先日、亀井金融担当相が、「財政危機はフィクションだ」と言い放ち、それに対してある人は賛同し、またある人は「とんでもないことになる!」と警鐘を鳴らしています。
政府債務が対GDP比で200パーセントにも迫る勢いの国は、歴史的に見てもなかなか見あたりません。こう言うと大変な危機なわけですが、それでも「フィクションだ」と言えるわけは、日本政府は借金漬けだけれども、日本という国自体は相変わらず金持ちで、政府の借金のほとんどすべては、国内でまかなわれているからです。
国の借金を家計に例えて、「月収40万円の人が毎月60万円出費しながら5000万円借金しているようなもの」などとよく言われたりしますが、実は借金をしているAさんの親は大金持ちで、さらにAさんにカネを貸しているのも親だったというわけです。
だからAさんは、借金漬けなのに信用が高く、まだまだカネが借りられます。政府は空前の借金漬けなのに、相変わらず国債の信用が高いのはそういうことです。Aさんは当分破産なんてしませんし、日本という国も破綻しません。
この意味で、財政危機は確かにフィクションと言えます。
しかしながら、いくら金持ちの家族間の貸し借りとは言っても、そんなうまい話が永遠に続くわけはありません。Aさんが浪費を続ければ、いつの日か親の資産は底をついてしまいますし、だいたいそうなる前に、あきれた親が強硬手段におよび、縁を切ったりするかもしれないからです。だから、「とんでもないことになる!」と警鐘を鳴らす人は、借金をなくす努力をしろと訴えるのです。
これは必ずしも、無駄遣いを減らして借金返済にあてろということではありません。それも大事ですが、これだけ大きな借金を節約だけで返済するのは非現実的です。だから無駄を切り詰めた上で、「収入を増やす策を講じろ」と言うのです。成長戦略というやつです。
ところが現政権は、ほとんど無駄を減らせないどころか、さらに借金の催促をする始末です。そして何よりも収入を増やす方策を打ち出せずにいます。こうなると方法はひとつしかありません。増税です。しかし日本はポピュリズム全開の民主国家。巨額の政府債務を返済できるような大増税などできるわけはありません。というわけで、大増税はある日突然別の形で姿を現すことになります。ハイパーインフレというやつです。国は破綻しないかもしれませんが、多くの国民の生活は、ほとんど瞬時に破綻してしまいます。
亀井さんのような国家社会主義的考え方をする人は、「日本国が破綻するわけなどないのだから、気にせず借金して財政出動せよ。そうすれば景気が浮揚して税収が上がり、景気が良くなればうまい具合にインフレになり、それにより借金も目減してすべては解決する」と考えます。
一方、警鐘派の人は、「日本国は破綻しないかもしれないが、政府主導のバラマキ政策では経済は成長せずに借金を増やして危機を拡大するだけだ。それでデフレは終息するかもしれないが、今度はインフレを制御できずにハイパーインフレになりかねない」と考えます。
どちらが正しいかは、結局のところ神のみぞ知るです。例え亀井さんの訴える方向に進んで失敗したとしても、警鐘派の方がもっと大きな失敗をするかもしれないし、その反対もしかりです。どこからが成功でどこからが失敗なのか境界線がはっきりせず、どんな結果になろうとも、互いに自説の正しさを説き続けるに違いありません。
しかし今回はそれが見極められるかもしれません。亀井さんの考える方向に舵を取りつつある日本に対して、日本とよく似た状況にあるドイツでは、後者の道をとろうとしているからです。
日本ほどではないものの、やはり巨額な財政赤字に悩むドイツは、徹底した小さな政府派のドイツ自民党の政権入りを受けて、赤字国債の発行を切り詰めた上で、あえて減税をして民間の活力に賭けようとしています。同じ問題を抱えるよく似た2つの国が、同じ時期に正反対の道をとろうとしているわけで、これはとても興味深い比較実験になると思います。他人事ではないので、そう悠長にしてはいられませんが。
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日本がプライマリーバランスを黒字化できたのは、バブル絶頂期だけです。
1万円借金をして、デフレで円高。円の価値が倍になってから返す1万円と。
インフレで円安。円の価値が半分になってから返す1万円とでは、実質2万円と5千円。インフレの時に返済する方が、4倍も楽なのです。
がんがん国債を発行すればいい。国債を借金と思うのがおかしいのです。
国債は、借金とは違い、永遠に借り換えができるのです。過去、借金を全額返済した国は1つもありませんよ。
前の戦争で生産設備があれほどの被害を受けてもハイパーインフレにはほど遠い状態でした。
現状の延長ではどれほどわるくなってもハイパーインフレにはなりません。
>インフレを制御できずに
・主要国の政府(通貨を発行している)が滅びる(つまり通貨が無価値になる)ような大規模な戦争等が当分発生しそうにない
・主要国の生産性が年に数パーセント向上している
ためこれからは当分デフレ圧力がかかります。
インフレを制御できないってのはちょっと考えられないですね。
むしろデフレなのにインフレ対策ばかりしてるのが問題です。
だって、ハイパーインフレの定義はインフレ率が月率で50%、年率で13000%ですよ。
戦争や大規模災害で供給が壊滅状態にでもならない限り、どんだけ金をじゃぶじゃぶにしても無理だろw
そもそも、今の日本はデフレで大変なのに、インフレ心配してどーすんだつーのw
栄養失調の人に食べ過ぎは良くないとか、足骨折してる人に運動不足は、健康に悪いとか言ってる様なもんだろw
まずは、栄養失調を、骨折を直すべきで、日本はデフレ状態を解消すべき
返済はするが完済はしなくてもいい。
これはとても重要です。
個人と政府の最大の違いです。
つまり利子は当然払います。
しかし国債発行残高をゼロにすることを目指す必要は無いということです。
「好景気が何十年も続けばゼロになるかもね」という程度のものです。
破綻論者は「完済しなければならない」という前提を言うまでもない当然のことと考えているようですが、個人的倫理としてはともかく永久に続く事を前提とした政府に適用するのは間違っています。
ああ、あと日本国政府の債務は100%近くが円建てであることも重要なポイントです。
(アメリカも大部分はドル・自国通貨建てですね)
普通、国家が破綻するのは外貨建ての債務があり、かつ自国通貨が暴落した時です。
だから、問題は借金そのものではなく、借金して調達した金をどう使うか、にあるわけです。
仰る通り、そのためには成長戦略こそが最も大事なのですが、それこそが現政権に最も足りないものであるのはご存知の通り。
無い。生産力が落ち、流通もイカれてきた状態
にトドメを刺す形でやってくる。
それに成長戦略派に言っとくが、現在の国の
借金は、ナポレオン戦争後の財政危機を帳消し
にした英国の産業革命レベルの革新が無いと返済
は不可能。
実際のところ、前政権までは別に浪費してるわけではないんですよね。(現政権はまだわからない)ほぼ全部国内投資=貸してる国民に還元してる、ですから。
例えるなら、親から金を借りて親が住む家を改築し、親が食べる食事を作ってた訳です。デフレ下の経済対策って、病気で寝たきりの親(国民)を世話する息子(政府)という感じですね。
ドイツの場合、EUという枷があるため日本と比べるのは難しいんじゃないでしょうか。EUは加盟国の発行国債に上限を設けてるそうですから、ドイツは財政赤字を発行しないんじゃなく出来ないんだと思いますよ。
敏感マοコキタ━━━(゚∀゚ )━━━!!!!
ちょっと指入れただけなのにマン汁が大洪水だよwwwww
チοポ出し入れするたびにピュッピュッておツユ飛んでたしなwwwww
こんだけマοコいじって7万とかボ ロ 儲 けすぐるwwwww
http://esp.cucuple.net/9dwc-wa/
私もそう思います。
政府と消費者の関係は同じものではなく、むしろ、
機関車と客車のように、立場が違うものの、お互い補完し合う関係なのでしょう。
だから、「政府の借金」を、個人の借金と同列で語ると、どこかで論理が
破綻するのでしょう。
それだと、引っ張る(エネルギーを供給する)役割の人がどこにもいないから。
この件に関しては、↓のブログ(と著作)がおすすめ。
http://blogs.yahoo.co.jp/takaakimitsuhashi
別に借金は完済する必要なんてないんですよ。
というか、完済されたら運用先に困るところが続出なんですが。
問題視されている点は、「名目GDP比」での債務であるため、名目GDPが債務以上に伸びれば何も問題ない、ってのは当然の話。
荒らしにはマジレスしないで、放置しておいたほうが
いいと思いますです。
にトドメを刺す形でやってくる。
移民とかの相当思い切った政策に踏み切らない限り、人口減で生産力は必然的に減りますね、将来。流通もこのままCO2-25%の看板を下ろさないでいるとどうなるかあやしい。
将来への期待として成長戦略は必須でしょう。
あと、何が不適切かの指摘もしないで荒らしのレッテルを貼っても自分の信者っぷりをさらすだけだと思います。
にトドメを刺す形でやってくる。
移民とかの相当思い切った政策に踏み切らない限り、人口減で生産力は必然的に減りますね、将来。流通もこのままCO2-25%の看板を下ろさないでいるとどうなるかあやしい。
将来への期待として成長戦略は必須でしょう。
あと、何が不適切かの指摘もしないで荒らしのレッテルを貼っても自分の信者っぷりをさらすだけだと思います。
ミハイル・B・ソコロフさんの意見を「荒らし」というけど、ブログ主だって同じ趣旨の主張じゃないですか?
自分と対立する意見を主観で「荒らし」とするのはレッテル貼りですよ。
>ミハイル・B・ソコロフさん
>それに成長戦略派に言っとくが、現在の国の借金は、ナポレオン戦争後の財政危機を帳消しにした英国の産業革命レベルの革新が無いと返済は不可能。
おそらく、あなたの定義する成長戦略派としての立場からの反論になりますが、そもそも日本政府発行の国債を全額返済する必要がまずありません。
ひとつが、国債が円建てでそのほぼ全てを「日本国民」の資産が支えている以上、国債を積み増してもソレ以上に国民の資産が膨らむならば、むしろそうした投資が有効であること。
もうひとつが、「英国の産業革命レベルの革新」並のインフレ率によって国債を返済すると仮定しても、上の前提(投資が有効)を満足させているならば、適度なインフレ率を長期に渡って継続すればいずれ可能なこと。
また、適度なインフレは経済も適度に潤します。
ちなみに、史上最高の赤字国債を発行して、史上最大の予算を組んでも、主要な収入源である「給与」が将来にわたって担保されねば消費を喚起しないのは自明の理。
唯一目玉の「子供手当」も当座しのぎと貯蓄にまわり、それこそ投資を回収出来ないでしょう。
その行き着く先は、おっしゃるとおりの「生産力が落ち、流通もイカれてきた状態」です。
景気回復を待たず、インフレ、円安が進行した時、財政はともかく経済は破綻するでしょうね。
連動していたとは思えませんから、
経済学的な議論はあまり意味の無いのではないでしょうか…
確か彼は小泉政権時代に40兆くらいの国債発行を提唱してたような
そもそも亀井さんには返す気があるのかって話です
返済時期については彼は年齢的にとても責任取れないでしょう
そろそろ、国の借金とかって言うミスリードを止める時期に来たって事ですよね。 あとインフレ論もデフレとインフレが同時には存在し得ないって観点が抜けている場合が多いので要注意です。 とくにハイパーインフレに至っては、国債の金利とか仕組みをそもそも理解していないのでは無いかと思われます。
あと、国家財政の健全化が必要と思っている人が居るようですが、そのような政策は愚作としか言い様がありません。 国家財政が黒字の時なにが起こったか考えれば自ずと答えがでますよね。
そもそも国債はロールオーバーが前提で完全に償還される事なんか全く前提としていません。
ところで、小さな政府路線て国家の規模(国土の規模とか人口とか)によって執れる場合とそうで無い場合があるのでは無いかと思いますがどうでしょう。
特に、国家に多大な行政サービスを期待する場合においては小さな政府はありえないのでは?
サービスを極限まで縮小した場合失業も増えるでしょうね。
ただ、政権が「日本の成長戦略」という具体的なヴィジョンに従い、出すところには出す、という予算のメリハリを付けられれば、の話ですが。
しかし実際には積極財政派と財政均衡派の両方に配慮したためどっちつかずの予算編成。選挙対策以外の視点がまるで無い。
残念ながらこれでは来年の内需拡大は望めず、子ども手当ての全額支給とあいまっていたずらに借金が増えるだけになるでしょう。
>kanae氏
いや、かつてハイパーおこった国じゃあ(日本
も含めてだが)そんなマイルドな話じゃないが。
現在でも、南米をはじめ慢性的なインフレと
財政危機でヤバい国はあるけど、その惨状を
越えるって話だろ。どういう経路で?
考えられる経路は、俺は超円安以外思いつか
んが、これもぶっちゃけリアリティ無いな。
あと、日本政府が成長戦略を取るべし、って
主張には違和感があるんだがね。だって、
森元首相がやったIT整備を最後に、これか
らは民間だ、規制緩和だ、とかの連中が、民間
主導民間主導言ってたじゃない。oribeさんも
そう主張してたよね。確か。
成長戦略は、国じゃなくて民間の活力で達成
されるって教義はどこへ消えたのだろうか。
民主党が天下を取ったら、都合よく忘れて
しまったんかい。まあいいけど。
森さんが首相続けてくれたほうが、はるかに
今の日本は良かっただろうなあ・・・・(溜息)
企業の技術開発に伴う減税も廃止され、製造業も派遣が使えなくなり収益を圧迫、残念ながら民間の活力云々はもはや過去のものでしょう。
ところで民主のやりたいのは経済回復と財政均衡、どっちなんでしょうかねえ?
>「大きな政府」の道を選択したのだと→?
>製造業も派遣が使えなくなり収益を圧迫→?
意味が分からない箇所。あと、民営化信者の
教義によれば、経済回復と財政均衡は同じ
経路で同時に達成されるらしいよ。その二つは
背反事項ではないのだね。官による民業圧迫を
やめて、規制緩和をすることにより民間主導で
景気が回復し、経済は成長して、その後に税収
が伸びて財政均衡が達成される・・・はずだっ
たけど、いつになったらおこるのかね。それは。
そしていつの間にか、「無かったこと」になっ
てるのが最高に笑える。oribeさんは、すっかり
忘れてしまったようだし、それを批判する連中が
極左に見えてしかたがないとかボヤいてたね。
「市場原理主義は極左の呪文」とかいうデマ
までデッチあげてさ。
で、民業圧迫規制緩和を唱えてた連中が、今度は
「国が成長戦略を示せ!」と来たか。アタマ
おかしいんじゃねーのか。正直な感想だけど。
>官による民業圧迫を
やめて、規制緩和をすることにより民間主導で
景気が回復し、経済は成長して、その後に税収
が伸びて財政均衡が達成される・・・はずだっ
たけど、いつになったらおこるのかね。
アメリカでは、大減税と規制緩和、補助金の停止などの政府支出の削減という政策でレーガン政権が見事にやってのけましたね。
おかげで、カーター政権まで不況のどん底だったアメリカ経済は力強く復活し好況が続きました。
そのため、GDP比60%近くあった債務は、GDP比40%にまで減少しています。
税収額は税率が大幅に引き下げられたにもかかわらず、倍近くに増えました。
詳しくは『増税が国を滅ぼす』http://www.amazon.co.jp/dp/4822247546 をどうぞ。
ちなみに、亀井さんの考えと同じような政策がアメリカで行われた結果、アメリカは長期の不況に苦しむことになりました。
国の借金は国を潰すことはありませんが、国民生活の向上や経済成長を約束するモノでは無いと思います。
・いや、民間に任せるべきだ。
この2派がおかしいのは状況を無視していることです。
どんな状況でも通用する政策なんてそうあるもんじゃありません。
政策は状況に応じて適切なものを選ばなければなりません。
今は政府が積極的に経済にかかわるべき時です。
なぜなら、民間がお金を貯めこむばかりで借りない使わないからです。
政府が借りて使わなければなりません。
らっふぁさんの
>ちなみに、亀井さんの考えと同じような政策がアメリカで行われた結果、
>アメリカは長期の不況に苦しむことになりました。
も同様です。
状況にマッチしなかったから失敗したのです。
当時のアメリカは民間がお金を借りて使っていたにもかかわらず、政府まで借りて使ったからいけないのです。
> 「国が成長戦略を示せ!」と来たか。
規制緩和=成長戦略だったでしょ、小泉改革では。別に矛盾しているとは思いませんが。
だから、その教義はどこへ消えたの?
そして結果は?そういう主張をしてたの
なら、訴えるべきは政府主導の成長戦略
じゃなくてさらなる規制緩和じゃないの?
なんで民主党が政権取ったら、それを
都合よく忘れているの?
>レーガン政権
双子の赤字って有名じゃないですか。そこ
までレーガノミックスにポジティブな評価
与えていいもんだろうか。それに、コメント
欄には出て無いけど、クリントン政権は
累進課税の強化で財政改善を果たしたし、
日本だって累進課税を緩めるまでは、そこまでの
財政悪化は無かった。大増税の前に、検討
すべきは累進課税の強化じゃないんですか。
現政府はなぜか仕分けをし、予算編成を発表した後の今頃「日本の経済成長のための成長戦略」を出すそうですよ?w
まあ製造業(特に下請け)が派遣を禁止されて収益を圧迫されることもわからないような頭の人にこれ以上皮肉を言っても伝わらないようなので、あなたへのレスはこれで最後にしますが。
ちなみに私は、ミハイル・B氏はoribe氏によるブログを活性化させるための自演、もしくは釣りではないかと半分疑っていることをここに付け加えておきます。
だってあまりにも・・・ねえ。
>わからないような頭の人
あなたのように記憶が半年か1年しか持たない
人が言う主張に、俺は価値を見出せないのだが
ね。
質問するけど、派遣が認められる前は?派遣が
いない社会では、あなたの主張のような企業の
収益の圧迫があったんかい?ああそうか。
そういうことは都合よく忘れられるんだね。
おめでたいアタマだね。
それと、おれはoribe氏じゃない。
都合の悪いことは、都合よく忘れて、デッチ
上げまでやって過去の主張と整合性合わせよう
とするブログ主と一緒にしてもらっては、正直
迷惑だ。
>当時のアメリカは民間がお金を借りて使っていたにもかかわらず、政府まで借りて使ったからいけないのです。
???
現在の日本と同じ状況ですよね。
ミハイル・B・ソコロフさん
>クリントン政権は
累進課税の強化で財政改善を果たしたし
そんな事実は、どこにも存在しません。
増税を行った直後から経済成長率は落ち込み、国債金利は上昇、税収も落ち込んでいます。
クリントン政権で好況が発生したのは、議会で共和党が多数を占めるようになった1995年以降、政府支出が大幅に削減され、ハイテク分野を中心に市場開放や自由貿易を拡大する政策が取られ、増税の悪影響を打ち消すようになってからです。
累進課税を高めた国は、全て、不景気になっています。
日本の高度成長が終了したのも、田中角栄による累進課税が行われたことが原因です。
>双子の赤字って有名じゃないですか。
国防支出の増加が原因ですが、そのおかげでソビエトを崩壊させ、大きな自由市場が出現しました。
> ・政府が経済に積極的にかかわるべきだ。
> ・いや、民間に任せるべきだ。
> この2派がおかしいのは状況を無視していることです。
> どんな状況でも通用する政策なんてそうあるもんじゃありません。
成長戦略に関して同感ですね。
今はメシのタネになる様な産業というか技術というかパラダイムというかヴィジョンに乏しいのである。即ち「時代がこの方向をやれと言っている!」「この方向をやってれば幸せになれる!」という奴である。
ああ「雰囲気」とか「幻想」というのが一番しっくり来るかも(笑)。
今は「エコ」位ですかね。「介護」じゃ駄目。
この大波を作り出すのは政府が主導で関与しないと難しい。
トヨタとかNTTとかの大企業でも可だろう。
ただ、この波が動き出した時に政府が何時までも采配を握ってても駄目。熟成や発展進化は民間に任せないと。それだけのことだと思うんだ。
>>当時のアメリカは民間がお金を借りて使っていたにもかかわらず、政府まで借りて使ったからいけないのです。
>
>???
>現在の日本と同じ状況ですよね。
いえ、違います。
よく読んでください。現在(バブル崩壊以降十数年)我国の民間はお金を貯めこむばかりで全然お金を借りません使いませんと指摘しています。
このような状況では政府がお金を使うしかないのです。
誰もお金を使わないということは、誰もお金をもらえないと言う事なのですから。
バブル崩壊以降我国のGDPが主要国の中で唯一横ばいなのは財政赤字を恐れて十分な支出を行わなかったからです。
まあ、別の言い方をすればGDPが横ばいになる程度の支出はしていたと言う事なのですが…。
厳密に言うと時期によって、あるいは内閣によって差はあります。
小渕・麻生内閣は大規模な財政出動をしました。統計でも良い結果を残していることがはっきりしています。残念な事に短命に終わってしまいましたが。
橋本・小泉内閣は緊縮財政によって国民の収入を減らしました。橋本内閣は増税までしています。
小泉内閣は発足直後国債発行額上限を30兆円としましたが、失敗しています。この辺は鳩山内閣に似ています。
橋本内閣と同様の失政をしたにもかかわらず、アメリカのバブルのおかげで(つまり彼の政策とは無関係に)輸出が大きく伸びたため、GDPはトータルでプラマイゼロとなり彼の失敗は覆い隠されてしまいました。運の強い人ですね。
選 挙 前 は。
同じばら撒きで問題視すべきはその公平さと
費用対効果であるというのが前提
加えて不況下での緊縮財政は金が更に止まって
下々の人間に回らず最悪、その生命を絶つことになる
自殺を増やすよりは国が借金すべきだよな
日本とドイツの対比ですが国の財布から
出すほうを増やすか、入るほうを減らすかであって
国家財政からの視点だとどちらも同じだと思う
公平で費用対効果のありそうな政策としては
大幅な減税をするのを支持かな
国を経由するほどに官僚・天下りの中間搾取で
公平感がなくなるし費用対効果にも疑問がつく
亀井・小沢はいかに自分の懐経由で土建に
金を回したいかしか考えてないだろうね
郵政にしたってこれが国営化し特別会計に
金を回すことになればそれが土建に使われるだろう
小沢はちゃっかり西松建設が請け負ってる
地元のダムの予算通してるし
亀井は天皇を京都か広島に、、、って
これもあわよくば地元広島で
新たな皇居のための大きな公共工事を…
公共工事が絶対悪とまでは言わんけど
小沢の地元、岩手だけやたら好況だったりしたら
やっぱどう考えても間違ってんだろ
成長戦略取れている内なら国債消化出来ても無くなると廃棄物というかヘドロと化して・・となるから(それと池田さんやみんなの党とは別の意味で極解している部分が多過ぎる
国債増発をずっと続けても大丈夫ーとか含めて色々精査しないと緊縮財政とは別の意味で破綻なんだろうなあと捉えています(でもそのパターンはそれはそれで方向性示しているので民主党みたいに中途半端でシュミレーション出来ないより余程マシですが
>小野まささん
自分もそう思います・・今は政府がある程度牽引してそれからだと(但し・・小泉さんの時の場合民営化は正しいのですが同時に厚生省にも切り込んでちゃんとベーシックインカムなり何なりでセーフティネットの撓みも規制緩和と一緒にすべきだったという別の考えも持ってはします
>出すほうを増やすか、入るほうを減らすかであって
>国家財政からの視点だとどちらも同じだと思う
>公平で費用対効果のありそうな政策としては
>大幅な減税をするのを支持かな
政府支出を増やすのと減税は同じではありません。
減税には反対しませんが、それ自体は景気対策にはなりません。
いやむしろそれだけならかえって逆効果になる可能性が高いです。
今(バブル崩壊以降)景気が悪いのは皆がお金を使わなくなったからです。
誰かが使ったお金は別の誰かの収入になります。
皆が使わないと言う事は皆の収入が無くなる、減ると言うことです。
皆が貯蓄したから、しすぎたから皆が貧乏になったのです。
それがバブル崩壊以降十数年にわたって続いているのです。
この状況で減税だけしても貯蓄が増えるだけでGDP増加には寄与しません。と言うか最低でもその分だけGDPは減ります。つまり国民の平均収入は下がります。
今GDPを増やすには
・どこかで大きなバブルが発生して我国から大量に製品を買ってくれる
・政府が小渕・麻生内閣のように大規模な財政出動を決断する
のいずれかしか無いのです。
>・政府が小渕・麻生内閣のように大規模な財政出動を決断する
同じ名無しさんにレスってる気がするが同感です(笑)。
後、もう1つ。先程書いたこととダブるけど。
何か需要のタネを生み出す。これを持ってるのが格好良いとか、便利とか、必需品とかの商品やインフラの「幻想」を創造する。カネ持ってる奴に使途を考えてやることですね。自家用車や携帯もそう。企業のIT化もそう。規制緩和を伴う事が多いので、本来、政府が主導すべきと思うけど、政府の中の人の頭には不向きなことなので民間の知恵を使う。
この「幻想」は内実の価値が伴うに越したことはないが、騙し続けることが出来る限りにおいて嘘でも良い。ただの茶碗に千金を付ける様な、織豊時代の茶の湯の文化の様なものでも良い。リニアなんか需要喚起になるけど、本当にどれだけ便利になるかは実は判らんと思う。
思いつきで言えば、地震免疫のある海上都市なんか良いねえ。通勤が大変そうだけど(笑)。
結局、どの政権も、これ(需要創造)に成功していないんでないかと思う。
ヤフオクでの取引額を民間消費に計上するとか。内需にいくらか上乗せできるかも。
将来消費税を課税できるようにしとくと財務省はウマーかも。
>減税には反対しませんが、それ自体は景気対策にはなりません。
>いやむしろそれだけならかえって逆効果になる可能性が高いです。
なるほど、言ってることは凄いわかるけど
財政出動って結局、土建にばら撒くってことじゃ?
都市の金が地方に流れるとか公平感がいまいち
二階の地元にはトンネルがあって抜けると海とか
通称、二階トンネル。こういうの勘弁なんだよなぁ
他にも無駄な空港作ったり色々あるよね…
日本ほど土建天国じゃない西欧でも不況ってわけだし
打開策なんて誰にもわからんね
>そんな事実は、どこにも存在しません。
そうなんだ。前もって富裕層の税率を上げて
おいたから、好況時に国民の大多数に負荷を
かけることなく税収が増えたんだと思って
たよ。違うんだね。
富裕層への課税強化はあんまり意味ないのか。
じゃあ、鳩山首相の脱税問題は法的には問題
あるが、財政面ではたいした問題じゃないんだ。
そして胡散臭いのは、民主党政権になって途端に国債発行問題なし論が台頭してきていることです。次また何かで煽られて、国内で国債が消化できなくなったらどうなるんですかね。
深夜帯を中心に、女性の裸がテレビ画面に映し出されることも珍しい事ではなかったが、最近では規制が強まり、テレビで裸を見る事はほとんどなくなった。
しかし過去にはこんな過激なお色気番組が…
こんな映像を今放送すれば苦情が凄い事になりそうです。
>いや、かつてハイパーおこった国じゃあ(日本も含めてだが)そんなマイルドな話じゃないが。
うーん、インフレ=即ハイパーインフレ、という観点からの意見ですね。
過ぎたインフレはマズいですけど、インフレにも「程度」がありますから。
wikiでも参照されてみては?
>成長戦略は、国じゃなくて民間の活力で達成されるって教義はどこへ消えたのだろうか。
ミハイル・B・ソコロフさんのおっしゃる民間活力による成長とは、小泉政権時代の構造改革、規制緩和、財政再建、いわゆる上げ潮派でしたっけ?ソレですよね?後の書き込みも鑑みるに。
そうでしたら、その正統な後継者は今の「民主党」ですね。
そういう意味では、おっしゃるとおりブログ主なんかが何で民主を叩いてるのか?僕も理解出来かねます。
ただ、成長戦略にも色々ありまして、僕なんかは上げ潮派が主張する戦略(現在の民主の戦略)では成長が不可能だと思っていますが、成長は必要であるとの立場です。
むしろミハイルさんが考える「成長無き理想経済」はどんなものでしょうか?累進課税の強化ですか?
確かに累進課税強化を民主党が進めていますが、程度だけでなく手法も含めた高額納税者の納税意義が失われるような強化は、その納税意欲を失わせる(国外に流出する)ことになるでしょうし、そもそも税金を納めることがバカのやることになってしまいます。
実際、首相も脱税してますしね(笑
そうした「正直者が馬鹿を見る」のを防ぐ意味でも、累進化を強化するなら納税と使途の明確化は重要だとは思いますが。民主党にはその全体としての「ビジョン」はないですね。目先都合感が否めません。
>小野まささん
言葉が違うだけかもしれないですけど、
「経済のパイを拡げる」のが政府の役割のひとつで、ソレを活かすか殺すかが民間次第だと思ってます。
日本の民間は伸び代もありますし、本来なら政府は投資をやり易いはずなんですけど。
例えこじつけでも「大義名分」と、ソレを裏付ける「信頼出来る予算」さえあれば、結果はついてくるでしょうが。。。
多くの経済論議が「無駄排除」「効率追求」を求め過ぎて、本質を見失ってるように見えます。
とにかくここはあなたのブログじゃないんだから節度をもった言動を心がけろよ。
それはミハイル・B・ソコロフの過去コメントをROMればわかる。
あまり酷いあらし?書き込みを続けるなら巨大掲示板「2ちゃんねる」へ行けよ。
それもVIPだ。
いいな。
そっちにはもっと工作員から変態から何でもすげー?(違う意味にも取れる)連中がいるからな。
>だから節度をもった言動を心がけろよ。
その言葉、そっくりそのまま返しますよ。
あなたに。あと、反論や文句があるなら、
コメントの内容にして下さい。
>kanae氏
ハイパーインフレ≠インフレですよ。世界中
の殆どの国(先進国以外は特に)慢性的なイ
ンフレです。別にインフレ=ハイパーとは
思ってませんが。その中でも突出した事態で
あるハイパーインフレが来ると言われても、
正直説得力に欠けるんですよね。前に言った
けど生産と流通が、半死状態じゃない地域で
は来てません。経済悪くても、どうにか小康
状態を保ってるところではハイパーは来てない。
それに、日本以外に目を向けた場合、対外債務を
800兆ばかりかかえてる英国とかはどうなる
んでしょうか。
あと、自分は「成長無き理想経済」なるものは
想定してません。国主導での産業の整備とそれに
続く経済成長を肯定する立場です。失敗例も
ありますが、民間がリスクを取るのを厭う現状
では、最終的には国の信用でやる事をやるしか
ないでしょう。
自分が言いたいのは、かつてこのような意見を
激烈に批判していた人たちが、手のひらを返し
て国主導の成長戦略だとか言い出したのはおか
しいだろ、ということなんですが。
いつの間にやら、民間信仰はどうでも良くなっ
てませんか?そもそも、民間信仰ってのは経済
が良い時限定なんですかね。経済悪化したら、
それは民間がダメダメだという証であり、国に
すがるなんてとんでもない、「自己責任だ」と
私は言いたいですね。oribeさんにも。
ドイツは国債発行額を減らしてなんかいない。
将来的に減らせればいいな、とは言っているが。
国内需要を復活させるには国民に金を回し消費するシステムを構築する必要がありますが、市場が新興国に押されてる状態では厳しいでしょう。保護主義化すれば他国に食われている部分を国内に戻す事が可能ですが、これは最終手段だと思います
輸入業者は儲かるけど国内産業は萎んでいくと
例えば車の部品にしても輸入した方が安いから
それを理由に下請けに一律の値下げ要求をしたり
90年代に日本の車が米国に深刻な貿易摩擦を与えたのと
同じことが今、輸入側として日本に起きてるのかもね
当時のクリントンのような圧力を日本が執れるわけがないけど
>民間がリスクを取るのを厭う現状では、最終的には国の信用でやる事をやるしかないでしょう。
まったく同意です。
どうやら、ミハイルさんの主張を勘違いしてたようですね。。。
すいません。
しかし、ミハイルさんの書き方もちょっとマズいですよ(笑
現在巷に氾濫している「成長戦略」が根拠なき手法論が多いって言いたかったんですよね?
それなら、ソコも多いに同意します。
上に「三橋貴明さん」の論点を踏襲している方もいらっしゃるようですが、彼は現金の無謬性というか、価値の普遍性を前提条件として理論を組み立てています。
僕らが「時間」に対して等しく流れてゆくような感覚と言えば分かり易いでしょうか。
時間は実際には相対性理論の通り、ソレゾレ別々に流れています。しかし実際には「全て等しく流れる」ような感覚を持ってしまっています。
現金も相対性を持っていて、何よりその価値を裏付けているのは、あくまで「信用」という曖昧で脆弱なものなんです。
彼の理論自体は正しいですけど、ソレを共有する者に「相対性」「信用」という前提条件がキチンと理解されていなければ、どうしても手法論ありきな議論になってしまうんです。
「コレで万事解決する!」という過度の思い込みが増幅されるというか。。。
そういう点で危うさは感じますね。確かに。
拡大してみればすぐわかることで、もし紙幣を印刷することによって借金が返せるとしたならば、実際には無限に金が借りられることになってしまう。
企業にたとえてみれば、新株を発行することで資本を集めることは出来ますが、新株を発行することで資本は希薄化し、株価は下落します。資本の裏づけのない株券をいくら刷ったところで、資本自体の大きさは減る一方で彼の言うように増えることはありません。
ドイツの場合、紙幣の発行がハイパーインフレを招き、国家自体が他国の資本(ユダヤ資本)に買収され、国家破綻を招きナチスの台頭の原因となったという過去があり、ユーロ加入での通貨発行の非自由化とも関係して、緊縮財政という手段しかないという形なのでしょう。
でも、ドイツでの緊縮財政はあまり成功していないようです。緊縮財政には景気を悪化させるという結果が伴いますから。
それは、三橋貴明のブログで書きましょう。