
エコノミスト誌最新号の表紙によれば、ドッカーンな日本。温室効果ガス25パーセントの削減をぶちあげた鳩山氏ですが、なかなかやるものです。
温暖化論のへんな所を指摘したり、現実的な妥協点を探して渋い削減案を提示したりしても、世界の温暖化マニアたちは納得してくれません。ならばできもしない数字をあげて世界を混乱に陥れ、温暖化ムーブメントを叩きつぶしてしまおうという作戦なわけです。
なにしろ90年比で25パーセント削減(07年比で31パーセント削減)など、できるわけありません。途上国に国富を献上して排出枠を買い付け、そのぶん生活レベルを落とすか、生活レベルを落としたくなければ、企業、住民ともに海外脱出するしかないわけで、そんなことを真剣に考える首相などいるわけはありません。
ドイツの権威ある環境学者、ハンス・シェルンフーバー・ポツダム気候影響研究所(PIK)所長は、先頃シュピーゲル誌とのインタビューでこう発言していました。
2050年までに排出できる炭素ガスの総量は決まっています。過去に排出してきた排出量を考慮すれば、先進国はすでにその割り当てを超えています。・・・先進国は、CO2排出の破産に瀕しているのです。気候変動の取り組みを一層強化しなければ、やがて途上国と将来の世代に割り当てられた分まで使い果たしてしまいます。
Q:先進国は、巨額の金を払わなければならないということですか?
そうです。年間1千億ユーロというところです。・・・先進国は、過去数世紀にわたり富を搾取し、おかげで今貧困にあえぐ途上国に、富の一部を返還することになるわけです。
'Industrialized Nations Are Facing CO2 Insolvency'
これはどう読んでも科学者の言葉ではありません。なんらかのイデオロギーに奉仕し、その手段として科学を持ち出す活動家の言葉です。
鳩山発言は、こんな活動家に対する、怒りのドッカーンなのです。
どちらにせよ、原子力発電を進めるしかないねという結論に持っていくためにあえて極論を出してみたのでしょうか。
数年前、ある人に新聞の論説からの情報として、「今年は温暖化が100年進んだそうだ」ということを語られことがあります。明らかに無知蒙昧な話なんですが、今になって調べてみると実際に2004年夏の天候についての専門家の談として、
「今年の夏は温暖化が進んだ場合の100年後の日本を先取りして体験したようなものだった。」(国立環境研究所・江守研究員)
というのがあったらしく、誰かがこれを曲解したのか単に意味を取り違えたのか…
鳩山氏の提案に関しては、Finalcial Times の高速道路の利用無料化と矛盾するのでは、という突っ込みを産経(共同発)が伝えていました。ガソリン税とかどうするんでしょう?下げちゃうの?
私は鳩山夫妻は麻薬の検査機関に毛髪等を提出すべきだと思います。
誰が食べても美味しいと言う料理はない、と一部の方は言いますが、誰が食べても不味いと言う料理なら確実に存在しますよね。
鳩山夫妻の発言は、果たして「個性」と呼んで良いものなんでしょうか。
これから国民は不味い飯ばかりを食わされることになるのでしょうか。不安なのです。
なっ、なるほど!
さすが鳩山さんでつね。
http://blogs.yahoo.co.jp/nipponko2007/33247752.html
フジテレビ「とくダネ!」(2009/9/9)
小倉智昭
「このぐらいの事を言わなければダメだ」
笠井信輔キャスターの説明
@鉄鋼業などの生産減少→雇用減少→家庭当り年間所得22万円減
A原発への設備投資→家庭光熱費年間14万円増
【計 36万円増】
さらに・・・
B家屋の断熱材使用が義務化→100万円
C太陽光発電の義務化→230万円
Dエコカーの義務化→40-300万円
E冷蔵庫、エアコンなどの買い替えの義務化
・・・で国民は最大650万円の負担増になる。
小倉
「ただそれは毎年じゃないよ」
あの夢遊病者のような目を見てると本気でやりそうで怖い。
電力、鉄鋼、セメント、化学、自動車、削減努力未達成企業に対し、温暖化懲罰税をドカーン。
未達成分は、中国様に排出権買取名目でODAドカーン。
これで日本は良くなった!!!