テレビの前で議論しても残る 橋下市政への違和感
文章だけ読むと、なるほどねーという感じですが、あの番組を見た人なら、呆れてしまうはずです。それほどまでにあの番組の、精神科医の香山リカさんを含む反橋下派の人たちは、ひどいものでした。ぼくはもともと、橋下氏にも維新の会にもあまり関心がなかったのですが、あの番組を見てよくわかりました。彼が推進する大阪都構想は、非常に説得力のある構想です。
「朝生」は、決して橋下氏をもちあげるような構成ではありませんでした。しかし結果として、ぼくのような「橋下しろうと」にも、彼の考えと行動を納得させてくれるほどに、橋下氏のワンマンショーでした。普通は政治家の話など、いかに説得力があろうと眠たくなるものです。でも、あの番組はとてもおもしろく、わかりやすく、彼の主張と魅力を伝えていました。
おもしろくてわかりやすい、などというと、反橋下派の人たちは、「だから彼は危険なのだ」と叫ぶに違いありません。でも、そうではないのです。生活からニュースワイドショーを極力排除しているぼくは、ネットで得られる記事を通じて、これまで橋下氏を、信念の政治家として好意的な印象を抱く一方で、キャッチーで甘い言葉を振りまくポピュリストのようにイメージしていました。しかし、あの番組を見てわかったのは、彼は特別おもしろくも、キャッチーでもないということでした。
確かに彼はプレゼン上手です。しかし彼のプレゼンは、たとえばかつての田中真紀子氏のように、ひたすら聴衆の感情に訴えて集団ヒステリーを煽る類のものではありませんし、スティーブ・ジョブスのような、カリスマで酔わせるタイプでもありません。ただひたすら理路整然としている、それに尽きるのです。
しかし彼のプレゼンは、スカっとします。その理由は、彼自身にあるのではありません。彼の敵、精神科医の香山リカさんのような人たちにあるのです。
いわば橋下劇場というのはプロレスのようなものです。反橋下派が「ヒャーッ!」とか「シャーッ!」とか雄叫びをあげながら、妙に仰々しい技で襲いかかるのを橋下氏に軽くいなされ、自爆して果てながらも、「フハハハハ!今日のところは見逃してやる。だが、第二、第三の反橋下派がお前の前に立ちふさがるだろう!」と捨て台詞をはくのが無性におもしろく、橋下氏のヒーローぶりを際だたせるのです。
だから、彼らが口にする「ハシズム」という現象の本質は、橋下氏のやり方でも、橋下氏を支持する世の中にあるのでもありません。「ハシズム」の本質は、理路整然として明晰なだけの橋下氏に震え上がり、そのくせドヤ顔で駄々をこねるしかできない反橋下軍団の歪みぶり、知的破産ぶりにあるのです。
冒頭にあげたエッセイで、精神科医の香山リカさんは、橋下氏が改革の末にどんな理想を描いているのか、それが示されないことに異議をとなえています。しかし彼女は、「朝生」でそのことを強く追及しませんでしたし、これまでもそれは、彼女の橋下批判の核心的な理由ではなかったはずです。ようするに彼女は、橋下氏への違和感、嫌悪感が先にあって、後付けでその理由をこねくりまわしているのです。
「朝生」を見ながら、ぼくは反橋下派の核心的動機を探ろうとしましたが、揚げ足取りばかりで結局最後までよくわかりませんでした。彼らは、橋下氏を嫌悪する理由を明確に述べることができず、むしろそれを避けているようにさえ見えました。なぜ彼らは橋下氏を嫌悪するのか?そしてその嫌悪の理由をうまく言語化できないのか?あるいは意図的にそれを避けているのか?心理学的にとても興味深いテーマだと思います。
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今回の件に関しては自分も同じように感じています。大阪の住人じゃないので橋下氏に対して「我が強い人だな・・・」ぐらいにしか思っていませんでしたが、反橋下氏の意見は個人攻撃のみで今後大阪をどうしたいのかなど行政に関して何も意見が無い状態。これじゃ既得権益を守るために反対しているようにしか見えないよなぁ。
この状態じゃ橋下氏を応援したくなるよねw
まさにoribeさんの感想のような印象を流布するために、マスコミが仕込んだものだからではないですか。
その意味では、マスコミの印象操作はまんまと成功したわけですw
橋下氏を批判しているのは、左翼系ばかりではなく多くの保守系の論客もいますが、それらの人と基本政策や思想をめぐって正面から討論してしまったのでは、橋下氏の化けの皮がはがれ、oribeさんのように「構造改革よ!再び」を喚起することもできず、マスコミとしても大事な駒を失ってしまいますからねw
言ってることは、欧米のバブルに支えられながらも大した結果を出せなかった小泉、竹中構造改革と代わり映えしないんだな。
世界的不況の中で橋下改革を国レベルでやると、かなり酷いことになりそうなので国政には口をださないでいただきたい。
自治体レベルなら効果あるかもしれないからかまわないけどね。
kojitakenさんという方のブログによく出入りしているsuterakusoという者です。
oribeさんのように、今の閉塞感を打開する熱意・ビジョンを持つという理由で橋下氏を支持する方にお尋ねしたいのですが、政治主導の強力な政策ということで想起されるのが、シンガポールです。oribeさんのような方から見て、今の日本に、シンガポールのような強力で多少強引な政治主導は望ましいと考えますか?
なお、kojitakenさんのブログのことをご存知なら私の立場もある程度ご推察いただけると思いますが、私は今、この質問から論争や非難を始めるつもりはありません。
突然、不躾なコメントですみませんが、よろしければお答えくださいませ。
私も朝生をみました。橋下さんが現在大阪市に対して行おうとしている改革は概ね正しいのだろうと思いますし、市民府民が賛成したことでありますので。
ただ、国政について、たとえば、道州制や、日本を替えるなどという提案については、大阪の人以外の賛同を得たわけでもないのに、飛躍しすぎであると危険にかんじます。なぜ日本が中央集権国家になったのかの安全保障上の検討もないままに、さまざまな思惑の人々が、国政にまで影響を及ぼそうとしていることについては違和感を覚えます。もっと冷静でメリットとデメリットをきちんと整理した政治・選挙をやってもらいたいですしそういう議論の深化をこそ、まず望みます。
ただ、国政について、たとえば、道州制や、日本を替えるなどという提案については、大阪の人以外の賛同を得たわけでもないのに、飛躍しすぎであると危険にかんじます。なぜ日本が中央集権国家になったのかの安全保障上の検討もないままに、さまざまな思惑の人々が、国政にまで影響を及ぼそうとしていることについては違和感を覚えます。もっと冷静でメリットとデメリットをきちんと整理した政治・選挙をやってもらいたいですしそういう議論の深化をこそ、まず望みます。
プロレスで思想をお勉強()ですか。
で俺もハシズムしろうとなんですが
橋下の主張ってなんですか? わかりやすいって言うぐらい理解できたんでしょ?
あとついでにリカとかいうヤツの主張もザッとお願い。
そこらへんがゼンゼン書かれてないから なんかよーわからん 「自己満足ポエム」になってますがなw