ぼく自身正直ここまでとは予想していませんでしたが、よく考えてみれば当然なのかもしれません。
伝統的価値観を政府の力で守り、その一方で自由な経済活動を求めるのか?それとも多様な価値観を容認し、政府による大企業の活動抑制と、弱者保護を求めるのか?
そのどちらかかと問われれば、日本人の大多数は左側に区分されるはずです。また日本にはアメリカのようなリバタニアン的伝統は稀薄ですし、ヨーロッパほど大きな政府を指向する性癖もありません。というわけで、真ん中のちょっとリベラルあたりに多く集まるのは、ごく自然な結果です。
クイズの結果はあくまでアメリカンスタンダードな分類ですし、質問が日本の実情にそぐわない面もややあるかもしれません。しかし、あなたはこういう政治的傾向を持つと提示されて、本人もそこそこ納得するということは、決して的はずれな診断でないことの証だと思います。
では「リベラル」に分類されたみなさんを「ウヨク」扱いする人たちは一体何なんでしょうか?
恐らくそういう人たちがこのクイズをやれば、共産党員は別にして、結果はやはり「リベラル」が多くなるのではと想像します。つまり、彼らと「ウヨク」を分けるのはこのクイズが想定していない別の要因によるものだと思います。
その差は、中国、韓国に対する態度にあると考える方も多いと思いますが、事はそんなにローカルな問題ではありません。
「サヨクはなぜサヨクなのか?」という疑問は、実は日本だけでなく、アメリカの「ウヨク」も共有しています。いわゆるネオコンとレッテルを貼られる人たちをはじめ、ここ数年アメリカで多く見られる、民主党支持から共和党支持に乗り換えた人たちは、よくこう嘆きます。「私はリベラルなのに、今の民主党は私が支持した昔の民主党ではない。今の民主党はおかしな集団に乗っ取られてしまった!」
社会学的、心理学的にその答えを見つけようとする試みは多くの人によってなされているものの、決定的な解釈はまだありません。日本、アメリカ、そしてヨーロッパにも見られる「サヨク」という潮流は一体何なのか?その現象をさまざまな側面から検証しようというのは、このブログの大きなテーマのひとつです。
いずれにしても、「世界一小さな政治クイズ」でリベラルに分類されたみなさんは、もしウヨクと罵られたら、「私はリベラルだ。おかしいのはそっちだ!」と声を大にして堂々と訴えてください。本来のリベラルとは、いわゆる「サヨク」とは全然違う種族なのです。
どうやら(建て前上「公正中立」な)彼らにとって、自分たちの正体を言い表す『左翼』という単語はタブーとなっているようで‥‥
右翼というなら左もいるし、右傾化するなら左傾化することもあるのに、そんな言葉まるで聞きませんね。その事実が、何よりも明らかに既存メディアの偏向ぶりを表していると思います。
ウヨク≒革新
サヨク≒保守
なんだもんwww
確かに耳にすることは少ないです。
印象操作のために、左翼→人権・平和・反戦・市民団体
と言い換えるようになってきたのでしょうか。
日本的には右翼でも。
左と右を分けるセンターの位置が全然ズレてるんだろうな。
右翼団体という言葉はありますが、左翼団体という言葉はありません。少なくともマスコミ用語としては。
証拠
右翼団体 をGoogle Newsで検索
http://news.google.com/news?q=%22%E5%8F%B3%E7%BF%BC%E5%9B%A3%E4%BD%93%22&hl=ja&lr=&c2coff=1&sa=N&tab=wn
左翼団体 をGoogle Newsで検索
http://news.google.com/news?q=%22%E5%B7%A6%E7%BF%BC%E5%9B%A3%E4%BD%93%22&hl=ja&lr=&c2coff=1&sa=N&tab=wn
「今の民主党は昔の民主党ではない。今の民主党はおかしな集団に乗っ取られてしまった!」
「今の共和党は昔の共和党ではない。今の共和党はおかしな大統領に乗っ取られてしまった!」
「今の自民党は昔の自民党ではない。今の自民党はおかしな首相に乗っ取られてしまった!」
この中で解答はどれでしょうか?最大の問題は答えが一つとは限らないと言う事です。全てが誤りであり、あるいは全てが正解である可能性もあります。
芸術の世界においては真実は一つのみです。それは「美しさ」です。しかし政治の世界において真実は政権の数程存在します。政治の世界に一つの真実を求める事は政治と芸術をごっちゃにしていることに他なりません。政治への「ロマン」の注入です。
政治に「ロマン」を持ち込む程危険な事はありません。画家崩れのヒットラーが壮大な第三帝国を夢見、大虐殺を繰り返し滅んで行ったことは正に象徴的です。
また神の王国を築き上げるという壮大な「ロマン」を売り物にしたブッシュさんが「現実」に手痛い仕打ちを受けています。果たしてブッシュさんがこの命題に対するアンチテーゼになり得るか、解答が出るのはそれほど遠い未来の事ではないような気がします。
>anionさん
その偏向ぶりの根っこにあるイデオロギーを巧妙に隠蔽して‥‥
>印象操作のために、左翼→人権・平和・反戦・市民団体
>と言い換えるようになってきた
‥‥付け加えるならば、フェミニズム、エコロジー、ヒーリング、ニューエイジ、etc‥‥
メディア業界とリンクして、これらムーヴメントの裏で確信犯としての「彼ら」がネコ被って君臨してたりして。
>深淵さん
>左翼団体という言葉はありません。
なるほど。よーするに「市民」ですからねw
韓国の日本大使館の前に集まって、日本の国旗を破いたり燃やしたりして
日本に抗議している人々の事を、「市民団体」と性懲りもなく
報道する事がある日本のマスコミは狂ってると思います。
経済の価値観では
右=新自由市場経済主義(経済左派)
左=秩序ある競争と福祉(経済右派)
「自分の国を愛している」「自分の国が嫌い」という、理屈じゃなくてすごく感情的な対立軸があることがこの混乱の原因だと思うのですが、いかがでしょうか。
欧米の右派は、軍事力を国益のために使おうと考える。欧米の左派はたとえ国益であっても軍事力の行使は反対。PKOなど国連の平和維持活動なら賛成。(つまり、日本の右派が欧米の左派に当たる)
日本の右派とは、国益であっても軍事力の行使には反対。PKOや地域の平和維持。外国軍の侵略に対し後方支援なら良いと考える。
では、日本の左派は?
非武装中立。軍事力を持つことさえ許せない。PKO活動も反対。
欧米の対立軸は軍事力の存在を認めた上で国益の為にどう使うかの対立。
日本の対立軸はそもそも軍事力を持つことすら認めるか否かいう。
日本の左派は欧米から見れば空想的な非武装論をいう無政府主義者、極左、論評すら値しないだろう。
そもそもいっさい義務をおう気がないし。
百姓一揆的な政治意識しかないんでしょう。
>日本の右派とは、国益であっても軍事力の行使には反対。PKOや地域の平和維持。外国軍の侵略に対して後方支援なら良いと考える。
軍事に関して日本の右派は欧米の左派と同じになるんですか。私も国益のための軍事力行使には大反対です。せいぜい国連の平和維持活動までです。
一番シンプルな軸は、それだろね。
評価できるか、できないか。
「改善しろ、諦めるな、手を抜くな」 と後押しするか、
「世の中ちっとも良くならない、政治家も国民もバカばかりだ」 と、ただ嘆くだけに終わるか。
その差だと思う。
今回自民を支持した者の多くは 「民主頑張れ」 と思ってる。
両者が競い合い、質を高めて日本を良くしてくれないと困るのよね。
もちろん、みんな分かってますよ。
その長さと冗長さで。
不満な点があれば、普通は現実とのバランスを取りながら最良の道を選択するように考えるものなのだけれど、彼らはまず現実無視の近視眼的な脳内にパラダイスを描いてそれを宗教勧誘のごとく押し付けるって風に見えます。大変頑固で思い込みが激しく幼稚であると。自分の脳内パラダイスを破壊するような事実は彼らにとって捏造に変換されてるようですし。感情的で宗教的で幼稚な論理を持ち、だだっ子のパワーを持つ者、それが日本のサヨク。と今の所は思ってます。
保守と思ってたのにリベラルと指摘されたものです
いつも興味を持って読ませてもらってます
>ちゅうさん
その意見について最近すごくそう思っています。
日本の左翼は外国のそれに比べて母国を愛してないな、と。
愛してもいないものに国のことをとやかく言われるのは迷惑なんですよね、まったく・・
自分で守らず他人から与えられるべき人権、と
現在たまたま与えられている平和
を根強く信じている人たちですよね。
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話は変わりますが、
先日亡くなった後藤田さんて、皆さんどう思われますか?
http://www.ranking-king.jp/Cgi-bin/viewbbs.asp?BBSID=318
こちらの投票は、当初は賛成派と批判派がもっと票数が近かったんですが、現在では4倍以上離れています。批判派の罵倒するような態度はどうかと思うし、賛成派にもそれなりに資料を調べている人もいる。しかし賛成派の意見は最後には
・行動する事が大事(やらない善よりやる偽善)
・善意でした行為を批判すべきではない
に帰結してしまう。
つまり、偽善であろうと効果が疑問視されていようと、「善」に見える行動に対してネガティブな態度を取るべきではないと言う事なんですよね・・・
この手の人達は普段の生活でもそういう行動をしているのだろうか?
> ホワイト信者って野良猫のエサやりをやめられない人に似てると思う。
>避妊手術もしてないネコにエサをやると、どんどんノラが増えるし
>近所にも迷惑だよ、って言っても聞きやしないし、飼うわけでもない。
>可哀想な誰かに少し施ししてる?自分に陶酔して、かえって状況を悪化
>させるかもとか、他人を巻き込む事になるかも、という考えは全くない。
某所で見かけて言い得て妙だなと思った書き込みですが、何か共通の心理的飢餓感でも抱えているのでしょうか?
小学校の頃から「日本の憲法は世界に誇る素晴らしい平和憲法」と習い、「顔の見えない国」と揶揄されながらも、ある意味お花畑な環境で育った日本人がサヨク的な思想に囚われ易いのはなんとなく分かります。
でも欧米にもその潮流があるのは本当に不思議ですね。隙あらば他国を出し抜いてやろうとする先進国の謀にうんざりした反動とか・・・すごく複合的な原因があるんでしょうけど。
ホワイトバンド運動にしても「貧困をなくそう」というスローガンに反対する人は極少数でしょう。サヨクが狼少年になってしまい、彼らが口を開けばハナから聞く耳を持たれない社会もそれはそれで困ります。現実を見据えた方向にシフトしていって欲しいんですが。
江戸期の百姓にちょっと失礼かも。
百姓達は秩序有る社会を望み
義務も権利もわきまえており
統治者が慣習と幕法にをないがしろにして
圧制を行ったときのみ一揆を起こしたかと。
後藤田氏については骨の髄からの警察官僚だと思います。
戦中に軍官僚の下に置かれた警察官僚としての恨みが、発想と行動のすべてを支配していると私はみています。
ですが、それらの基本に法治主義があります。
ところが、「サヨク」は人治を好みますから、基本が違うのだと思います。
その根底にあるものは自国を嫌悪する感情。
戦中を否定したいが為に、日本の体制に繋がるあらゆる物を「悪」と看做してしまっている。
タチが悪いのは、それに「義務否定」までくっつけてしまった所です。学生運動の影響なのでしょうか?
日本の「サヨク」はこの様に「自国否定」「義務否定」を立脚点にしてると思えます。
そんな彼らにしてみれば、「自国賛美」や「義務」に通じるものは全て「ウヨク」的な物に見えるのではないのでしょうか?
自民マンセーなわけじゃない。
私は右翼でしょうか?
「地獄への道は善意で舗装されている」
カール・マルクス著『資本論』(1867)です
日本のサヨクは諸外国の左翼と同じじゃないですね言えば特定サヨクですか
彼らの狙いは中国の属国になって自分が共産党の幹部になることですから
それは「行動」を評価するか、「結果」を評価するかの差なのでしょうね。
日本のサヨクや欧米の左派に共通するのは、例え効果がはっきりして無くても、悪い影響が出る可能性があっても、とりあえず理想を目指して行動することが大事であるという考え方だと思います。
一方、それについていけない人たちの考え方は、良い結果が出なければ行動しても意味がないという考え方だと思います。
ただ、前者のような人は日本の右派や構造改革派にもいるので、前者が左派だけの特徴であるとも言えないのですが。
結果を評価しながら最適解まで漸進するのが「保守」の行動パターンで、
解(理想)を計算してそこへ一気に飛ぶのが「革新」の行動パターンと思います。
日本社会は基本的に極めて性能のよい前者です。
しかし、前者には局所最適化してしまったり環境の変化速度に付いていけない
という問題があります。(幕末や失われた 10年などがそうだと思います。)
一方、後者には計算した理想が正しいかどうか分からないという問題や
変化が急なので犠牲が大きくなるという問題があります。
従って、両者の切替えが重要で、それが可能なのが二大政党政の効能の一つ
だと思います。
「サヨク」の場合は、後者の中でも理想が無限遠にあるのではないでしょうか。
本来、環境の変化により計算される理想も違ってくるはずなのですが、
計算を放棄して理念のみで理想を考えているのだと思います。
「原理主義」といっても良いかもしれません。
なるほど、無限遠とはうまい例えですね。言い換えれば達成不可能な目標ということですね。
目標までの距離が有限ならば、漸進するにせよ一気に飛ぶにせよ、現状から目標まで至るための方法を計算すれば良いわけですが、目標が無限遠だと現状を把握することも目標に至る方法を計算することも無意味ですから、ひたすら無限遠の目標に向かってダッシュし続けることになるのでしょうね。
Baatarismさんのおっしゃるような人は戦前の日本の軍人や官僚、戦後の全共闘世代にいっぱいいそうな感じですね。そういえば戦前は右翼が「革新」とよばれてましたっけ。日本人は戦前の歴史の総括ができていないと批判する知識人が全共闘世代だったりすると、「あんた達は自分達の総括ができてるの?」って聞きたくなってしまう。
1930年代の日本は左右問わず共産主義の方法論に大きな影響を受けてました。全共闘は言わずもがなでしょう。だからどちらもそのルーツは共産主義ですね。w
現状を否定して一気に無限遠の理想を目指そうとするやり方は、共産主義が否定された後も様々な分野で生き残っているのでしょう。
ガチガチのリベラルの人から見れば、自分より右側にいる人は全てウヨクに思えるのでは。
日本をどこの国も侵略しようとしない、っていうのはアメリカの産み出した恐怖の均衡のおかげで。
私も信じていた訳だけど。^^;
同様に政府は国民を犠牲にして企業を最優先している、というのも、60年代なんかの公害が極端に悪化したような頃には事実だったと思うんです。
でも、企業に抑制をかける行政の肥大が現在は問題になっている。
結局は時代なのかな? とちょっと思ってしまうんですね。私は。
少なくとも、民主党が「リベラル」路線に転向したのはニューディーラーに乗っ取られてからだったと認識しているのですが・・・・
そう、米国内では日系市民に対して「ガス室」(最近疑問符が付く様ですが)以外、ナチがユダヤ人にやったのとそっくり同じ事を行い、戦時中、日本に原爆を落として生体実験を行い、戦後の日本で公職追放によって空いたポストに釈放した政治犯(ようするに共産主義者)を据えて、日本中の神社を焼き払おうとした、あの連中の事です。
そもそも奴隷解放をめぐって分裂した民主党が「リベラル」ってのは、よく考えたら変ですよねぇ・・・・。
そろそろもっともらしく聞こえる一般論以外のコメントを見てみたいものです。
日本の右翼を右認定できないということは、
極論を唱える右がスタンダードになってるんだろう。
アメリカにそれだけ右批判が蔓延している
現状を示しているということだろう。
アメリカの右って
伝統的価値と宗教が結びついているから
ダーウィンの進化論を受け入れないし、
快楽のためのセックスを認めないから避妊法まで
隠す南部の教育もあったり。
中絶をする医者に殴り込んだり。
完全武装して独立だのとかを求める輩が多い。
全米ライフル協会も背景が不気味だし。
宗教的価値にとらわれない日本は
それだけで個人単位では充分リベラル認定になるんだろう。
日本人ってのはいつかラマダンさえ導入してしま
う気がしますもんね。
ダイエットのために(日没から食うことは存じて
います)。
日本人の規範ってのはいったいなんなんだろねぇ。
>今回自民を支持した者の多くは「民主頑張れ」と思ってる。
私もそう思いました。
でも、民主が「地球市民的想像力」などと常識はずれな事を叫んでいる間は自民に投票し続けようと思います(笑)
誤ったpH試験紙を選んだときのように、対象検査者の分布範囲が違いすぎましたね。日本ではもっとpHが小さい値の特殊なpH試験紙が必要でだということですね。
政治クイズを朝日が作った時の皆さんの結果も知りたいです。半数以上が極右と判定されたりして。
自分の考えに同調しないと攻撃の対象にするのが「サヨク」。
自分達のマイナーな価値観の正当性をしめすためだけに「左」の皮をかぶるのが「サヨク」。
つまり日本の「サヨク」は「排他的で汚い」と思っています。
でも政治学クイズの定義からみて、
本来、できるだけ多くの価値観をどう包含し並存させるかが
「左派」にとっての根本的課題になるんじゃないですかね。
そういう「左翼」の方が政治の世界に出てこないところが興味深いですね。
その理由はなんとなく理由はわかりますが・・・
後藤田さんについてのコメントありがとうございました。とても興味深く拝見しました。− 私の感じる違和感が何なのか分からないでいました。この人は、左翼官僚とでもいうのでしょうか..?
名無しさんの指摘を見て、自分にも排他的なところがあると気づき、恥ずかしくなりました。
私は幼稚な人間なので、観念的あるいは原理主義的なところがあり、それでは現実的でなく危なっかしいので注意しています。
ちなみに、自分では保守だと思っていましたが、クイズによると左寄りのCentristらしく、ちょっぴりショックを受けました…まさか左寄りとは。
私は彼が親中派であったため あまり好きではありませんでした。 しかし 死ぬ直前の時事放談で良いことを言っていました。 (以下 引用)
050821 小泉内閣の「官から民へ」を叱る 後藤田正晴の遺言
後藤田
「官から民へ」と言うときにね。私が是非言いたいのは、
一体 官が担当しなければならない境界線はどこまでか?
利潤というものを美徳としておる民が引き受けることができる限界はどこか?
そこの分界線を明示しないままに 「官から民へ」(とだけ言い続けるのは)。それは少し乱暴な議論だよと。
もう少し そこのケジメをしてもらいたい。
そうでないからこそ、現在イラクで何が起きていますか?
軍事会社じゃないですか?株式会社がですね、大変高い値段で戦の一部を引き受けてやっている。 戦なんていうのは これは国の役割ですよ。それが民間会社がやっている。
こんなべら棒な話はあるわけがない。
しかしね。うっかりすると、「官から民へ」と何でも境界無しに言うことは 私は非常な危険性がある。
もう少し真剣に分界点を示してですね、「ここまでは これは民に任していいではないか」と
「ここまでは これは官がやらなきゃいけないんだ」と。
それがないままのですね、標語だけが 政治じゃありません。 (引用おわり)
最近では 米国を見習って 刑務所まで民営化しようという動きもあります。今回の選挙結果から「官から民へ」の流れが加速するでしょう。これからは官と民の分界点を考えることが 私も重要だと思います。
社会秩序・社会幸福そのものと思います。いわゆる「空気」。
だから日本社会は保守的なのですが、宗教等に依存しないので高性能です。
否定されがちな日本社会ですが、古今東西のどの国の社会と比べても遜色無いと
思うんですけれどね。(もっとも絶えず欠点を修正しようとするのも長所なのですが。)
吉村貞司氏が「日本の空間構造」という著書の中で面白い意見を述べておられます。
「西洋やインド、そして中国は北極星を中心として宇宙を認識し、日本や太平洋文化圏は太陽を中心として宇宙を認識した」という説です。
もっともこの本自体は不動の北極星と、常に移動を繰り返す太陽をそれぞれ空間認識の中心とした民族の、空間構造の違いを調べた好著なのですが、この意識が民衆一般にまで広がっていたと仮定すると、そこに各民族の規範意識を見ることも可能かもしれません。
北極星(=皇帝)のような不動の規範をとるか、太陽のように融通無碍にその時々の規範をとるか。
このブログの主は保守系の方ですが、後藤田氏は高く評価しています。
http://sessai.cocolog-nifty.com/blog/2005/09/post_a5c5.html
僕も彼は親中ではありましたが媚中ではなかったと思います。現実的左派とでも言えば良いのかな?
「サヨクはなぜサヨクなのか?」との問いですが、おそらく我々がサヨクと
呼んでる人たちは下のページで定義されている「思想のウィルス」に感染して
しまった人たちなんだと思います。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~SHUJI/virus/virushome0.htm
ウィルス感染度のテストもあるのでやってみると面白いでしょう。
ちなみに私は感染度0%でした。
こういうのって自覚意識の無いまま進行しそうなので、数値が低くても安心しないほうがよさそうですね。
ちなみに前日の政治クイズでは私は中道と右派の境界線上で若干、大きな政府よりでした。
自分は保守的だと思っていたのでこんなもんだろうという感じでしたが…、日米では対立軸が違うようなので日本ではどうなるんでしょうね?
それにしてもいわゆる「左翼」呼ばれる人たちには、私も嫌悪感しか抱けませんね。それは思想や主張に対してのものもありますが、一番の理由が彼らの他者(自分たちの陣営に属さない人々)に対しての排他的、あるいは悪意ある(としか見えない)態度です。
自己と対立、あるいは違う陣営に対して隔意を抱くのは無理もないと思いますが、彼ら「左翼」の方々のただ他者を貶め、自己主張するだけの言動は実に醜いと思います。
駄々っ子というよりは私の中ではほとんど電波系と同じ感覚ですよ。
こういう枠に押し込め、思考停止してしまうのは良くないとは思うのですが、どうしても彼らを理解し、コミュニケーションを取ろうとは思えません。
これは私が狭量なのでしょうか…。
(まともな)リベラル派を自称する方達も「左翼」のことは苦々しく感じていることと思います。
CONSERVATIVE
でした(w
アニメの話でZガンダムとかの敵の親玉は右翼的な存在だったのが実は左翼的発想の人間だったとか
なかば馬鹿馬鹿しく思えるような感じがしてきますよ
そしてブログというのは私含め捨て台詞をかまして去っていく人間が実に多いこと。
只の自分の不満のはけ口に過ぎないのかも知れませんね。
25日のみなさんの書き込みを統計的な解析にかけてみました。
その結果として、次の傾向があると指摘できます。
自己申告の(日本の基準における)中道、右より、保守の三種の区分と、QUIZのスコアとの間に、やはり相関があり、
人身の自由のスコアS1と経済の自由のスコアS2の二乗平均(=(S1^2+S2^2)^0.5)が、中道、右より、保守の順に小さくなる傾向があったのです
「平均値」
中道:89、右より:76、保守:65
「標準偏差」
中道:12、右より:16、保守:12
(正規分布での検定を行った結果、危険率10%以下で、その傾向が認められると計算できた)。
この二乗平均の値は、どちらのスコアも0;つまりゴリゴリのSTATISTからの距離だといえます。
いいかえれば、保守に向かうにつれ、「RIGHT」の立場でなく、「STATIST」の立場に近づいているというわけです。
よく指摘されるように、左派−右派の対立は共産陣営の崩壊で、「無効化」しているでしょう。
なのに、ここに書かれるみなさんは、どうして、右−左の対立にのみ注目するのか不思議です。
日本のディープな保守派は、欧米でいうRIGHTに向かって分布しているのではなく、
STATIST(言い過ぎなら、国家主義的傾向がかなり強いLIBERAL)へ向かって分布しているのではないですか?
(参考文献:「自由はどこまで可能か」森村進著 講談社現代新書)
なるほど
そしてここのようにネットの狭間で
仲間同士傷の舐めあいで自己満足しているとw
遅くなりましたが、後藤田さんに関するコメントありがとうございました。
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、「後藤田五戒」は、次のようなものである。
@ 省益を忘れ、国益を思え。
A いやな事実、悪い情報をすみやかに報告せよ。
B 勇気をもって意見具申せよ。
C 自分の仕事にあらずと言うなかれ。自分の仕事であるといって争え。
D 決定が下ったら従え。命令は直ちに実行せよ。
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確かに素晴らしいですよね。これは官僚に対しての言葉だったのでしょうが …
しかし、このようなシャープで毅然とした人間の中国に対するスタンスは一体何だったのでしょう ..? あの莫大なODAや、現在の中国から言いたい放題言われている日本の状態 ... 後藤田さんには一切関係なく、拘わることのできなかった問題だったのでしょうか?
という疑問がどうしても残ってしまうのです。
サヨクとリベラル区別する前に
ネットウヨと保守を区別して欲しいです。
はじめまして。こちらにはよくお邪魔し、拝見しています。
今回は、拙BLOGにて引用&リンクをさせていただきました。
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反映されないようなので、こちらからご挨拶を・・・(汗
【余白から指先へ】「A【リベラル】「自由」からは自由な政治的立場」
http://yohaku.seesaa.net/article/11461259.html