それにしても、ぼくはこのブログで特別なインサイダー情報を流しているわけではありません。スクープでもありません。海外のブログやらフォーラムを回って、そこで見つけた声を拾い、それにぼくの考えを付け足しているだけです。それでこれだけの反響があるというのは、逆に言えば、この現象それ自体、大メディアの流す情報の偏りを示す証拠だと思います。
メディアの使命というのは、何も人々が求める情報を与えることではありません。認めたくない事実を提示しなければならない時もあります。しかしそれにしても、ぼくはこの急激なアクセス増加と、みなさんから寄せられたコメントに、「情報への飢え」を感じずにいられません。これだけ情報産業が発達した日本で、ある種の情報が決定的に欠如しているのです。
日本はいわば、たちの悪いクラスメートから、「みんなお前はおかしいと言ってる」と吹き込まれ、自分は誰からも理解されないと思いこんでいる真面目で努力家な学生のようなものです。劣等感や疎外感は、時に人生を切り開くエネルギーになります。しかし、行き過ぎた自己処罰は人格をゆがめ、精神の病を誘発します。
「ぼくは誰からも愛されていない。誰もぼくのことをわかってくれない・・・。でも、ぼくは成績いいんだぞ。そうだ、悪いのはぼくじゃなくてまわりのやつらなんだ。間違ってるのはぼくを理解できないまわりの人間なんだ!」
朝日新聞を始めとする大メディアの主張ばかり浴びていると、こういう卑屈でゆがんだ性格になりかねません。そんな人間に未来はありません。そして、誰がそんな人間を愛し、友達になろうとするでしょうか?人は、自信に溢れて颯爽として光り輝く人間に惹かれるのです。
日本人の善悪、美醜の判断は、何ら特殊なものではなく、世界の文明人のスタンダードです。日本人がおかしいと感じることは、アメリカ人だろうとヨーロッパ人だろうとおかしいと感じるのです。もしそれでアジアの魂を捨てたことになるのなら、そんな不合理で未開の魂に何の価値があるのでしょうか?
PS
コメント欄でいただいたアドバイスに従って、ブログランキングに登録してみました。どんなものなのかまだ良くわかりませんが、記事がお気に召しましたら、クリックしてみてください。みなさま本当に、こんなブログにお越しいただきありがとうございます。今後も、萎縮せずにマイペースで更新していくつもりですので、よろしくお願いします。
いろいろブログを眺めてたら、辿りつきました。
海外メディアの紹介もさることながら、文章の切口が鋭く、4月分から一気に全部読んでしまい、勢い、TBもつけてしまいました。
今後の更新も楽しみに待ってます(^^
東シナ海のガス田問題が大きく取り上げられるようになったあたりからようやく何かおかしいと思い始めたのですが、もし既存のメディアのみを頼っていたら永久に『犯罪者』の子孫のままだったと思います。ドイツの現状を知ることができたのは、とてもためになりました。oribeさんには感謝しています。これからも楽しみにしています。
数日前からこのBlogを一目見て、お気に入りにいれました。
このBlogに人が集まるのは、やはり一般の日本人は外国語を読むのが苦手だし、ましてや外国語で発信することがなかなかできないからなんでしょうかね。(私がそうなんですが(^^;)
いつかもっと精度の高い翻訳サイトができれば、自分もoribe様のように楽しむことができるのに、などと他力本願なことを夢想してしまう今日この頃です。(^^;
これからも、日本を取り巻く状況に対しての、海外の興味深い報道や、それに対する海外でのblogなどを楽しみに覗きにきます。
ではでは(^^
おっしゃる通りです。情報に飢え、少しでも真実に近づきたいと思ってネットを周回しております。
しかし悲しいことに、数ある人気ブログの多くにひどい差別用語が見られ、気分が悪くなります。読みたいのはこちらにあるような客観的かつ国際感覚に耐えうる情報であって、「チョンは全員市ね」だの「支那」だのを情報発信者が憚りなく書き込んでいるのを見ると慄然とします。
ですからこちらにたどりつけたことは、大きな喜びとなりました。
oeibeさまの情報選択眼とクリアな表現、これからも楽しみにさせていただきますね。応援しています。
また、言葉狩りもありましたし。
http://blog.goo.ne.jp/pochisensei/e/11d2472b7d96e28a19ad1e79647c0db3
我が国のマスメディアによる自主規制の枠の外側のからの情報を欲して止まないでしょうね。
微力ながらブログランキングに投票しました。
もっともっと、このブログが注目されるようになると、この国も風通しがよくなるのでは。
「支那」は蔑称ではありませんよ。
以前、石原都知事が「支那」と発言して問題になったとき、中国政府が蔑称ではないことを認めています。
嫌がる人がいるから使うな、という人もいますが、それは個人対個人の場合であって、不特定多数の人に向けてコメントする場合には当てはまりません。
巷ではネオコン、コンサバ、リベラルこれこれと言われていますが、私はそれ以前の問題があると思います。はっきり言うと、共和党も民主党も「同じ穴の狢」だと思っています。アメリカという国の成立ちを考えると、両党とも左翼思想の舞台にあるわけですから。
アメリカの保守にしても、それはあくまで「古い西洋」から解放される流れから来たわけで、少なくとも日・英・西欧でいう伝統に基ずく保守思想とは皆無です。伝統を因襲と見なし、解放で成立ってるのがアメリカです。悲しいかな、伝統なき保守はありえません。アメリカは伝統不在であり、よって土着な神話や民話もありません。どこかに国の話を求めるなら聖書にしか選択肢がないでしょう。それを補うかたちで、解放のためにいかに戦ったかなどの英雄談も「勝者の歴史」として広告よろしく国内外で流布されているわけです。
それから、日本国内に目を向けると、右はアメリカ、左は中露と仲良くやれば日本は安泰だと多くの人が思っているのは危ういと思います。もし米中露が共謀を組めばどうなるのでしょう。
冷戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争、これらは皆、米中露の「代理戦争」でした。舵取り次第で、日本がまさかの戦場になることは将来十分にありえます。
ネオコン、リベラル、コンサバなど、どれが日本の味方か敵かで一喜一憂してる暇は我々国民にはないと思います。どれも期待しないほうがいいのではないでしょうか。米中露を包括に左翼思想群と構え、対処していくべきだと思います。
「支那」という言葉に、もともと侮蔑の意味はなかったのですね。ひとつ勉強させていただきました。ありがとうございました。
(自分でも調べてみて、経緯がよく理解できました)
http://kan-chan.stbbs.net/word/pc/sina.html
あと、先のコメントでoribeさまのお名前をタイプミスしてしまいました。
まことに申し訳ありませんでした。
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頑張ってください
皆さん、コメントされている通り
必要以上な言葉も感情も入っていなくて、
心に染み入るように情報を得る事が出来ました。
そして、文章の構成力に脱帽です。
ブログの性格上、一個人の思考感情の吐露、
となってしまうのが多いと思うのですが、
oribeさんの文章には、アナウンス性を感じます。
余計なものは入れず、必要な情報のエッセンスを
分かりやすく構成だてて、しかも完結に…。
それでありながら、退屈するどころか、
次々興味をそそられて先へ進みたくなる。
私も、一気に4月まで全部読んじゃいました。
oribeさんがアンカーを務めるニュース番組が
出来たらいいのにって、心の底から思いました。
これからも楽しみにしています!
これからも頑張ってくださいね。
良心的でとてもすばらしいブログですね。
日本だけでなく外国人のブログを引用していただくと説得力が違います。
英語が苦手な自分にはとても助かります。
これからも寄らせていただきます!
エキサイト翻訳、実用に耐えると思う。
http://www.excite.co.jp/world/
こちらのブログでoribeさんが述べられていることに非常に共感しました。
実際、多面的なものの見方をしないと、本質に迫ることは出来ないと思います。
拙ブログでもこちらを紹介させていただきました(TBさせていただきますね)。
今後ともよろしくお願いします。
極東は知りませんが、ほかの国では日本に好意的です。
反日デモがあっても、逆にそれは官製デモなことも伝えらてれてしまいます。
中国が他民族を抱え込んでいるのに、日本が悪いとは言うのは矛盾します。
日本の自衛隊が頑張っているので誇りに思います。
いやあ、すごいですね。
新着のランキングを、見ていたらここを発見しました。
上でコメントしておられるyasukichiさんのブログから来ました。
私は海外のメディア事情には非常に疎いので、いい記事をたくさん紹介していただいて正直ホッとしています。中韓の反日プロパガンダに負けて日本はずっと誤解されたままなのか、と外務省の無為無策にあきらめを感じかけていたところでしたので。
また海外のプロガ−との連携などにも非常に可能性を感じます。これからのご活躍を期待しております。
まぁまぁできると思います!
お願いします!
レスありがとうございます。
エキサイト翻訳は、英>日で使ってます。
でもNAVERの韓>日の翻訳感覚でいうと、まだまだかなぁ、と思います。
言語的に違いが多すぎるのかもしれませんね。(^^
(まあKの国の言葉は、併合時代のおかげで、日本語と対象化しやすいので、機械翻訳しやすいのかもしれませんね。w)
とにかく、ありがとうございます。(^^
当方のブログで、そちらの「中国は日本を叱る立場にない」のエントリーを紹介させていただきました。
そして今回のエントリーもまさに、現在の日本の立場を簡潔な例えで言い表していて(「周囲からお前は嫌われている」と悪友に吹き込まれている、マジメな努力家)、感服しております。
私は自分をいわゆる「転向保守」だと自覚していまして、それゆえ、『なんとかして日本のことを貶めようとしている勢力』らの活動をネットやマスコミで見聞きするたびにムカっ腹が立つのですが、そういった勢力に対抗しようとするブログが日本でも不特定多数の人達によって多く立ちあげられつつある状況を見ると、この国の将来も捨てたものではないな、と思わされてもおります。
ああ、なるほど。文法、語彙など近しさがあるのですか。
じつは自分の文を英訳するのにしか、使ってませんでした。だから、訳後の文章がこなれた言葉遣いなのかどうかわかってない。
日本語訳を見れば技術水準が掴めるわけですね。
アクセス上位のブログための弊害が、多々生じている生じているとと推察しますが、蒙を開かれた日本人がそれ以上に多数いると信じております。