3、4年前に「メディア規制法案」が遡上にあがったとき、確か筑紫哲也氏だったと思うのですが、「穏当な法案だったとしても、規制に対してメディアは過剰に配慮するので、権力批判ができなくなる」というようなことを言っていて、妙に納得したのを覚えています。
確かその時は、そういうメディアのお上に弱い性格を、「日本人の気質」かなんかに結びつけていたと思うのですが、今になってよく考えてみると、果たして理由はそれだけなのだろうか首をかしげざるを得ません。
ブログの世界などを巡ると、人気のサイトは決してエンターテイメント分野だけではなくて、政治的な内容のものがたくさんあります。アメリカやヨーロッパと比べてもその割合は変わりませんし、内容もそれぞれパンチが効いています。ネットは匿名だからという人もいるかもしれませんが、大メディアは匿名の代わりに名声というものを持っているわけですし、どうも説得力に欠けます。やはりこれは、日本人は欧米人と同じくらい小難しい議論が好きで、あらゆる権力に対する批判精神を持っており、メディアのお上への過剰な配慮は決して日本人特有の気質ではなく、別の所に理由があるのだと考えるのが妥当だと思います。
ではそれは何なのでしょうか?
ぼくはその理由は、「スポンサーへの配慮」だと考えています。ここで言うスポンサーとは、民放にコマーシャルを出すスポンサーだけを指すのではありません。NHKだろうと民放だろうと新聞だろうと、日本の大メディアの最大のスポンサーは「日本国」なのです。
NHKのスポンサーが国であることは、国がその権力で収入源を与えていることからして明らかです。しかし国がスポンサーになるということは、そういうわかりやすい直接的な方法だけではありません。法律で規制を作り、特定の集団に特権を与えることで収入が保証されるような、そういうスポンサーの形もあるのです。民放にとって一番大切なスポンサーは、トヨタでも松下でもなく、放送免許という金のなる木を提供している、日本国です。
そこまで大切な大スポンサーに配慮するのは人として当然のことです。というより、いくら配慮しないようにしたところで、自分の生命線を握っている人を気にしないなんて絶対に無理です。親の庇護を受けている子供と同じで、親がヤワだと思えばいい気になって反抗しますが、親が毅然とした態度を取りそうになると、とたんにびくびく。報道局の空気というのはまさにそんな感じでなのです。
さて、前回のエントリーではTBSの体質を批判しましたが、ではどうしたらTBSの歪んだ正義を健全な方向に変えられるのでしょうか?TBSの放送免許を剥奪しろという声も聞きます。しかしぼくは、それは現実的に不可能だし、万が一そういう方向に動いたとしても、逆効果だと思っています。
まず第一に、そういう動きになって一番得をするのは、偏向や詐欺を先導してきた確信犯たちです。国家の強大な力を見せつけて大衆の恐怖を煽るのに、これ以上の機会はありませんから。うまく行けばその反動で、これまで以上の権益を手にすることさえできるかもしれません。
第二に、そもそもそういうやり方で「放送免許の重み」を高めるのは、非常に危険です。「国家権力のマスメディア支配が強まるから」という短絡的な理由からではありません。NHKやBBCの例を見ればわかりますが、国家から強固な保護を受けた放送局は必ずしも国家の犬にはならず、むしろ軽薄な反権力に傾くものです。
甘やかせば甘やかすほど多くを求め、親への不満をふくらませる子供と同じことです。強力な権力に寄生している団体は、多くを得れば得るほど不満を募らせ、宿主を食い尽くして宿主とともに死滅するまで、その理不尽な要求をふくらませていくのです。
ですから、もし国がTBSに鉄拳を振るい、「いいか、おまえたちの親はオレであることを忘れるな!」と恫喝したりすれば、一時的にはメディアの横暴は下火になったように見えるかもしれませんが、ほとぼり冷めれば、これまで以上に有害な電波を飛ばすようになることは確実です。
というわけで、免許剥奪とかいう方向には、絶対に、進むべきではありません。TBSを始めとする日本のテレビ局に対する最大の鉄槌はその逆。放送免許を紙切れにすることによる既得権の無効化=放送事業の自由化しかありません。
以前も書いたことがありますが、仮に地上波、ないしはそれと同等の影響力を持つメディアが、現在のように片手の数ではなく、両手でも数え切れない数に増えれば、今あるテレビ局は、今と同等の大衆操作能力を保てなくなります。民放キー局にとっては、非現実的な免許停止よりも、放送免許の価値が下がることの方がずっと現実的で怖いのです。
もちろんそれだけに、彼らは既得権益撤廃の動きに頑強に反発します。そしてその反発は、恐らく正面から攻めても絶対に崩れません。
しかし幸い、情報産業は今最も変化している産業で、放送の完全デジタル化は目前に迫り、ネットとの融合も必至です。こういう状況の中、テレビ局は現在の利権を維持するだけではなく、そうした新しい分野に利権を拡大していかなければ、現在の影響力を維持できません。新しい利権を与えないことで、実質的に既得権益を形骸化できる今は、状況を変えるチャンスなのです。
テレビ局はいろいろな理由をつけてそれを阻もうとするでしょう。「不偏不党の精神が損なわれる」「公共放送としての義務が果たせない」「外国の資本が入ってくる」・・・。
どれもあながち嘘ではありません(ほとんどすでに起きてしまっていることですが)。しかし仮に「米帝」や「中共」の資本が入ってきたとしても、視聴者は今よりはっきりと放送局のバックにいる者を確認できてすっきりしますし、そうした局が偏った主張をすれば、それに強く異議を唱える局も出てくるはずです。視聴率第一主義が蔓延したとしても、やり過ぎて詐欺的な煽りをした局は、総務省に注意されて総務省に頭を下げるのではなく、信用失墜と経営不振という体罰を受けて、視聴者に頭を下げることになります。
そしてそんなことよりも、国から自立した責任ある大人のテレビ局が生まれれば、国民にどれだけプラスになるか計り知れません。そのときぼくたちは、タブーのない本当の権力批判を聞き、活性化した日本のテレビ文化は、報道だけでなくエンターテイメント分野でも、世界の中での位相を高める、かもしれません・・・。
ぼくはそんなテレビ局で働いてみたいと、切に思うのです。タフな環境になるでしょうけどね。それにしても、「報道のTBS」の名にかけて、TBSが「メディア自由化キャンペーン」でもやってくれないですかね。「放送の認可など国からもらうべきものではない!我々は、国から独立した真に自由な放送環境を求める!」とか言っちゃって。まあ無理だとは思いますけど。
もはや、ネタとして捉えていいんでしょうか?
マジレスすると、私もテレビ自由化には賛成です。理由はもちろんご主張とはだいぶ違います。
辞書&Webで調べて見ましたが「位相を高める」という表現の意味がどうしてもわかりませんでした。
お手数ですが、教えていただけないでしょうか?
こういうテレビ局は責任を何に依拠しているんでしょう。まさか地球市民とか?
日本のメディアが動きが取れないのはスポンサーを意識するから、というのは納得。ブログの動静から、日本人が特に政治に無関心であるわけではないという分析もなるほどと思いました。
現場の空気のようなものは私のような部外者には分かりにくいですが、このように書いていただけるとその一端を感じ取れます。
これからも楽しみに読ませていただきます。
>書いただけ損した気分なんですが。
ずいぶんですね、あなたは啓蒙でもしたかったのですか。傲慢さがにじみ出ていますよ。
>もはや、ネタとして捉えていいんでしょうか?
どの点がネタなのか、きちんと指摘しないと、ただの荒らしですよ。
>理由はもちろんご主張とはだいぶ違います。
理由を書いたらどうですか。
いちいち反応しないで、流すことを覚えた方がいいですよ。
oribeさん
インターネットテレビの普及で多くの放送局が視聴できるようになればよいですね。
「ここ極左だなー」とか「これはひどいニュース」だとかニヤニヤしながら見れるそんな時代になれば楽しいでしょうね。
じゃあ現実的な対処としては、政府としてもやはり中途半端な方法であっても(できれば免許取り消しで)何らかの制裁を加えるべきで、それと平行して中途半端ながらも自由化の方向を目指すしかないのではと思うのですが。
現状じゃ、「やり得」じゃないですか。まるで広域暴力団と同じ。
いつ更新されるのか気になっていただけに、嬉しい限りです。
ただ、今回の論は自分としてはいまひとつ納得できないところがあります。
マスメディアにはニュース以外にもコンテンツが存在します。
現状のまま自由化してしまえば、スポンサーの数が限られているだけに
ひとつの作品への投資額は減り、ただでさえレベルの低い日本のコンテンツが
さらなる惨状をみせることにもなりかねません。
仮に自由化をするなら、個人が番組のスポンサーとなり広く薄く資本を回収
できるような、広告代理店を含むあらゆる組織の再編をも視野にいれた論理が
必要になってくるのではないでしょうか。
なるほど、現在の状況を見ていて胸中にモヤッとした違和感や思考が言葉になった印象を受けました。
前回のエントリーでTBSの免許についてのURLを張りましたが、oribeさんのおっしゃるように非現実的な事です。免許剥奪ができるとは思っていません。(なくなると困る気に入りの番組がありますし。報道系じゃないですけど)
たぶん、URL元の方々も同じように剥奪を目的にしていないと思います。
ペナルティを課さないと歪みがひどくなるという認識でしたが、oribeさんの意見は正鵠を射ていると感じました。
意趣変えといわれてしまうかもしれませんが、HNKを例にされてしまうと納得せざるおえません。
oribeさんの主張とずれるかもしれませんが、簡潔に「民意に問う」という方法がよりよく、自然な形で人が求める情報が公開されるように思えました。
テレビに限らず、世情公開自由化が進めば、より活発な議論や意見交換が盛んになり、思考の切磋琢磨が可能となるので、期待したいところです。
“ウチの局がこんなになってしまった経緯” をお話しましょう。
(1)1960年代〜
テレビ放送が始まってまもなくの頃、放送中のちょっとした言葉づかいの問題 (例えば「朝鮮民主人民共和国」を“北朝鮮”と呼んでしまった、など)に対して、 朝鮮総連から会社及び経営幹部の自宅に対して脅迫に近い抗議行動が繰り返される。
抗議行動に対する「手打ち」として、採用枠に“在日枠”が密かに設けられる。
総連幹部の子弟を中心に入社試験無し(カタチだけの面接)での採用が毎年続く。
在日枠の密約を所轄官庁に対して内密にしてもらうよう局側から総連に 「お願い」をしてさらに弱みを握られるなど、素人のような甘い対応で身動きがとれなくなっていく。
(2)1970年代〜
政府を叩きさえすれば世論が喝采する狂った時代。
在日社員の「反日番組」を「権力に対するペンの戦い」「調査報道」と勘違いした経営幹部が 社内で在日を積極登用。「日本人社員と在日社員に昇進の差別があってはならない」 などと理想論を述べたのは良かったが、結果を見れば昇進差別をしなかったのは甘い 日本人幹部だで、課長、部長と昇進した在日社員は、帰化した在日二世を理不尽なまでに優遇する逆差別人事を徹底。 異を唱えた日本人社員は徹底的にマークされ、営業や総務など番組制作の第一線から退けられる。
(3)1980年代〜90年代
昇進した在日社員が主要な報道番組のプロデューサーや報道局長など、 決定的なポストを占める。某サヨク週刊誌の在日編集長(筑紫哲也)をキャスターに迎えた ニュース23の番組が学生時代に学生運動に没頭した団塊の世代の視聴者の支持により 高い視聴率を得る。
1989年の参議院議員選挙では「土井社会党」「マドンナブーム」を「消費税反対キャンペーン」
で徹底的に援護。
宇野総理のスキャンダルを連日報道し社会党党首を徹底して 「おたかさん」と呼ぶなど、あからさまな社会党支持。 社会党が地すべり的な勝利。「山が動いた」と感動の報道。
(4)1990年代〜2000年代
偏向報道、捏造報道、取材情報を特定の勢力に提供するなど、 報道機関として存在を否定されかねない不祥事が続発。
ウチと同様に「左翼的」と呼ばれる朝日新聞、系列のテレビ朝日が、 どちらかといえば「北京の意」を汲んだ報道が多く、その手法が良くも悪くも緻密で計算高い のに対して、ウチの場合、この時期に発生した数多くのトラブルは、ほとんどすべてが 朝鮮半島絡み。
不祥事の内容も、テロを実行した朝鮮カルトの手伝いをしたオウム事件を筆頭に、 粗雑で行き当たりばったり。
バブル崩壊以降の景気低迷で、ただでさえ厳しい広告収入 が、 「サラ金」と「パチンコ」に大きく依存。まさに、在日朝鮮人の資金で在日朝鮮人が 運営しているのがウチの放送局。
2005年以降は、もっと露骨なカタチで在日のスターを「作り上げる」ような番組制作が 為されると思う。
http://youmenipip.exblog.jp/3020572
TBSには行政指導が入る(入った?)ようで、署名運動の効果なのかしらと思っていましたけど、TBSはますます怨念を深くして、国民に祟ろうとするんですね・・・。
((((((((((`▽´;)ゾゾゾ。
>TBS窓際放送局社員の独り言
スゴイですね。こんなことがあったんだ。
とすると、TBSは被害者?
でももう既に怨霊に乗り移られて加害者になってるぽい。
そんな事書いたら、またTBS大好きな
neoちゃんがファビョッちゃうよw
なんせTBSは「自局も含めてメディア批判できる」放送局だそうだから(前記事コメント欄
参照)。
でも、731部隊報道の安倍官房長官のパネル挿入事件の謝罪の日にTBSラジオ聞いていて、荒川強啓の番組でも、「アクセス」でもまったくのスルーだったのはどうしたのかな。放送関係者なら意図的だとすぐにわかる事を、TBSの公式発表は「意図的ではない!」だもん。それを報道も批判もしないなんてね。1日中ラジオ聞いてるわけにもいかないし、きっと他の番組や次の日にでも
批判してたんだろうなぁ。TBS愛聴しているneoちゃん、どの番組でやってた?
劇的に良くなる!みたいな特効薬があれば
今すぐ服用すればいいだけの話ですしね。
そんな物事簡単にいかないのは
(oribeさん含め)
誰もが承知していることでしょう。
しかしこのままではいいはずがないという思いも又
誰もが共有するところでしょう。
そういう前提の下での話だと思います。
私的にはリーグ制のようなものを
無責任に提案してみます(^^;
年間のポイントで順位を争って、
上位の局にのみ全国放送の許可を与えます。
敗北した局は止波とまではいかないまでも
一年間CSで有料放送でもやっててもらいましょう。
うーむ、どこの局も異議を唱えない場合はどうしたらいいのでしょうか。
最近はネットのおかげで地方局の報道の様子も漏れ伝わってくるようになったのですが、時たま「キー局では緘口令が引かれているが、地方局ではけっこう好き勝手に報道している」という情報に出くわす事があります。首都圏に住んでいるがためにゆがんだ報道に接しているんじゃないか、と思うことがたびたびです。
また、逆に掲示板などを読んでいると
「なんでマスゴミは○×批判をしないんだ!バックに△■がいるからに違いない!」
「○×は批判されてるだろ!
参照URL1
参照URL2 etc」
「・・・・・」
みたいな会話をよく見かけますが、この場合最初の人はたぶん批判のボリュームや質に不満があるのだと思います。全体主義は困りますが、適正な報道って一体なんなのだろうと考えてしまいます。
一般市民とTV局の正社員になるような人達の意識の乖離もあるのでは。
電波がたった数社に何十年も独占されている状態はおかしいと思います。
第4の権力といわれ、好き放題偏向報道を繰り返しているのも、利権にどっぷりつかって権力と自由の上に胡坐をかいているのでしょう・・。
放送局の国籍条項も厳しくしてほしい・・
安全保障に関わることだと思います。
あとサブリミナルとかプランミングとか洗脳まがいの心理操作は、見つけ次第逮捕してくれませんかね?
T●Sは放送法に明確に違反してるから免許剥奪されるのが社会のルールってもんでしょ。
そんな局が今も深夜堂々北朝鮮の擁護報道垂れ流してオトガメナシなんて政府も業界も本当に無責任なことです。
北朝鮮に経済制裁するのと同時に、その宣伝部隊と化したT●Sにも報道制裁するのが当然じゃないですか。
先ずはおめでとう御座います(?!)
なにしろ余りに長い「沈黙」だったので色々あらぬ想像をしてしまいましたがw、お元気な様で何よりです。
いや、寧ろ以前よりメディア批判の切れ味が鋭くなってる様な感じを受けました。
この調子でこれからもズバッズバッとやっちゃってください!
やっぱり「中の人」の取り繕わない意見が聞けるのは色んな意味で貴重ですから。
何人かの方が書かれてますが、メディア内部が反日思想を持つ外国人に侵食されてる
実態が管理人さんのご意見の中にはすっぽり抜けているのが理解不能です。
まだ新聞以外のメディアが存在しなかった時代でさえ、「その国の新聞社一社を
我陣営に引き入れる事は、数個連隊をその国に常駐せしめるに等しい」と言われて
いるのに・・・今の日本には、敵対的な外国の部隊が何十個居ることやら・・・
まず最初に、これをナントかしないと、視聴率やスポンサー云々はその次でしょう!
「テレビと新聞」という日本で最も影響力の強いメディアが、互いに牽制し競い合う事が無い為に、偏向や捏造が容易にまかり通ってしまっている。
テレビにしろ新聞にしろ、質が悪く競争力のない企業には「退場」してもらい、テレビか新聞かどちらか一方に専念する新規参入企業が必要だと思う。
TBS・毎日新聞・朝日新聞の退場と、NHKの大手術が必要だと感じる今日この頃でおます。
マイナス面もあるでしょうが、TBSを見てるとその方が確かに今よりマシな状況かな。
それにしても、今のTV業界に自浄作用と言う言葉はカケラも無いですね…。
なんだかそんな事実はないような、行政指導が入ったというのはガセという話も聞きました。
署名運動は、免許剥奪を目指すのではなく、何日間かでも放送禁止にするなど、ペナルティを化さねばいけないということを訴えるためのものと思っています。
報道の自由という名のもとに捏造の自由をしているのが今のTBSだと思う人が多数いるからだと思います。テレビ局に抗議してもマニュアルを作成して聞き流せ的な対応しかしないTBSに捏造犯罪を明白にする方法は他にあるのでしょうかね。
交通違反を何度も犯せば免停になるように、放送法違反を繰り返す局は免許を剥奪するべきです。
屁理屈をこねくりまわした所でテレビ局だけ例外というのは許されません。
今回のエントリーを読んで、申し訳ないけれど、テレビ局の中の人ってやっぱりどっかずれてるんだなぁと思いました。
もう少し、危機意識を持ってもらいたいです。
「外国人が入り込んでるように見えない」とおっしゃいますが、国民から見ればそう見えるのですよ。そのくらい国民の考え方と乖離しているんです。今のテレビ局は。
そもそも「外国人が入り込んでる」ことが事実がどうか以前に、そんなふうにしか見えないほど、偏っていることがすでに問題だと思います。
テレビ局は右よりは慎重、左よりは通りやすい、これがすでにおかしいことです。勘違いされているようですが、それ、普通の国のマスコミじゃありませんよ?
飛行機は右の翼、左の翼が均衡でなければまっすぐ飛べないのですよ。
左の翼が大きな飛行機なんですよ、今のテレビ局は。中の人はやや左が大きい・・・かな?くらいのつもりでも、長い間飛び続けていれば歪んだ翼はトンデモナイ所に行ってしまうんですよ。下から見るともうひどく中道から外れているんですよ。中の人とは違って、離れた場所からはよく見えるもんです。
そういう危機意識を中の人こそ持っていただきたいです。
ちなみにネットは尾翼だと某掲示板で言われていました。
揚力に関係しないが、なければダッチロールを起こす。なるほどなぁと。
今やネットという尾翼はこの国の生命線になりました。
なくなれば近い未来墜落するでしょう。
末端ではありますが、
メディアで働く者のひとりとして、
記事に賛同します。
自己宣伝で恐縮ですが、
私は現場で糊口をしのぎつつも、
自分の作品を作り、発表し、
それを金に換えることを試みています。
TVメディアに対する私なりの
作り手側からの戦いです。
自主制作「をにぐも〜むしけらな日々〜」
という作品を
おととしの九月から今年の二月まで
ヤフーの動画で配信しました。
まったく無名のアニメーション監督が作った作品にもかかわらず、
アクセス数はトータルで75000余になりました。
これが意味するところをかみ締めながら、
今、次回作を製作中です。
そういう人間も居るということを
知っていただければ幸いです。
HP http://www.geocities.jp/oyunam/
ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/oyunam