政府の自転車操業が行き詰まると、政府から借金を返済してもらえない金融機関が破綻し、日本経済は崩壊します。だから政府は、とんでもない増税&公共サービスの縮小か、カネを刷りまくってインフレを発生させて借金を目減りさせるしかありません。どちらにしても国民から財産をむしりとることには変りなく、国民は塗炭の苦しみを味わうことになります。
ところで2012年に弾けそうなバブルは、もうひとつあります。それは、中国の不動産バブルです。中国の不動産バブルの異常さについては、1年ほど前からあちこちで囁かれていますが、不動産投資のGDP比はすでに10%を超えています。サブプライムショック前のアメリカは6%に届かず、あの激烈な日本の不動産バブルでさえ絶頂時でも9%未満でしたから、これをバブルでないと主張する方に無理があります。
そんな中国の不動産バブルが、怪しい雰囲気を漂わせ始めています。というのも、2010年の後半くらいから、バブルは収まってきた、という報告をよく見かけるようになってきたからです。ウォール・ストリート・ジャーナル日本語版は、12月29日付で中国の土地バブルについての記事「中国の不動産狂想曲」をアップしましたが、記事の書き出しはこうです。
記者は先週、5年3カ月前に購入した北京のマンション物件を、取得時の2.5倍超の価格で売却した。
経済紙の社説編集員が売り時と判断し、行動までしているわけです。もちろん、中国金融当局の巧みなコントロールにより、無事軟着陸にこぎつけたのならまことに結構なことなのですが、バブルというのは一気にはじけるのではなく、じわじわと進行するので、見分けはつきません。
日本の場合は、1990年に一部で地価が下がり始め、92年に一斉に下降しました。兆候が出てから本格的な崩壊までおよそ2年。その間さんざん、そのうち持ち直すので心配無用と言われていたものです。2006年にアメリカの不動産が値崩れし始めたとき、証券市場は相変わらず絶好調で、恐慌入りしたのはその2年後のことでした。1929年の世界恐慌も同じで、不動産はすでに1926年に下降に転じていました。もし中国の不動産高騰がバブルであり、2010年に下落を始めたとするのであれば、2012年頃にドカンと来るという見方は、決して突飛とは言えません。
どちらかひとつのバブル崩壊なら、いろいろ言われているシナリオもあります。しかし2つ同時に起きたらどうなるのか?しかも日本と中国の経済は抜き差しならない関係ですから、どちらかが破裂すると、玉突きのようにもう一方も破裂する危険性は十分です。2つの波がお互いを増幅して被害は拡大するのか、あるいは2つの波が干渉しあって消波効果を生むのか、見当もつきません。
この手の主張をちょいちょい聞くけど全く意味不明。
貯蓄減らして消費してもお金が消えるわけじゃない。むしろフロー(GDP)的にはプラスだし、ストックで見ても家計の貯蓄が企業の貯蓄に変わるだけで「民間の貯蓄」という意味ではプラマイ0。
それとも俺の知らない所で、家計の預金以外は国債に投資しちゃいけないっていう規定でもあるの?
GDP比200%に近いことは事実ですが、
国債発行残高とGDPは無関係ですよ。
先のコメントでも書かれていますが、
国債は貯蓄残高と同額までと決まって
いる訳じゃないのではっきり言って
無関係。
貯蓄が減ればフローに回ることも事実だし、
更に国債を発行すればその分GDPも増える訳で、
GDP算出の単純な足し算とお金はエネルギー
不変の法則と同じく、一度発行したら
札にして燃やしてしまわない限り無くならない
ことを忘れている。
GDP=一般消費+民間投資+政府支出+純輸出
デフレギャップを今の内にしっかり埋めて、
将来の供給能力を確保しないと、団塊の世代が
一気にリタイヤして供給能力が失われると、
本当の意味で物不足によるインフレが来ます。
国債発行でインフレになる位なら本当に結構なこと。
もう少しマクロ経済の基礎を勉強してから
公に発表すべきではありませんか?
それに金兌換制を解除した「通貨」の意味が
解って書いているように思えません。
そこら辺の経済記者の飛ばし記事と一緒ですよ。
ま、O前K一も同様のことを真顔で書いている
金融ユダヤの手先であるフルブライターですが。
なぜ三橋某の話が納得できるのか不明ですが、そういう人に限って、また、人に向かって勉強しろなどと言うようですね。
馬鹿話もいい加減にしてもらいたいもんです。困るのは子どもの世代なのに。
もし本当に国債でいくらでも賄えるのであれば、極端な話、税金を取る必要などないのではないでしょうか?
>>自国通貨建ての国債であれば、いくら国債を発行しようとも破綻することはありません。実際に、自国通貨建ての国債で破綻した国はありません。したがって、無制限に国債を発行しても問題(破綻)は無いと言うことになります。しかし、一定期間に大量の国債を発行し過ぎればインフレなどの問題が起こります。つまり、自国通貨建ての国債の絶対額に限界は無いですが、発行スピードには限界があることを意味しています。なので、税収を超えるほどの国債発行は無理があり、その分は税金で補うしかないと思われます。
これは以前のやり取りですが、面白いですね。税収を超えるほどの国債発行は無理ってことは2年連続で国債発行が税収を上回るという報道は間違いということなのでしょうか。当時は文意を掴みにくくて混乱しました。この理屈だと例えば歳出90兆、税収40兆、国債50兆を仮に歳出90兆、税収10兆だと、国債は10兆以下しか発行できないことになるのですが残りはどうしたらいいんでしょうね。また、残りを税金で補う必要があるというのもわかりませんでした。税収と税金は別ということだったのでしょうか・・・
貯蓄と消費の概念を混同しておられるのではないでしょうか。ストックとフローの概念も微妙だと思います。稲作をしているとします。収穫(所得)して食べて(消費)残った分(貯蓄)を来年の収穫のために蒔きます(投資)。貯蓄(または投資)が消費に入れ替わっただけで今期のGDPには±0、来期のGDPには−です。
えっ?・・・お前、頭大丈夫か?
どうも。・・・どちらの通りすがりさんかと思いました。なので、なんらかのコテハンのほうが好感が持てます。
でも少し脇が甘いようですよ、日本語的には「は」が抜けてます。
>貯蓄(または投資)が消費に入れ替わっただけで「は」今期のGDPには±0、来期のGDPには−です。
喰っちまったら、何も残りませんから、来期は借りなくてはなりませんよね。
しかし、「はぁ?」さんはあんまりです。お若い人でしょうか?そんな物言いでやっていけるか心配です。
もうひとつ、
いくつか前のコメントも同じ「通りすがり」さんだとして言いますが、歳出額を固定するところは無理です。ない袖は振れない、が正しいと思います。
財政法4条の精神は非常に重要です。
赤字国債はあくまで緊急避難的なものであるべきで、常態化するなら、たとえ国債と税の割合が1対1でもその財政はすでに終わっています。
このとき、踏み倒すことを前提にした借金など成立しませんから、誰に借りたかなどどうでもいいことです。
逆に短期的には倍数の多寡などどうでもいいのです。歳出の8割を国債で賄っても、国がなくなる、あるいは飢饉で国民が全滅するような危機をしのげるならそれは正しいと思います。
今はそのレベルの危機なのかが問われなくてはいけません。ろくに生産しないで贅沢したい人の生活を維持するために将来世代の労働を食い物にすることは全く正当化出来ないと思います。
>>ひとつ、国債は無制限に発行しても問題ないという方々に聞きたいのですが、
これは以前のBoa Fieldさんのコメントで、
>>自国通貨建ての国債であれば、いくら国債を発行しようとも破綻することはありません。
こちらは相手の方のコメントです。
誤解を与えたかもしれませんが、僕はBoa Fieldさんの意見に近いです。
国債をいくらでも発行できると言っているのに税収を超える発行は駄目という人がいたのでどういう意味だろうと説明を試みてみました。
>>赤字国債はあくまで緊急避難的なものであるべきで、
そうですね。
彼らは国債を常に発行して当たり前と思ってますよね。普通はその逆なんですが。それに国債を税金で償還した国はないとも言っています。
マスコミ憎しが勢い余ってマスコミの言う事は何でも間違いと思うようになっているのではないでしょうか。
真実に目覚めた系の方は以前の考えを極端なまでに否定する傾向(攻撃性)があるように思います。遅れた考えをしている可哀想な人々(売国奴、または足を引っ張る人々)という風に見えるんでしょうね。
ひとつ、国債は無制限に発行しても問題ないという方々に聞きたいのですが、ではなんで税金をとる必要があるのでしょうか?
もし本当に国債でいくらでも賄えるのであれば、極端な話、税金を取る必要などないのではないでしょうか?
この問いに答えられる方はこのコメント欄には沢山おられるようなので、どうかご教示の方、よろしくお願いします。
Posted by Boa Field at 2010年01月30日 19:42
ってことに対する、議論して他と思うんだがどうなったんだ?
問題ない論者の方が「税金は必要」と言った時点で国債無制限論は破綻しているのですから、話はおわりです。
財政法第4条は将来世代に負担を被せる国債を財源にすることを禁止しております。国債を発行すると、少なくとも近未来にその時の社会のためには全く役に立たない増税は免れないのです。
アゴラでも本日投稿された記事で井上悦義さんが同様の議論を展開しております。藤沢数希さんや池田信夫さんもさんざん詳説しております。参考にしてください。
それこそ、経済学を勉強する人たちは物理学(=熱力学)も学ぶといいと思います。「お札」の量が保存するなどと説明されると、ちょっと困りますが、「お札」を、お札が代表しているところの「価値」に置き換えるとその他いろいろな熱的な概念が経済の概念と似ていることに気づきます。そこから学べるかどうかが重要ですが。
サイト付きで教えていただけるとありがたいです。
>>その話ならあちらに全部書いてあるので蒸し返すのはやめませんか?
わかりました。確かに話としては終わってますね。この件に関して議論の必要は無さそうです。他の人が疑問があるなら受け付けますが。
>>国債無制限論ってのはどなたが主張されているのですか?
以前takoさんという方がこちらのサイトにやってきて主張されていきました。
このサイトのコメントにて主張があっただけなんですね。解りました。ありがとうございます。
どれぐらい増えたらダメなの?
ミクロ経済学は直線的な経済モデルに対して、マクロ経済学は円環の経済モデルです。
破綻論の特徴は、国家経済をミクロ経済の視点で見ていることです。
国債と通貨は限りなくイコールの関係にあります。
違いは、国債がおいそれと換金できないことと利子がつくことです。これはインフレ防止のために作られたシステムなのです。また政府と日銀が分離しているのも矢張りインフレ防止にあります。
従って“インフレにならない限り”国債はいくらでも発行できます。
インフレになれば税収は自然増になります。その時に自ずと国債の発行も減らせます。
過度のインフレになったら金利を引き上げたり増税すればよいのです。
翻って今はデフレなのでインフレになるまで国債を発行することができるのです。寧ろ国債の発行額が少ないからこそ銀行にお金が蓄積しデフレになっているといえます。
どのようなデメリットがあるのでしょうか?あと、デメリットがあるならメリットもあると思うのですが、どのようなメリットがあるのでしょうか?
>>破綻論の特徴は、国家経済をミクロ経済の視点で見ていることです。
こう思っていると安心できるという事でしょうか?相手が勘違いしているのだから破綻はありえないみたいな。マクロという単語が免罪符になっているみたいですね。
>>利子がつくことです。これはインフレ防止のために作られたシステムなのです。
利子がつくので利子率引き上げたり出来る国債はインフレ防止のために作られたという意味でしょうか?マクロ関係なくなりましたね。国債は戦費調達のために発行されてきた長い歴史があります。インフレ防止論というのは最近の流行なのでしょうか?
>>インフレ防止にあります。従って“インフレにならない限り”国債はいくらでも発行できます。
ずいぶん論理が飛躍している気がしますが...
従って以降はすべて願望論(結局三橋論)ですよね。
>>インフレになれば税収は自然増になります。
当然利払いが増える事も歳出が名目で見て増える事も考慮してあるのでしょうね?
>>過度のインフレになったら金利を引き上げたり増税すればよいのです。
これまた経済を悪化させる事も考慮してあるのでしょうね?経済が良くなる前に過度のインフレになる可能性がある事も。インフレと好不況は一対一で対応するものではありませんよ。
>>翻って今はデフレなのでインフレになるまで国債を発行することができるのです。
今インフレで国債を発行している国がたくさんあるのにですか?インフレ国はデフレになるまで国債を発行できないということですか?
>>寧ろ国債の発行額が少ないからこそ銀行にお金が蓄積しデフレになっているといえます。
どうして日本だけ国債を大量に発行してもデフレなんですか?どんな罰ゲームですか?そもそもデフレなんですか?
ギリシャ見てれば十分分かるのではないでしょうか?ギリシャと日本は違うと主張されるのは結構ですが疲れるので無しです。
デメリットに触れたのは殆ど論じられる事がないためです。税収でいえば20年分以上に相当する債務を次の世代が払う事になります。利払いが激増する可能性があります。そのために他の予算を削られるかもしれません。民間の資金調達に悪影響を及ぼす可能性があります。子供手当ての予算ですらつかなかったのですから後は推して知るべしという事です。
ギリシャ見てれば十分分かるのではないでしょうか?ギリシャと日本は違うと主張されるのは結構ですが疲れるので無しです。
ギリシャと日本が違わないのであれば、どの辺が同じという事なのですか?
子供手当の予算が付かなかった原因は、国債にあると言うことでしょうか?もう少し詳しく教えていただけますか?
あと、メリットはないのでしょうか?
>こう思っていると安心できるという事でしょうか?相手が勘違いしているのだから破綻はありえないみたいな。マクロという単語が免罪符になっているみたいですね。
免罪符と言ってる時点でマクロ経済を勉強していないことがわかりますね。
簡単に言うとミクロ経済学では支出を減らし値上げすれば財政は好転するという考え方ですが、国家経済はマクロ経済なので、歳出の削減と増税は税収減の効果をもたらします。これは不景気下で緊縮財政と増税を行った橋本政権で証明されています。戦前の浜口政権でも同様のことが起きています。直近でいえば小泉政権でも起きています。
>当然利払いが増える事も歳出が名目で見て増える事も考慮してあるのでしょうね?
金利は借り手が多くなって初めて上昇します。
何故今国債が1%なんていう超低金利なのか考えたことはありませんか?金利が安いのは、民間にお金の借り手がいないからです。従って貸し手>借り手ならば金利は上昇しません。因みにデフレ下で政府が国債の発行を一切やめたら、預金者に対する利払いによって銀行がいくつか破綻することになるでしょう。
金利は貸し手と借り手、つまり需要と供給のバランスによって決定されます。
貸し手<借り手になっているならば既にインフレが始まっているので、国債の利払いよりも税収は増加している状態となっています。実際に小渕政権下で財政出動をしたら、翌年は税収が増えています。あとタンス預金の存在(40兆円程)もあるので金利が上がればタンス預金が銀行に行くことになり、それが利下げ圧力になります。
>子供手当ての予算ですらつかなかったのですから後は推して知るべしという事です。
子供手当の財源ができないのは当然です。
そもそも福祉や社会保障関連は、貯蓄性向が強く乗数効果が低いからです。
子供手当の消費性向は0.3と予想されていました。この場合、乗数効果は1.4にしかなりません。そしてアンケート調査によると36%しか消費に回されず残りが貯蓄となってしまいました。従って実際の乗数効果は1.56となりますのでほぼ予想通りの値になりました。
因みに公共工事等の場合の消費性向は0.7なので、そちらにに予算を回していれば乗数効果は3.3なりますので、名目GDPに対する効果は2倍違うことになります。つまり子供手当は税収が見込めず、公共工事等なら税収増が見込め且つ雇用増加、社会保障費の減額が見込めたはずなのです。
>今インフレで国債を発行している国がたくさんあるのにですか?インフレ国はデフレになるまで国債を発行できないということですか?
2〜4%のインフレであれば全く問題ありません。マイルドなインフレの範囲内であれば、国債を発行することはできます。(更にインフレは国債を減価していく効果もあります。)それを超えるようであれば、増税や政策金利の引き上げをして対処することができます。実際に今、中国等はそれをやっています。(中国の場合は、財政出動をやりすぎちゃった為、バブルが起きそれが崩壊する危機に立ってますがね。)
>どうして日本だけ国債を大量に発行してもデフレなんですか?どんな罰ゲームですか?そもそもデフレなんですか?
円高だからです。円高が莫大なデフレ圧力となって慢性的にデフレを加速しているからです。
よく「輸出増によって経済建て直しを図るべきだ。」という人がいますが、輸出増は円高を招きますので結局は元の木阿弥となります。従って内需拡大こそがデフレ解決の正解なのです。
>過度のインフレになる可能性がある事も。インフレと好不況は一対一で対応するものではありませんよ。
この心配は殆ど無いといっても過言ではないですね。理由は円高とデフレギャップの存在です。
そもそもインフレを伴わない好景気などありえません。
もう少し具体的にお願いします。見てれば分かると言われても・・・
>デメリットに触れたのは殆ど論じられる事がないためです。
国債発行に対するデメリットが論じられていないということはないでしょう。現に緊縮財政派といわれる方たちはデメリットを主張しているのではないでしょうか。
>税収でいえば20年分以上に相当する債務を次の世代が払う事になります。
意味が分からないのですが、20年分以上に相当する債務とはなんですか?いつ発行された国債のことですか、それを次世代がいつ払うのですか?我々は、昔の債務を現在払っているのですか?払っているのであれば、どのようにして、誰が、どれぐらい払っているのか教えていただけるとありがたいです。
>利払いが激増する可能性があります。
利払いが激増する原因を教えてください。
>そのために他の予算を削られるかもしれません。民間の資金調達に悪影響を及ぼす可能性があります。子供手当ての予算ですらつかなかったのですから後は推して知るべしという事です。
推して知るべしと投げられても困ります。民間の資金調達に悪影響が及ぼされるとこども手当の予算が付かないという理屈がよくわかりませんが・・・
こんなのミクロでもなんでもないですよ。
>>マクロ経済を勉強していないことがわかりますね。
RX7さんは大学で経済学を専攻なさったのですか?
>>国債の利払いよりも税収は増加している状態となっています。
逆になる可能性の方が高いでしょうと申しあげたのですが。財務省の後年度影響試算でもそのようになっています。債務残高>GDPだから当然です。
>>子供手当の財源ができないのは当然です。
それは他の方にしたコメントなのであまり割り込まないで欲しいのですが。子供手当ての消費性向が低いとのことですが印象では逆ですね。高いというレポートも見掛けました。それよりも消費性向の意味を間違えて理解しておられます。公共事業は最初はすべて使われたことになりますがその後は子供手当てなどと同様です。1/1-cとc/1-cの違いはそういう意味です。
乗数ですがそのような形式の乗数を信じている人はおりません。消費性向を0.8としますと乗数は5にもなりどうして不況になるのかも分からなくなるからです。単純に5兆円の支出があったとすると25兆円の効果があることになり、昨年の補正予算20兆円からしますと100兆円の効果となるはずですが、これほどの効果があるのならどうして未だにデフレだと騒ぐ人がいるのか説明がつきません。ローマーでも1.5程度でこの数字ですら強く批判を浴びました。
円高だからだそうですが、80年代は240円から120円になりましたがデフレではなかったですよね。
>>マイルドなインフレの範囲内であれば、国債を発行することはできます。
デフレの間は国債を無制限に発行できるという話との整合性は?
>>インフレ防止にあります。従って“インフレにならない限り”国債はいくらでも発行できます。
インフレ防止にあるのですよね?インフレ国に国債を発行する意味がないのではと申し上げたのですが。ところが現実には国債を発行している国がたくさんある。この事をどのように説明するのか質問しているのですが。
>>過度のインフレになったら金利を引き上げたり増税すればよいのです。
>経済が良くなる前に過度のインフレになる可能性がある事も。
>>この心配は殆ど無いといっても過言ではないですね。
ちょっと待ってください。この前後みたら分かりますが過度のインフレになったらと言い出したのはそちらですよ?それは置いておいて、殆どないというのは願望ですよね。不況下のインフレというのは結構ありふれた現象ですよ。だから新古典派総合は説明力を失っていったのです。そのありえない事が起きたのですから。
何故ですか?
>>意味が分からないのですが、20年分以上に相当する債務とはなんですか?
こちらも意味が分かりません。皮肉でなく本当に。
>>いつ発行された国債のことですか
ここ20年ぐらいでしょうか。
>>それを次世代がいつ払うのですか?
いずれです。
>>我々は、昔の債務を現在払っているのですか?
大して払ってないのではないでしょうか。
>>払っているのであれば、どのようにして、誰が、どれぐらい払っているのか
もし払っているのであれば、税金で、納税者が、増額分、になるだろうと思われます。
>>利払いが激増する原因を教えてください。
激増という表現が気に入らないのなら増加でも結構です。フィッシャー式により名目金利=実質金利+期待インフレ率です。実質金利一定とすると名目金利はインフレ期待と同率上昇します。
>>民間の資金調達に悪影響を及ぼす可能性があります。子供手当ての予算ですら
。の所で文章が切れています。前後のつながりはありません。
>>子供手当の予算が付かなかった原因は、国債にあると言うことでしょうか?
違います。財源を確保するのが大変だったという意味です。蛇足だったかもしれません。
>>あと、メリットはないのでしょうか?
今年度の歳出が90兆に対し税収が40兆だったので50兆分本来払うはずだった税金を払っていないことになります。単純にこれがメリットです。
財源を確保するのが大変だった原因は国債にあるという意味でしょうか?
昔の債務を今払っていないのであれば、国債が原因ではないのでは?
>インフレ期待と同率上昇します。
インフレにならなければ利率は上昇せずに国債を発行しても大丈夫なのですか?
今インフレ期待を持っている国は、国債を発行できないのですか?
>今年度の歳出が90兆に対し税収が40兆だったので50兆分本来払うはずだった税金を払っていないことになります。単純にこれがメリットです。
誰が、どこに払う税金ですか?なぜ払わなくてもいいんですか?
デメリットであると言われている次世代へのツケというのは、昔の国債に対しても言えると思うのですが、20年前に発行された国債のツケは、今の世代には関係ないのですか?なぜ大して払っていないのですか?
借金を毎年積み重ねているのに日本は破綻市内理由は何ですかね?
家計で考えたらとっくの昔に破綻していてもおかしくはないと思うのですが?
>財源を確保するのが大変だったという意味です。
>>財源を確保するのが大変だった原因は国債にあるという意味でしょうか?
この部分はあなたへの返答ではありませんよ?しかも、さもさんと重複しているではないですか。
>>インフレにならなければ利率は上昇せずに国債を発行しても大丈夫なのですか?今インフレ期待を持っている国は、国債を発行できないのですか?
どうしてですか?あなたは利払いが増えるかどうか聞いてきたんですよ?それにこの質問はRX7さんにして欲しいですね。
>>誰が、どこに払う税金ですか?なぜ払わなくてもいいんですか?
納税者が、国債保有者にです。払わなくていいと言ってません。10年債なら10年後に払う事になります。
>>昔の国債に対しても言えると思うのですが、
そうですね。昔は債務総額が大して多くなかったから大して払ってないと思ったのですがわかりにくかったでしょうか。
>>借金を毎年積み重ねているのに日本は破綻市内理由は何ですかね?家計で考えたらとっくの昔に破綻していてもおかしくはないと思うのですが?
破綻しないかどうかはともかく弊害がないと考える理由は何ですか?それとこの質問は堂々巡りです。
通りすがり101さんも分からないところには質問しているようですが?
>この部分はあなたへの返答ではありませんよ?しかも、さもさんと重複しているではないですか。
とくに、分けておらず、気になったもので質問させていただきました。申し訳ありません。でも、説明してもらえますか?
>どうしてですか?あなたは利払いが増えるかどうか聞いてきたんですよ?それにこの質問はRX7さんにして欲しいですね。
デメリットの一つに「利払いが激増する」があったので、インフレ期待がなく利払いが増えなければいいのかと思っただけですが?
>額が大して多くなかったから
何と比べてですか?絶対額のことですか?今は多すぎるという根拠はあるのですか?
>弊害がないと考える理由は何ですか?
弊害がないとはどこにも書いておりませんし、主張もしておりません。
デメリットだらけの国債発行をする政府はおかしいですね。国債発行をしなければいいとおもうのですが、国債発行をしない場合のメリット、デメリットは何でしょうかね?
>>子供手当の予算が付かなかった原因は、国債にあると言うことでしょうか?
>違います。財源を確保するのが大変だったという意味です。蛇足だったかもしれません。
で答えたつもりでしたが、この部分をデメリットと誤解させてしまったかもしれません。無用な混乱をさせてしまい申し訳ありません。
>>デメリットの一つに「利払いが激増する」があったので、インフレ期待がなく利払いが増えなければいいのかと思っただけですが?
このようにどうしてそのように思ったのか理由を書いていただけると有難いです。今の状態を維持できるかどうか分からないのであまり意味の無い疑問だと思います。維持できなかった場合の反動が大きくなります。
それと、利払い=利子率×債務残高ですよね。利子率一定でも債務残高が増えたらそれだけで利払いは増加します。現在の低い利子率でも利払い費は増加傾向にあります。
>>何と比べてですか?絶対額のことですか?今は多すぎるという根拠はあるのですか?
GDPに対してです。昔は20%ぐらいでしたので多くなかったと言ってもいいと思います。現在は200%ですので多いと思う目安になるのではないでしょうか。
>>国債発行をしない場合のメリット、デメリットは何でしょうかね?
国債を発行しないというのは無理でしょうね。政府もデメリットは理解していると思います。発行しない場合のデメリットは現在50兆円税金を支払うようになる事ではないでしょうか。
それと専門家ではありませんので回答できる範囲でなるべく回答したいと思いますが、それ以上の範囲はあまり期待しないで下さい。