意見は卑劣な核保有論者
という風潮に毒されてるんだろうなぁ。
うかつに止めに入るとバッシングの嵐を受けるんでしょうね。カワイソス>広島市民
オバマさんにホイホイされる個人、団体をメモっとくと選挙の時に役に立つので、僕はオバマ支者です(はぁと)
↓
青山繁晴
「はい。これあの、プラハ演説ってのは非常に長いもので、あの、前半は核と違う話が延々と続いてるしね、あの、後半の核になってからも非常に話が長いんで、これもうほんとに抜粋中の抜粋ですけれども、しかしこれは歴史に残る一言であることは間違いがないんですよ。その、アメリカ合衆国っていう核大国が、核のない、つまり1個も核がない世界をちゃんと追求していくんだってことを言ったっていうのは、もちろん画期的なことです。で、なおかつオバマさんはそのあとに続けて、自分たちアメリカは核の保有国だけじゃなくて唯一核を使った国として、こういうことを進めていく道義的責任があると言ってますね」
青山繁晴
「で、道義的責任っていうことはその、僕ら当然着目したんですが、但しこれは誤解なきように。広島、長崎に原爆落として悪かったとは言ってないんですよ。一言も言ってません。そこに道義的責任があるんじゃなくて、使った国として、これから核のない世界を作るのに道義的責任があるって言ってるわけであってですね」
青山繁晴
「ええ。これから自分たちがやることに道義的責任があるって、その、核のない世界を作っていく努力をすることには道義的責任があると。くれぐれも誤解なきように。ここもその、美辞麗句にごまかされないようにしてほしいんですね。広島、長崎(に落としたこと)は悪かったとは一言も言ってません。だからオバマさんは広島、長崎に現れることは今回もなかったわけですね。広島、長崎からずいぶん被爆者、被爆者の方の声としてリクエストにあったけど、実は訪れることはなかったと。そしてですね、この、そのオバマ演説の中について、その、大事な点がもう一つあってですね。あの、さすがに優秀な大統領だから、こういう言葉だけで終わらずに具体的な道筋という言葉を使ってですね、具体的にこうやるんですってことを、あれこれあれこれ出してあるんです。で、そこにはまあ専門用語も出てくるんですけど、それは専門用語は難しいから、すごくその、ざっくばらんにまとめると、こういう感じかなと思うんですね」
> 追求する決意であることを、信念を持って明言する
こんな安い台詞は歴代の大統領の誰でも言えると思いますね。
核の廃絶ってのは、誰が聞いたって「美談」です。それを否定する方が勇気が要りますね。特定の業界を直接脅かす訳でもない(金銭的にも少ないでしょう)から暗殺もされません。そもそも期限も切ってないし具体性もない。決意を語るならタダです。
では、今までの大統領は何故言わなかったのか。米国の安全保障にとって少しでもマイナスだからです。責任感と誠意があるから言えなかったのです。
「我が国の平和と繁栄を守るために、あらゆる外敵は核で以て
焼き尽す決意であることを、信念を持って明言する。」
これを言う奴が居たら尊敬する。例え敵であろうとも
あの辺も尊敬ですか?
尊敬とか敵とか以前のレベルだろう。
あの国は何処の国にどう踏みにじられようと、現状よりは良くなりそうにみえるもんな。ある意味凄い国だ。尊敬できるのは、一応民主国家限定ですね。ヒトラーとかなら啖呵切ったら尊敬する。支配者の義務だよ。
「ウチに攻めてくる奴はぶっ殺すよ」ってのは「話し合うよ」って言ってる奴に比べれば百倍まともで尊敬できる。
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