問題のコラムは、フォーブスの編集者であるマイケル・ノア氏の「キャリアウーマンとは結婚するな」。以下そのコラムを概訳してみましたので、何が問題なのか考えてみてください。
キャリアウーマンとは結婚するな
社会学者の意見では、女性と仕事と結婚はうまくミックスしない
社会学者の意見では、女性と仕事と結婚はうまくミックスしない
男たちよ、どんな女性と結婚してもいいが、仕事を持った女性とだけは結婚してはいけない。
なぜかって?多くの社会学者を信用するなら、険しい結婚生活を送ることになるからだ。そもそも結婚生活は難しいものだが、最近の調査結果によれば、仕事を持つ女性はより離婚しやすく、浮気しやすく、子供を作らず、子供を作れば作ったでより不満を持つ傾向が高いのだ。
多くの男性は、特に成功した男性は、知的で自立した女性に惹かれる。そしてそうしたタイプの女性はキャリアウーマンに多く見られる。そこには何の問題もない。ただ結婚となると話しは別。端的に言えば、成功した女性であればあるほど、あなたに不満を持つようになるのだ。
安定した結婚生活を営むにはいろいろな要因が絡んでくる。両親の婚姻状況(離婚した両親の子供は離婚率が極めて高い)、結婚した年齢、人種、宗教、そして資産。だから幸せな結婚生活を送っているキャリアウーマンはたくさんいる。ただ、仕事を持つ女性は、仕事を持たない女性に比べて幸せな結婚を送りにくく、問題はそこなのだ。
話しを進める前に「仕事を持つ女性」の定義をしておく。ここで言う仕事を持つ女性とは、大学レベル以上の高学歴で、家の外で週に35時間以上働いていて、年収は3万ドルを超える女性のことだ。
さまざまな調査結果を信じるのであれば、そうした女性との結婚はトラブルの元だ。彼女たちは、仕事を辞めて家庭に入ると不満を持ち(マリッジ・アンド・ファミリー2003年)、夫よりも収入が高いと不満を持ち(ソーシャル・フォーブス2006年)、夫よりも収入が低いと不満を持つ(マリッジ・アンド・ファミリー2001年)。あなたは病気にかかりやすくなり(アメリカン・ジャーナル・オブ・ソシオロジー)、家も汚くなる(インスティテュート・フォー・ソーシャル・リサーチ)。
こうした現象にはさまざまな要因が複雑に絡んでくるが、その大筋は経済学と少しの常識で説明できる。古典経済学の観点から見ると、結婚はある面「分業」の実践であり、伝統的に男性は家の外で収入を得るという「市場分野」に従事し、女性は家事や子育てなど「非市場分野」に従事してきた。男女の役割は交換してもかまわないが、こうした労働は必ず誰かによってなされなければならない。ノーベル賞経済学者のゲリー・S・ベッカーによれば、結婚生活における分業が損なわれれば ー 例えば夫婦がともに仕事を持てば ー 必要な労働がなされないことから二人にとっての結婚の価値は下がり、離婚につながりやすいという。各種調査の結果は、こうした見方を裏付けていると言える。
ジョン・H・ジョンソン博士の調査によれば、性差により、労働時間と離婚確率の関係は大きく違う。女性の場合労働時間の増加にともない離婚率は上昇するが、男性の労働時間の増加はほとんど離婚に影響がない。「どちらか片方が働く場合より、夫婦共働きの場合に離婚するケースがずっと多い」ともジョンソン博士は述べている。
結婚生活の障害となる仕事の副作用としては、浮気の問題もある。家の外で働く配偶者は、あなたよりも魅力的な人と会う確率が高い。「仕事場は自分のパートナー候補を見つけ、長い時間を共に過ごす場となる」(ジャーナル・オブ・マリタル・アンド・ファミリー・セラピー誌)。
それだけではない、高学歴の人が婚外交渉を持つ確率が高いことは、多くの資料が指摘している(大卒者の浮気の確率は、高卒者の1.75倍におよぶ)。加えて、年収3万ドル以上の人は、より浮気する可能性が高い。
そして浮気が元で離婚すると、いよいよ問題は深刻になる。離婚は、アルコール中毒、鬱病、自殺と相関性が高い。癌、心臓発作、性病と離婚の関連を示す資料もある。さらに離婚は経済的な打撃となる。ジャーナル・オブ・ソシオロジー誌に掲載された論文によれば、離婚により、両者の資産は77パーセントまで下降するという。
しかし独身でいればいいというものではない。安定した結婚生活は個人の「幸せ」を超えた利益をもたらすからだ。「社会学者は結婚の利益について何を知っているのか?(2004年)」と題する論文は、結婚は子供の生育にプラスで、高収入をもたらすとし、満たされた結婚生活と健康、長寿の関連を指摘している。
最後に注意。これは社会学の調査一般に言えることだが、相関関係と因果関係を混同してはいけない。要するに、独身の人より結婚している人の方が健康だからと言って、結婚が健康の原因とは言えないということだ。もともと健康な人が、結婚する傾向が高いとも言えるのだから。
なお、オリジナルのコラムには、今は掲載されていない「キャリアウーマンを避ける9つの理由」というスライドショーがついていて、「キャリアウーマンと結婚したくても結婚しにくい」「結婚すると離婚しやすい」「彼女は浮気しやすい」等、その根拠となる社会学の調査結果が紹介されていました。
ここからはぼくの意見。このコラムを書いた人はすごく頭が切れると思います。このコラムでは、スライドショーを含めて、女性を蔑視する人がいかにも口にしそうな主張を、嫌みなほど徹底して学術的な調査結果を基に論じています。そしてその挙げ句、「社会学の調査結果を見るときは、相関関係と因果関係を混同してはいけない」。最高です。
社会学的調査の相関関係と因果関係を混同して、自分に都合良く論を進めるのは、政治的問題にコミットしている学者によく見られる傾向です。だからこのコラムは一種のパロディなのです。フェミニスト(この言葉は近い将来差別用語に認定されると思います)の常套手段で、フェミニストと正反対の主張をしてみせたというわけです。
このコラムに怒っているサイトなどをいくつか巡ってみたのですが、著者を差別主義者と決めつけて、かなり感情的です。彼があげた調査結果に対する批判などはほとんど見られません。しかしもちろんそうそうした調査結果を基に全く逆の結論を導き出すのは簡単で、そうなればいよいよ著者の思う壺。一部の理系を除く学問など、所詮その程度のものなのです。
ところでぼくは、知的で自立していると思って今のカミさんと付き合い、そのまま結婚してろくな家庭が築けず、完全に尻に敷かれて冴えない人生を歩んでおります。
確かにお見事な内容ですけど・・・
ただあまり拘り過ぎたら結婚自体できないなんて本末転倒な事にもなるようなw
でもまあ確かにキャリアウーマンが相手だと苦労するでしょうね。職場の先輩も苦労してるみたいですし(ぉぃ
結婚云々以前に出会いがほしいですよ・・・
私には、とてもパロディに見えないんですけど…。原文だと、もっと皮肉な感じなんでしょうか?素直に「女性は家庭に入った方がいいよ」という話に見えました。
それがいいか、悪いかはその人の価値観によるでしょうが。
もし書いた方が、皮肉で書いているのなら、ちょっと高度すぎてわかりにくいのではないか、と思います。
私もこれを書いた人は切れ者って感じがします。
タイトルにある「社会学」という単語を見た瞬間にニヤニヤしないといけない記事でしょうね。
で、最後のくだりで、やっぱりなとなるって感じでしょうか。
社会学といえば、有名ですが
「スタンダード 反社会学講座」
http://mazzan.at.infoseek.co.jp/
こちらなんかも面白いですよ。
私は最近のいき過ぎフェミニズムはあんまり好きではないのですが、こちらの方もうーん、て感じがします。
データを明確に示して考察して結論を示す、てとても大事な事だと思うのですが、このコラムを書いた人も上野千鶴子もそこばかりに目がいき過ぎて、「情」という一番大事な部分を全く置き去りにしてる気がするんです。
人との付き合いってエゴのぶつかり合いだから、それを社会学、なんて学問で解決できるものならば、フェミニズムや男尊女卑がこんなに蔓延しているはずがない。
男と女の中は一筋縄ではいかないから面白いものを。
俺らがいるじゃないか
やっぱり、寅さんの様に 惚れちゃうてのはこう胸が熱くなるんだぃ。
でいこうとと思いました。
件のコラムの背景と言うか裏にある意図の様な物は正直良く解らないのですが、素直に読んでも「ま、こう云う意見もアリだろうな」と言う程度の感想しか出て来ないのですが・・・こう云う物にギャーギャー騒ぐ連中って何なんでしょうね・・・。
そして最後の節にに一言、「それもまた人生」
だって「多くの社会学者を信用するなら」という前提だしね。
結婚形態によって、浮気し易いとか、不健康になり易いとか、
そんなハッキリした傾向があるもんなんですかねえ。。。
ただ、そう言えば、僕も何かの科学雑誌で、両親の結婚形態と子供の犯罪傾向の相関を長期間に渡って追跡調査したレポートを見たことがありますが、非常に明確な結果が出ていました。なんと驚くべきことに、ホモセクシャルの両親から生まれた子供が犯罪者になった例は皆無なのだそうです。これだけなら偶然で片付けられるのかも知れませんが、レズビアンの両親の場合も同様とのこと。即ち、結果的に犯罪者になったのは、全て異性間結婚で生まれた子供なのです。
これには何か我々人類には計り知れない理由があるのかも知れませんね。。。
ちょっとあからさますぎですが、お見事です(笑)。
>>oribeさん
遅ればせながら復活お待ちしておりました。
また刺激的な記事を楽しみにしております。
米国ではよくある手法なんでしょうか。
「多くの社会学者」の反応を知りたいものです。
ある食べ物が身体にいいという話はよく聞きますが、アメリカの調査結果
によれば、パンは危険な食べ物だということがわかりました。
パン食が増えている日本も他人事ではありません!
その驚愕の事実をご紹介します。
1)犯罪者の98%はパンを食べている
2)パンを日常的に食べて育った子供の約半数は、
テストが平均点以下である
3)暴力的犯罪の90%は、
パンを食べてから24時間以内に起きている
4)パンは中毒症状を引き起こす。被験者に最初はパンと水を与え、
後に水だけを与える実験をすると、2日もしないうちにパンを
異常にほしがる
5)新生児にパンを与えると、のどをつまらせて苦しがる
6)18世紀、どの家も各自でパンを焼いていた頃、
平均寿命は50歳だった
7)パンを食べるアメリカ人のほとんどは、
重大な科学的事実と無意味な統計の区別がつかない
↑コレ思い出しました(笑
統計的処理をして「親和性が強い」「相関性が高い」「有意な差がある」と結論付けられても、結婚なんて事柄は機会とエモーションのものですから・・・。
個別具体的にあなた自身はどうなのかと。
こんなこと(結婚)は考えるより行動するもんなんでしょうね。
サッカー雑誌などに載っている、翻訳が必要なライターが書く皮肉記事と非常に似てたので。
そういったわけで、著者は切れ者というか、よく「向こう側」に最後まで引きずられないで書ききってるな、と関心というか感動?しました。
社会でも、会社でも、家庭でも、リーダーは一人のほうがよい。リードする人が2人以上いると空中分解します。リーダーは夫でも、妻でもどちらでもよいのです。ただ、「男は妻や家族を守るもの」という本能のようなものがあるので、主導権を持ちたいと思うのは動物的な感覚かもしれませんね。でも、夫や家族を守り、食べさせてくれる女性がいたら、私はそのほうがいいですね。究極の夫(紐)です(笑)
でも、上野千鶴子さんやタレントの遥ようこさんは、ごめんですね。我が家も、日常生活の決断は妻まかせです。ただし、未来に影響を及ぼすであろう決定は私がしているような気がします。当然妻も同意ですが(笑)
いつも鋭い視点と切り口でブログを書かれていて、楽しみにしています。しばらく休まれていたようですが、復活されたので嬉しいです。
日本でも地域ごとに夫婦のあり方が違うような気がする。
北陸のF県では、共「稼ぎ」の家が多い。それはかつて「共稼ぎ」じゃないと生活が苦しいということもあったのであろう。また冠婚葬祭に関わる支出も結構多い地域だ。当然現在も共「働き」は多い。しかし、それで離婚が他県より多いとは思わない。
地元の小学生や中学生の女の子の意識も高校や大学を出て働くことがあたりまえだと考えている子が多いように思う。
高卒も大卒も専門学校卒もこの時代あまり意味がない。大卒でも誰でもできるような仕事しかしてない子もいるし、高卒でもバリバリ仕事をしている子もいる。
その中で「キャリアウーマン」と言われる人どのくらいいるかは、分からない。もっとも「キャリアウーマン」の詳しい定義もわからないが…。
そういえば、宇野重吉さんだったかな?、「上州は「かかあ天下(でんか)」と言われているが、Fも「かかあ天下」だけれども、越前女はそれを表にあらわさない」というようなことを言っていた。
家では家計をしっかり握っていて、旦那には働け働けと愛のムチをうち、外にあってはしっかり旦那を立てる。
…雑感です。
日本も個人主義が暴走気味なのでそろそろこの手の話が「理解できる」社会になるのかもしれませんが。
結果、結論に囚われると他の要素を見失う・・・反省する事しきりです。
私が就職した頃は男女雇用機会均等法が施行されてまだあまり年月が経っていない頃で「これからは女性も総合職でバリバリ働く時代」と言われ、クラスメートは皆そのような職種を目指しました。
あれから十数年、仕事、妻、母を両立させていく難しさは少しも改善されていないように思います。一時期「働く妻VS専業主婦」の酷いTV討論とか流行りましたね・・・
こういった言い回しが挑発的になるという感覚は日本人には分りづらいですが。
フォーブスとか読んでる米ホワイトカラー層のフェミ事情やキャリアウーマン観が
気になります。
日本のブログでも、朝日の物言いを真似して正反対の主張をしてますけど、面白いですよね。
お前らのやり方はわかってるんだぞって感じが心地良いですw
妻の尻にしかれるくらいが平和ですよ
所詮男は女の下僕
同感です。一般的にどうなのか統計を取ったわけではないですが、日常生活のあれこれに関しては男性よりも女性の方がこだわりを持っているように感じます。こだわりがある人と「どっちでもいい」と思っている人が争えば、主導権を握るのはこだわりがある人でしょう。日常生活の細かいことにまでこだわる神経質な男性が一家の主だと家の中がピリピリして居心地悪そうです。
仕事もない、職歴も学歴もないかつ子供がいる女性は離婚できずに、現状維持な反面、仕事を持つ女性は離婚が選択しやすいってだけではないでしょうか、、、。
きまじめな反論を併記することで、余計にコラムの皮肉がひきたってるように思います。
それにしてもこのコラム、ほんと突っ込み所満載ですな。
>はにえさん
どういうふうに皮肉なのかは、oribeさんの訳を1段落ずつ読んでそれぞれ突っ込みを入れていったら何となく感じられるかもしれません。
たとえば、職場では魅力的な異性に出会う可能性が多いってあったら、男性もそうやん!とかね。
個人的には「年収3万ドル以上の人は、より浮気する可能性が高い」というのに、どうやって調査してん!って突っ込みたいかなあ。
↓ちなみに原文の1行目です。その後もずっとこんな感じ。
思わず噴きそうになりました。
>> Guys: a word of advice. Marry pretty women or ugly ones. Short ones or tall ones. Blondes or brunettes. Just, whatever you do, don't marry a woman with a career.
しかし、相関関係と因果関係を混同し自分に都合良く論を進める「世の社会学者の手法」、そのものを実演してパロディにしているとすれば、とてもcoolですね。でも、そのことに気がつく人はすごいな。私ゃわかりませんでしたよ。
「あらまた男性が理屈をこねまわしてるけど、キャリアを持つ女性の魅力に負けたって認めたくないのね」みたいな。
「私たちは結婚したとき、『大きな決断は夫がして、小さな決断は妻がする』という役割分担をすることにしました。この取り決めはとてもうまくいきましたが、人生を振り返って思うのは、大きな決断が必要な場面がまったくなかったということです」 by アインシュタイン
ナイスコメントですね!
oribeさんのブログはコメント欄も充実していて、いつも最後まで読ませていただいてます。
いえ、マスコミの世論調査全般が不安ですw
よく緊急世論調査!、とか銘打ってたかだか百人かそこらに電話でアンケートを取って、その結果だけでこれが世論だ!!!、とマスコミは臆面も無く紙面や番組で発表してますけど、お前らそんな適当なもので世論をミスリードしようとするなと小一時間(ry
http://mric.tanaka.md/2006/07/31/vol_21.html#more
一部引用
かつて女性は自分の伴侶として頼りがいのある男性を選ぶと考えられていた。しかし、近ごろは優しい男性を選ぶ傾向があるようである。果たしてそうであろうか。最近、アメリカの研究者がこの問題に関して一連の研究を行い、興味ある結果を報告しているのでご紹介したい※。
「ここはアメリカ 英語で注文を」
(中略)店主のジョセフ・ベント氏(66)はイタリア移民3世。たった6ドルの所持金でサンドイッチ作りを始めて成功し、全米の著名人も訪れるフィラデルフィアの名所になった。ベント氏は看板を掲げた動機を「共通語は英語だ。英語を勉強せずに米国で成功するのは困難だ」と語る。移民差別との反対論に対しては「英語で注文できるように助けている。客を拒否したことはなく差別には当たらない」と強調する。
看板は、注文窓口に目立たない形で掲げられている。このため当初は話題にもならず、上下院での移民法改正論議が盛り上がった今年6月、全米の主要メディアが一斉に報じた。「不法移民の教育費などに米国は巨額の財政支出を強いられている」と不法移民の一掃を主張し、店員にも不法移民は一切雇わない。
「言論の自由の侵害だ」との反発も強く、地元の中南米系移民団体は会員にスペイン語で注文させ、拒否されれば法廷闘争に持ち込む構えを見せている。フィラデルフィア人間関係委員会は6月、人種差別の疑いがあるとして調査に入った。(後略)
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20060831ddm007030133000c.html
http://www.foxnews.com/story/0,2933,198757,00.html
大騒ぎになる理由がさっぱり分りません。
「○○人お断り」ならともかく。
この件でなにか興味深い続報等ありましたら、貴ブログで紹介してもらえないでしょうか。
記事はともかく、自分の奥さんを悪く言うのは頂けないなあ。。。
>データを明確に示して考察して結論を示す、てとても大事な事だと思うのですが、このコラムを書いた人も上野千鶴子もそこばかりに目がいき過ぎて、「
上野千鶴子はデータも論拠も明確に示さずに、情だけで論を進めてばかりですけど・・・
>ばみりさん
最後の奥さんへの言及はoribeさんのおのろけですよ。
上のwh氏の体験談と似ていますが、僕も米国のあるマイナースポーツ誌の日本語版の読者で、あちらの方の書くこの種の皮肉やジョークの型に少し慣れていたので、読むうちにだんだん「んー? ああ。あーいうのか」と感じた次第です。ボケッと読んでいた始めのころは「この人"保守派"なんだねえ」くらいにしか思いませんでした。
(*´∀`*)テヘヘ
いつも楽しく読ませていただいています。
今回は統計のトリックについての話題ですね。
統計のトリックは市民団体が良く使うテクニックです。
マイケル・ノア氏はoribeサンがいうように頭が切れる人だと思います。
統計は同じ結果から違う解釈を導き出せる、だから統計結果と社会的事象との相関は慎重に判断しなければならないとノア氏は言いたいのでしょう。
しかし、フェミニストばかりをばかにしてはいられません。
日本のマスコミも同じ手段を良く使いますから。
特に、最近は見なくなりましたが、一時期、性格と血液型を結びつける番組がはやりました。
しかも、もっともらしく独自に調査した統計付きです。
どうだ、統計でもこう出ているぞ、血液型は性格と関係あるんだと言いたげでしたが、統計学的には統計自体が全く価値のないものでした。
本当に統計というのは、うまく使えば有用だが、悪用すればこれほど危険なものはありませんね。
仕事ができる女性にも、色々タイプがある。仕事ができる=誠実であったり、仕事ができる=思いやりがあると言える女性もある。
男性も女性もどういう価値観で、何が一番大事か考えてることによって相性も変わってくるでしょう。それは人にもよるから、なんとも言えません。男女関係には一般論から外れることはいっぱいあるだろうし、あって当たり前だわな。世界60億人のうち、性格がたった2種類しかなかったら恐いわい。
むしろなるほどそう来たかと笑いました。
差別だと怒る女性もいそうですが。
たしかに頭の切れる方です。
ある種の皮肉であることは間違いなく、こういった文章の手段をパロディとして扱えるという事はなかなか勇気のある方かと。
まあ、内容について個人的に言わせてもらえば、夫の稼ぎが当てにできれば私だって働きたくないよ、という感じなのですがね…。
一部フェミニストのやり口を真似る事で、反論すればフェミニスト側の論が自分の口から出た反論で理論的に瓦解するというパラドックスが存在するのを楽しむコラムです。
また、社会学が基本的にフェミニズム寄りになりがちであるのも、笑う所だと思います。
自分達が使ってきたもの全てが敵になる、という構図なんですね。
統計の解釈のあり方等は、牽強付会してきた人達に自分の方がデータを読めていると客観的な証拠を残す為の先手で、そこまで本質では内容な気もしますし、そもそも内容的に本当かどうかも、本人意外と気にしてないと思います(笑)
低劣な煽り記事として)物なので、知らない人は「ああまたあの手のアホ記事か」でスルーしそうな
雰囲気はありますね。
ZAKZAKとかZAKZAKとかZAKZAKとかその辺の事ですが。
結婚するということは、(本来は)子供が欲しいから(=いい子供に育つ家庭が欲しいから)するのが正しいと思います。
「好きだから」または「愛しているから」といった一過性の(さ細な)理由による結婚が、その主たる行動の原理になっている社会的な勘違いや、洗脳が、冷静に修正されないと、わが国の社会の崩壊が止まらないと思います。子供の欲しくない人や、出来ない人は一緒に住んで愛を育むだけで満足すべきです、その方がきっと幸せです。
子供とはいうまでもなく自分の細胞から生まれるDNAを受け継ぐ唯一、無二の存在です、そしてその子は何世代にも亘って受け継いできた祖先のDNAをも次の時代に運んでくれるのです、子孫が存在する限り死は死でなく、単なるバトンタッチなのです。
自分の子供がいる喜びは、分からない人も多いと思いますが、どんなに貧乏でも、連れ合いをそれ程好きでなくても、おつりが来るほど様々な幸福感を簡単にもたらしてくれます。私も恥ずかしながら子供が出来て初めて解りました。
子供は女の人しか生めません、またちゃんと育てるには絶対女性の手が必要です、男はちょっとした補助しか出来ません。
これ以上子供を産まないとか、産みたくても産めない人を増やさないように多くの人が考えるべきだと思います。
これ、男女逆なら「そのとおり!」て意見ばかりになりそうですが。
ここの読者は奴隷のカエル男が多いからこんな流れになるのでしょうか
私は尻にひかれる奴隷人生はごめんです