だから、できすぎな記事を見つけると、記事の日付を確認したり、「このサイトはパロディサイトではないのか?」と素直に受け入れられません。この話もそんな、何度もソースを確認せずにはいられないような、何かのパロディとしか思えない話のひとつです。
イスラム教徒、2人の妻の間を行き来するために免停を逃れる
Daily Mail 08年4月5日(英語)
記事によれば、スコットランドに住むイスラム教徒、モハメド・アンワルさんは、制限速度時速30マイルの道路を64マイルで走行して警察に捕まりました。
これは即時免停に値するスピード違反で、アンワルさんも違反の事実を認めたといいます。しかしアンワルさんの弁護士は、こう主張して罰の軽減を訴えたといいます。
「彼はマザウェルとグラスゴーに2人の妻を持っていて、一晩おきにそれぞれの妻とベッドをともにしている。免許を失うと、その生活が続けられなくなる」
その結果アンワルさんは、罰金200ポンドと、反則6点ですんだそうです。ちなみに、イスラム教では4人の妻を持つことが認められていますが、イギリスではもちろん多重婚は違法です。
???
くだんの弁護士は、アンワルさんがレストランを経営していて、免許がないと仕事ができなくなることや、過去に無事故無違反だったことも申し立てており、おそらくそっちの方で情状酌量されたのだとは思います(そう思いたい)。が、弁護士が2人の妻との生活について大真面目に主張したことは事実で、それは、そういう理屈が通用しそうな社会であるということを示唆しています…
「何かが間違っているぜ、いつの頃からか」(佐野元春)
「ゼッタイ故障ダ。テイウカアリエナイ」(Perfume)
先進国は、共通の重い病を抱えています。今回紹介したような記事よりも、あえて訳しませんがこういうパロディ記事(英語。短いので生きた英語の教材にどうぞ)の方が、よほリアルな気がします。
西洋人から見たら日本の聖火リレーの出発がお寺というのもブラック・ジョークに見えてしまいそうです。今、善光寺も揺れてるようですが・・・
今回のエントリも素晴らしいです。
あまり、配慮しすぎて本質が見えなくなっているという事ですね。
確かに、日本の役人というか「役人型人間」が主張する「とにかく規則だから」ってルール絶対主義というのは好きではないです。それは往々にして、実情に合わない不合理の押付けになるから。それなりの格式のある飯屋の給仕まで「セットから選べ、例外は一切罷りならぬ」なんて規則を慇懃な表現で押しつけやがる。
欧米人は「何故そうしたいか」「何故そうしなければいけないか」を主張すれば(それが筋が通っていれば)少なくとも主張を聞いてくれるし、自分の経験では誰も損しないのであれば、ルールを曲げて呉れることもある(勿論、人によるんだろうが)。その点は感心します。
しかし制限速度のダブルスコア違反を軽減しちゃまずいと思いますね。
第三者の危険に関わることですから。再犯して事故が起きたらどうすんのか?
奥さんが2人居るのは良いでしょう。結婚してから英国に住んだのかどうか判らないけど、本人達が納得しているならば、誰に迷惑が掛る訳じゃなし。日本も認めたらどうかな。少子化対策、格差対策にも効果があるでしょう。弊害としては「円満に両方とくっ付きました」という脱力オチが発生することで、恋愛モノが詰まらなくなること位かな。
>今、善光寺も揺れてるようですが・・
もう宿予約したから、今更中止されても困るw
中国としては「仏教徒でも騒いでるのはチベットの坊主だけ」とアピールしたいでしょうから、何としても善光寺からスタートしたいでしょうね。
しかし、北京五輪組織委とは連絡が取れていない模様。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20080415-OYT8T00525.htm
>長野でのリレーに備え、BOCOGからは15日に担当者1人と通訳が長野入りする予定だが、14日夜までにまったく連絡がないという。その担当者も決定権をもたない職員とみられ、「結局、聖火が日本に着くまで何も決まらないのでは」(市実行委)といった悲観論も出ている。
中国人留学生が二千人規模で動員されるという話も出ています。
どうか気をつけて、行ってらっしゃい!
何か良からぬ事がありそうな予感で一杯で
本音は心から中止を望んでいたりします(笑)。
旗差し物の手配は間に合わん気配なので
土日にプラカード自作かな・・・ああ面倒くせえ。
目的の半分は写真です。マスゴミが無視した場合に備えて。