2008年04月29日

名誉の殺人

17歳のイラクの女学生、ランドは、一人の男性に恋をしました。相手は、バスラに駐屯する22歳のイギリス兵、ポールでした。

粗野で無学なイラクの男たちにくらべて、彼はいかに洗練されていて優しいか、ランドは親友に語りました。キリスト教徒との結婚は両親から絶対に許可されないという親友の忠告にも耳を貸さず、彼との将来を夢見ていました。

2人に肉体関係はありませんでした。2人のデートはわずか4回で、会うのは常に衆目の面前でした。ポールはランドをプリンセスと呼び、小さなぬいぐるみをプレゼントしました。

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そんなある日 ― ランドが最後に彼と会ってから2ヵ月後の3月16日 ― 、ランドの父アリは、友人から、娘がイギリス兵と仲良くしていると聞きました。

アリは激昂しました。妻のレイラは泣き叫び、2人の息子に父を止めるようにと頼みました。しかし、アリから事情を聞いた息子たちは、父に協力しました。

アリはランドの首を足で踏みつけて窒息死させ、「名誉は守られた!」と叫びながら、娘の遺体を何度も刺しました。

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アリは逮捕されましたが、2時間後には釈放されました。

ランドの葬儀はひっそりと行われました。ランドは汚れた存在だからです。親戚たちは、ランドの遺体につばを吐きかけたといいます。

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英兵に恋をした10代のイラク女性、実の父に名誉の殺人で殺される
Daily Mail 08年4月28日(英語)

*名誉の殺人(めいよのさつじん、honor killing)
女性の婚前・婚外交渉を女性本人のみならず「家族全員の名誉を汚す」ものと見なし、この行為を行った女性の父親や男兄弟が家族の名誉を守るために女性を殺害する風習のことである。バスラでは去年だけで47人の女性が、名誉の殺人により殺された。

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この記事へのコメント
しかたありません。
それが彼らの伝統ですから。
Posted by at 2008年04月29日 11:54
他人の生存権を暴力的に奪うような行為は、悪い風習ですね。
暴力的な誅罰の対象にされてしまう人々に、同情の一言もないコメントを書く人は、見てて痛いです。
Posted by レモン at 2008年04月29日 12:42
オランダ、ドイツなどに移民したイスラム系の人たちでも同じ習慣があると聞きます。これも伝統で許容するのでしょうかね。寛容、共生も度がすぎれば耐えがたいものとなります。オランダではついにオランダ人に対するイスラム系のテロ(バン・ゴッホの暗殺)にまで発展しました。
Posted by まつ at 2008年04月29日 12:54
本人も覚悟の上の付き合いだったのかな?
その土地の空気も人間性も知らないので、
何とも言えないな。
Posted by sweets脳 at 2008年04月29日 12:54
やっぱ殺人は許容できんな。
地域の信仰や慣習をぶっこ抜いて、個人の自由な生き方を妨げるものは「普遍的な悪」であると思うよ。この場合ならば、父親はランドさんを子供として折檻するか、大人として家から追い出して縁を切るまでが許容範囲。

勿論、99% の確率でランドさんはポール君(彼こそ災難であろう)に逃げられて自殺とか「夜のお仕事」に就職とかすると思うんだが、それも含めて自由は守られねば。

あ、俺も思いやりの無いコメントになっちまったw

俺は「人権」なんか信じないが、人間は「他人に積極的な迷惑を掛けない範囲で、好きな事をして野たれ死ぬ」権利は何時でも守られるべきだと思う。ちなみに「世間体」とか間接的な迷惑は掛けてもよろしい。
Posted by 小野まさ at 2008年04月29日 13:03
保守リベラル問わず、反米原理主義者たちは、どうしてあんなにイラン・イラクを擁護するのか分からんです。イマイチ事実のハッキリしない情報も信じ込みます。テロリストは全くと言っていいほど批判せず、正義のヒーロー扱いしてるのが、共通したアホな特徴ですね。自分は「逆差別主義者」と呼んでやってます。
Posted by 夏木久華子 at 2008年04月29日 14:20
『盗 撮 長澤まさみ デビュー前先輩とのラ ブ ホ テ ル』

と題した、DVDが流 出していることが明らかになった。

はたして、出演しているのは本当に長澤なのだろうか……!?

昔の水 着画 像から噂のラ ブ ホDVDの真相とは!

http://ngswmasami.seesaa.net/

長澤まさみの水 着動 画(youtube)
http://jp.youtube.com/watch?v=3__Ui-zQZRM
Posted by ◆長澤まさみ◆水着動画から噂のDVDまで!! at 2008年04月29日 14:34
 幕末に日本に来た欧米列強は、治外法権制度を日本に認めさせた。これの改正は明治日本の大きな外交目標になった。
 高校生のとき、中近東やインドの風習を知って、やむなしと思うようになった。
 今この様な法律を持つ国とも、対等な条約を結ばねばならなくなったのは、日本が大東亜戦争を戦った為です。
Posted by 八目山人 at 2008年04月29日 15:43
イラク人の男性にとって、女性とはどういう存在なんでしょう。惨すぎる。

ライオンのぬいぐるみの写真を差し替えてないですよね??30分ほど前に見た時には、ぬいぐるみのライオンの赤い口が、ぽっかりと大きく開いてました。(変な事言ってごめんさない)
Posted by さら at 2008年04月29日 15:43
これは向こうの国・民族では当たり前の風習なわけだ。尊重すべき文化だな。殺人が悪だと決め付けて押し付けるのは独善的過ぎるぞ。

もちろん向こうがこちらに押し付けてくるなら容赦なくぶっ潰すべきだがな。多文化共生などクソ食らえだ。
Posted by utushi at 2008年04月29日 16:25
当たり前の風習が常に尊重されるべきかどうか、考えることをやめてしまったコメントが二件ほど。
Posted by あらー at 2008年04月29日 16:34
たぶん
このようなしきたりは何かの目的があり出来た物なのでしょう。異民族との結婚を防ぎ民族を守るとか。(この考えに自信がありませんけど。)

ポール君はランドさんと友達感覚で付き合うべきでなかった。
異民族同士が触れ合えば何かが起こるという事を知識として知っておくべきでした。

日本人の外国人に対しての同じ人間、話せばわかる、という考えが間違っている事がわかります。

同時に多民族共生で分かり合う関係も間違っている。日本では日本のしきたりを守るべきという事でしょうか?

しかしランドさんは本当に気の毒でかわいそうですね。
Posted by 人形焼 at 2008年04月29日 16:49
ただの風習だとか伝統だと考えているから、わけわからんのよ。

政教一致の国ではコーラン=法律

神の名の下に決められていることは、人によって変更することはできない。
Posted by あのー at 2008年04月29日 16:52
どう考えていいかよくわからんのだけれど、自分たちの価値観からこのイスラムの風習を批判することは、欧米の反捕鯨運動の正当性を認めることにならんのかな?
冷たい考え方かもしれんけど、その共同体の大多数に認められているのならたとえ人肉嗜食や人身御供の風習といえども外の人間は批判すべきじゃないと思います。

そもそも、ことが宗教に関わるものであるだけに、無理に変えさせようと思ったらヘタすりゃ戦争まで行ってしまうわけで。
どうしても変えさせたければ中の人を啓蒙して(たとえば海外留学してる子弟を「洗脳」して)内からの改革で変わる(あるいは解釈を変更してもらう)のを辛抱強く待つのが一番じゃないかな。

ということで、多文化共生?なにそれおいしいの?ってのを含めてutushiさんに同意です。
Posted by bach at 2008年04月29日 17:01
涙が出てきました。
同じ女性として、ランドさんのことが気の毒で仕方ありません。
何が名誉の殺人だ、馬鹿馬鹿しい。
彼等にアメリカやイギリスを非難する資格はありません。
Posted by えいこ at 2008年04月29日 17:07
はじめまして。
この女の人は気の毒すぎますね。
野蛮というよりほかにありません。

この場合、風習を尊重するにしても、それが現在のイラク国内法で認められているか否かは問題ですよね。
個人に殺人の権限をあたえるなんて法治国家にはありえないと思うのですが。
フセイン時代には禁じられていたはずですよね。

国家が認めないにも関わらず、それが風習であるという理由でまかりとおっているなら、現在のイラクは無政府状態だということになります。
それでも内政干渉せずの原則は適応されるべきなんでしょうか。
Posted by たんぼ at 2008年04月29日 17:32
結局、何が言いたいのかわからないエントリーですね。イラクは野蛮だけどアメリカはすばらしいんだと言いたいんですかね。
Posted by ゴン at 2008年04月29日 17:54
宗教が創始された頃は、一般市民が貧しくともより人間として豊かに、幸せに暮らすにはどうすればよいか、危険から身を守るためにはどうすべきかの教え、ノウハウみたいなものだったはずなのに、今では一部の人間の都合のよい解釈をし、それを絶対のものとして強制させてるなんて本末転倒ですね。
Posted by   at 2008年04月29日 18:40
去年のこのニュースを思い出しました。

クルド人少女の殺害映像、ネット上に公開 - イラク
http://www.afpbb.com/article/1569467
>【アルビル/イラク 6日 AFP】ムスリムの男性と駆け落ちしたことについてとがめられ、17歳の少女の殺害される携帯電話で撮影された動画がインターネット上のサイトに掲載された。ビデオには少女に対する投石などが記録されていた。

殺害されたのはイラク北部のYazidi地区に住むDoaa Khalil Aswadさんで、彼女がイスラム教に改宗したとして4月7日に兄弟や親族によって殺害された。

 動画はクルド系のウェブサイト「Jebar.Info」に掲載されたもので、数分間にわたって路上に横たわる少女に対して複数の男性が蹴りつけ、頭に向かって石やコンクリート片を投げつける様子が映されている。

 付近には警察官や大勢の人々が集まっているが、誰一人として彼女を助けようとする者はいなかった。また彼女は抵抗をしたり、助けを求める様子を見せなかった。

 この件を受け、地元自治体の長は、少女の殺害を非難する一方でムスリムに対しては報復を控えるよう呼びかけた。

 同地区にはクルド人が多数居住しているが、北部のクルド人自治区には含まれず、本件について地元政府当局は中央政府による捜査の開始を呼びかけている。

 国連(United Nations、UN)は先週、イラク国内の人権状況について報告し、クルド系イラク人の間で自らの家族を裏切った女性に対する「名誉殺害」と呼ばれる行為が急速に広まっているとして、深刻な懸念を表明している。
Posted by セレン at 2008年04月29日 19:10
>ゴンさん
どこかにアメリカが出てきましたか?
Posted by ん? at 2008年04月29日 19:45
 150年前の日本にも異国人と関係を持ったという噂だけでラシャメンとか唐人お吉とかいわれて衆目から非難を受けた。結婚すら家長(一族の長、父親)の許可がいた。
 イラクの風習は野蛮かも知れぬが、日本だって野蛮であったのだ。(イラクを野蛮と定義するならね)
 文明国家の基準で言えば、罪刑法定主義と責任主義は国家の基本であり、この父親の尊属殺人はイラクの罪刑法定主義にはあっているだろうが、責任主義からはかけ離れている。
 基本的人権の尊重からは非難しても足るであろう。
Posted by ゆっぱない at 2008年04月29日 20:08
 中国の行動についても、チベット人を国家反逆罪の名の下裁判抜きで殺害するのは中国の法律では合法で罪刑法定主義かも知れぬ。
 しかし、合法であっても何ら裁判もなしに一人の生命を奪うのは基本的人権の侵害なのだ。
 だから、このイラクの親の行為は私は認められない。(イラクでは合法なのだろうが)
Posted by ゆっぱない at 2008年04月29日 20:14
名誉の殺人ってシャリーアとかタルムード(要するにイスラムの律法書)に基づくものだと思ってたのですが、別にそういうものでもないみたいですね。
イスラム教圏でも解釈がわかれるグレーゾーンにあたるようです。
たんぼさんも指摘されているように、フセインは名誉の殺人を批判していたそうなので、その観点からするとフセインを死刑にしたアメリカはイラクの近代化を妨害したともいえそうですね。

個人的には、この事件は共同体内部の問題あるいは共同体と個人の問題であり、外部の人間が安易な価値観により批判すべきではないと思いますが、中共のチベット弾圧は共同体と共同体の関係性の問題であり、非難する余地はあると思います。
そこらへんの基準も、クルドとかセルビアとかの民族問題とのからみで難しいところですけどね。

名誉の殺人(ウィキベディアより)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E8%AA%89%E3%81%AE%E6%AE%BA%E4%BA%BA
Posted by bach at 2008年04月29日 20:37
なんで女性解放だとか子供の権利とかが叫ばれてるか、といったらこういう事例があとを絶たないからなんですな。

こういう深刻な事例があるのに、てめえの都合のいいように党派的目的でしか使用しない日本の自称フェミとか児童の福祉がどーとかこーとかいう左巻き阿呆にはうんざりします。制服が子供の権利を侵害だあ??国歌斉唱が権利侵害だあ?ランド嬢のかわりにてめえが市ね。
Posted by 鈴木高次 at 2008年04月29日 21:19
みなさん、どうか、一度「欧米人憎し、白人の価値観押し付け許せん」ということから離れて、ひとりの人間としてどう思うか、ということを考えていただけないでしょうか。
個人の尊厳という価値観は欧米ローカルのものでしょうか。自由、人権、議会制民主主義という近代的価値観というのはむしろ伝統的キリスト教文化を克服した上でやっと到達したものという面があるのではないでしょうか。
21世紀に生まれる子らは「どこに生まれたか」によって人生を規定されることなく才能を発揮して欲しいと思います。
Posted by 三吉 at 2008年04月29日 21:29
ところで彼女もこの共同体の一員であったわけですから自分の行為が「名誉の殺人」を引き起こすということは当然わかっていたのでは?
「愛は素晴らしい」のひとことで共同体のタブーや法律を蔑ろにするのはある意味モンスターペアレンツの身勝手さや法を蔑ろにするバカガキの行動と根本でかわりません。
もしここでこの父親が彼女の行動を黙認していればこの父親も共同体のタブーをやぶった者となってしまうわけです。
彼女を救うために家族全てを共同体から破門されることを選ぶかどうか?難しい問題であろうと思います。

最後に自由恋愛がグローバルスタンダードだと思うのは間違いだと思います。
そうでない風習を「野蛮」と断ずるのも間違いでしょう。
Posted by k at 2008年04月29日 22:04
> 最後に自由恋愛がグローバルスタンダードだと思うのは間違いだと思います。
> そうでない風習を「野蛮」と断ずるのも間違いでしょう。

同感だけど、皆が問題にしているのは
「制裁としての殺害」まで、その民族の慣習や掟であり「余所者が口を出すべきではないこと」として認めてしまってよいかということだと思います。
ちなみに今の国際社会はオフィシャルには認めてる訳でして「本当にそれでいいんだろうか?」というのを悩んでいる訳です。

僕は最初は動物の行動として「子孫殺しは間違いでは?」と思いましたが、鳥なんかは効率上の問題で発育の悪い雛を見殺しにすることがあるので、間違いとは言い切れないんですね。記事のケースでは、放置すると兄弟の結婚選択に悪影響が出る可能性があるので制裁にも「理」があることになってしまう。
Posted by 小野まさ at 2008年04月29日 22:26
かの地においては、2時間後に釈放されるような事案だった訳ですから、日本人が切歯扼腕しても何の効果もありませんね。
寧ろ実の娘を殺さざるを得なかった父の苦痛と、ぬぐいきれない不名誉に同情しますね。
Posted by ngmz at 2008年04月29日 22:47
決して許されることではないが、米英がかの地で何をやってきたかということを考えれば、イラク人の怒りの程がどれほどのものかを表していると言える。
Posted by assh at 2008年04月29日 22:53
かの地ではそれが掟なのだから、別に問題ないでしょう。娘もそれがわかっていたはずですし。それをこれからも続けていくかは、彼らの選択であって、我々には関係ないことである。
Posted by とーりーすーがーり at 2008年04月29日 23:24
当り前のことかもしれませんが、名誉殺人はイラクでも殺人罪だそうです。
ttp://homepage3.nifty.com/ima-ikiteiruhushigi/sub596.html

殺人のような重罪を促す風習は悪しきものと言わざるを得ません。
まずそこを共有しないかぎり、国家の元に団結する「イラク国民」というものはできてこないと思います。。
セレンさんの上げたクルド人の犯罪も同じく、警官が法律を守らないなら国家の体をなしていませんよね。

ただ、動機が名誉に関するものなら情状酌量を認める法律があり、悪しき伝統を助長していることも間違いないとおもいます。
フセインが乗り越えようとしていた壁なんじゃないでしょうか。
Posted by たんぼ at 2008年04月29日 23:31
宗教に関して、宗教は変化しないものではありません。ユダヤ教からキリスト教イスラム教が生まれたり、宗教指導者が信者に教えたり指導する、間に人間が入りその個人の考えが影響する事があります。
また宗教が広まるとき土着の信仰や考えが取り込まれたりします。
宗教 信仰という事であまり絶対視しない事も必要と思います。

Posted by 人形焼 at 2008年04月30日 00:02
名誉殺人を今後どうするかはイラク人の問題として、イラクに派遣されている兵士たちにこの風習を教えておくべきではないでしょうか。
今回の事件、ランドさんと親しかったイギリス兵も責任を感じているのでは…。
Posted by at 2008年04月30日 00:40
最初にコメントを付けた者です。
私のコメントのせいで荒れ気味になっている気がするので、
言葉足らずで誤解を招きやすい表現であったことをお詫びするとともに、
足りない部分を補足いたします。

私が言いたかったことは、ほかの社会や集団に根付いていることを、
自分たちの価値観のみでみるべきではない、ということでした。
自分たちの集団では悪と定められていないことを、
無下に悪であるとののしられたらどう思うでしょうか。
そのような行動は無用な衝突を生むだけです。

もしもこの事件が日本で発生した事件であれば、
この父親は懲役刑を受けるのが相当だと思います。
しかし、今回の件はイラクのイラク人の間で起こったことです。
彼らには彼らの価値観があります。
もしも私たちがなにか言うことができるとすれば、
多くの国ではそれは悪いことだと定められている、
という程度のことだと思います。

世界には様々な価値観があり、私たち日本人には
到底理解し得ない価値観もあるでしょう。
それを理解するところまではいかなくとも、
それが彼らの価値観であり、私たちとは善悪の定義が違うのだ、
と『気づくこと』が、世界の中で生きる人間として
必要なことではないでしょうか。
Posted by at 2008年04月30日 00:51
えーと愚問ですが、
これ、登場人物が男女逆ならどうなるのですか?
イラクの男子学生が、イギリス兵の少女に恋をすると、やはり何らかの制裁があるのでしょうか?
ふと不思議に思ったもので
Posted by at 2008年04月30日 01:43
ありません。その疑問は論点をずらしすぎると思います。すごく不適当な質問ですからふと疑問に思ったならご自分で調べられては?
エクスキューズがあればいいってもんじゃないですよ、場が無駄になりかねない。
Posted by スイーツ(笑) at 2008年04月30日 02:09
 我が国にもかつて「姦通罪」と云う極めて女性に不利な法律が存在しました。
 
 
 
Posted by  伊郷五十八 at 2008年04月30日 02:18
私は女性ですが、女性側に厳しい風習や法律があったのは、性交の結果として女性には妊娠・出産という非常に重い現実がのしかかり、社会保障制度の整っていない社会では父親のいない母子が生きていくのが非常に困難だったから、という一面もあると思います。
今はどうか知りませんが、女子校に通っていた友人は純潔教育のような授業を受けたと言っていました。殺人ほど厳しい制裁は世界のどこの国でもあったわけではないでしょうが・・・

今では自由になりすぎて、簡単にセックスし、デキ婚し、自分で好きな相手とくっついたにも関わらず、あっという間に離婚というパターンが増えています。
米国ではその反動なのか、純潔サークルのようなものがあると聞きました。
Posted by ルツ at 2008年04月30日 08:21
どうも、こういう記事を読むと、本当は欧米のメディアは現実を歪曲しているのでは?という不信の気持ちを抱かざるを得ません。
日本に関する報道でも「文明化された西洋世界と暗黒野蛮の東洋世界」という幼児的なイメージにムリヤリ当てはめたようなものが多いですよね?
そういうことを念頭に置くと、もう少し現地の人間の具体的な感情に踏み込んだ描写/分析がないと、そもそもこの記事内容のほとんどは「一方的な解釈」に過ぎないのでは?という疑いの気持ちを抱かざるをえません。
Posted by 妖怪 at 2008年04月30日 09:01
連投で失礼します。
つまり、日本に関する記事について、その記事が事実をどれだけ正確に反映しているのか?というところから議論を始めなければいけないのと同じように(私たちは、海外で日本に関する記事のことで、そのような慎重な議論が必ずしもなされないことを知っていますよね?そしてイラつきもします)、このイラクに関する記事も「そもそもこの記事はどこまでが本当なのか?」というところから議論を始めるべきで、良し悪しの判断についての議論はその後だと思うわけです。
記事の内容をそのまま事実と受け止めるよりも、「何が本当に起こったことなのか?」というところから考えるべきのように思います。
Posted by 妖怪 at 2008年04月30日 09:10
>我が国にもかつて「姦通罪」と云う極めて女性 に不利な法律が存在しました。

だから何?
今回の問題は、宗教的価値観によって、人の生命を奪うことをどう考えるのかってことではないの?
Posted by 景 at 2008年04月30日 09:46
日本の「姦通罪」は浮気相手の男性にも適応されます。

Posted by seravi at 2008年04月30日 10:46
難しい問題だとおもいます。
けれど、日本でも価値観は今と昔では違うように
時間をかければ、宗教で固められた価値観も変わっていくものだと思います。

ただ、それは他文化の押し付けではなく、自らの変化で勝ち得るのがいちばんいいんだろうと思いますが。
Posted by も at 2008年04月30日 10:55
伝統だからって、思考停止するのはどうかと。頭ごなしに止めさせることもまたいけないと思うので、対話で価値観が近くなるといいね。
人に恋したせいで殺されるなんて、可哀そうすぎ。
Posted by    at 2008年04月30日 17:23
イラク国内でやる分には私は構わない。
ただ、そのおかしな風習を他国に持ち込むのだけはやめてほしい。
その手段となる外国人参政権は絶対に認められない。
Posted by at 2008年04月30日 17:40
マルティン・ルター並の内部改革者が出てこない限り、自由貿易体制下の現在の国際社会をイスラムが生きるのは難しいのかなと思った。
Posted by   at 2008年04月30日 17:43
「名誉殺人」事件に衝撃受ける英国社会 インド系の女性らが犠牲者に
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200708260532330

この記事によれば、名誉の殺人は南アジアからアフリカまで広く存在し、中東という地域性やイスラムの宗教性では括れない問題のように見えます。

>妻のレイラは泣き叫び、2人の息子に父を止めるようにと頼みました。

とあるので、少なくとも母親は名誉の殺人が実行される事を「当然の事」とは思っていなかったのではないですか?
Posted by とし at 2008年04月30日 22:39
やっぱり、日本の江戸時代あたりを引き合いに出して、日本も野蛮だったなんて卑下してみせる輩が出てますね。 娘の結婚に親の許可がどうのこうのってなら、西欧も同じだったのに、そこは見事に無視ですね。 親から許されなくても、駆け落ちなんてのは、日本でも西欧でもあったこと。それで娘を惨殺して名誉が保たれるなんて習慣こそが野蛮であって、日本や西欧ではありえない。

イラクの事例は、イスラム社会の保守的な習慣そのものですね。日本でも以前、ヨルダン人女性が近所の男性に結婚するからと騙されて関係を持ってしまったために、親からガソリンを掛けられて焼かれ、瀕死の状態で欧米の人権団体に救出された経験を書いた本がべストセラーになってました。

ヨルダンの例は、イスラムの田舎の村だったから、古い習慣が未だに残っていたんだろうと思ってました。イラクはフセイン政権時代、女性にもちゃんと高等教育を受けさせるほどに、近代化していて、そんな習慣は残ってないと思ってたんですけどねぇ。やっぱりイスラム教なんですかね。。。
Posted by 噴きこぼし at 2008年04月30日 23:55
多民族と混じると国が弱くなる
それを守るためのシステムですね
相手の国の文化を市民レベルから
浸透する自然現象
某国なんて1万人女性を米に送るとか提案しました
イスラムは必死ですね
傍から見てると野蛮で悲劇ですが

日本は色々混じってきていますか
大丈夫ですか
Posted by at 2008年05月01日 22:39
>スイーツ(笑)様
色々検索して調べたのですが、確認できる範囲では、やはり女性のみが殺されているのが、ほとんどでした。

もっともイスラム法では『男女を問わない』のが基本らしいので、女性だけ始末するのは、ある意味手抜きですね。

まあ『異教徒の男性』も始末するのは、自分の娘や姉妹を殺すよりも労力的には大変そうなので、そりゃそうなるわな、と言う感じです。

あと中東の男性には、とんでもねえマザコンが多いと言う無駄知識も増えました。
女性の地位が低いのと、何か関係があるか、図書館で調べてこようと思います。
ありがとうございました。
Posted by at 2008年05月01日 23:41
>ゆっぱない 氏

たとえが明らかにおかしい。結婚に際しての家長の許可の必要というのは、あなたが対立軸とされている『西洋』にもありました。同時期にね。

この事件を野蛮と定義したところで、それを野蛮とすることが自然であるはずがありません。一言で申せば飛躍です。
Posted by 思想厨キライ at 2008年05月02日 02:17
同じイスラム圏でも世俗主義のトルコなどではあり得ないでしょうね。

しかし、21日のエントリ「文革の子供達」のコメント欄では人権感覚のある中国人とその家族を自称愛国者達がリンチにかけようとする様を「異常」と見なす人が多かったような気がするのですが、ここではなぜか「勝手にすれば?」派が多いようですね。
イスラム原理主義と中華主義で何が違うのか興味があります。
Posted by ブランドー at 2008年05月02日 13:50
どう考えても野蛮だ。チベット人虐殺と何が違う?
Posted by trma at 2008年05月05日 03:07
イラクの部族社会が国民国家や法治の概念を獲得するのはまだまだのようですね。
こんな前近代的でわれわれから見れば理不尽な私刑が公然と行われることを彼らが恥と感じていないなら
Posted by hiiragi at 2008年05月06日 01:04
イスラムは、宗派によって多少の違いはありますが、
基本的には「政教一致が原則」ですよね。
極端に言えば、全てが直に宗教と繋がっていますから、
何か問題があった場合でも「信教の自由」という事になるのでは?
しかし、一宗教指導者が軍隊(民兵)を抱えているというのは、
所謂「国としての形」からは程遠いですよね。

中国ですが、何でも「理想の完全政教分離国家である」らしいので、
彼ら自身の判断や行為は「全て正しい」という事になるそうですね。
つまり彼らのロジックでは、中共の下した「国家の命令」であるから、
チベット虐殺は正しいとなります。
私達から見れば、これは宗教問題ではなく政治問題ですから、
堂々と非難が出来るという事なのではないでしょうか。
Posted by arcadia at 2008年05月07日 00:51
>イスラムは基本的には「政教一致が原則」

そうでない国も色々あります。

>一宗教指導者が軍隊(民兵)を抱えているというのは、所謂「国としての形」からは程遠い

イスラム国家は一般的にそうだと言いたいのでしょうか? ちなみに中国は一政党が軍隊を抱えていますね。

>「理想の完全政教分離国家である」らしいので判断や行為は「全て正しい」

意味が分かりません。

>彼らのロジックではチベット虐殺は正しい

彼らのロジックではチベットで虐殺など起きていません。武装警察が暴徒から市民を守っただけです。

批判するにしてもう少し知識を付けた方がいいかと。
Posted by ブランドー at 2008年05月10日 12:32
あと今更のコメントですが、この件はそもそも「名誉の殺人」を構成する要件を満たしていませんね。

女性の婚前・婚外交渉に対するタブーがいつの間にか異教徒・敵国に対する憎悪にすり替わっている。

イスラム法にすら合致していません。
これを野蛮でないというのはやはり無理があるかと。
Posted by ブランドー at 2008年05月10日 12:43
>>ブランドーさん
>そうでない国も色々あります
「基本的には政教一致が原則」とは書きましたが、
「全てのイスラム国家は政教一致が原則」とは書いていません。
いくつか具体例を挙げて頂ければ、参考にさせて頂きます。

イスラムを大きく分けると、シーア派とスンニ派があります。
どちらかというと、シーア派は原理主義色が強く、スンニ派は穏健ですね。
国を治めるとすれば、シーア派とは違い、世俗との融通が利くという点において
スンニ派有利だと思います。

>イスラム国家は一般的にそうだと言いたいのでしょうか?
>ちなみに中国は一政党が軍隊を抱えていますね
私の挙げた<一宗教指導者が軍隊(民兵)を抱えている>というのは、
他に例えるとするなら、中央政府の管理下にない軍隊、所謂「軍閥」でしょうか。
軍閥が乱立している状態では、「統一された国家」とは到底呼べないと思います。

中国共産党は、現在中国を支配下においている中央政府でもある訳ですから、
この場合は比較対象になりません。

>「理想の完全政教分離国家である」らしいので
これは、フランスにいる中国の新聞社特派員の発言だそうです。
中共のスピーカーなんでしょうが、余りにもお粗末ですよね。

>彼らのロジックではチベットで虐殺など起きていません
>武装警察が暴徒から市民を守っただけです
「中共側の視点」から歴史的経緯を書かずにチベット暴動の件のみ書くとすると、
そういう表現になると思います。
私の場合、人民解放軍のチベット侵攻という歴史的経緯も含めた上で、
「こちら側の視点」から書いていますので、文章の表現方法が異なるのは当然ですね。
Posted by arcadia at 2008年05月20日 00:41
この記事見た時から思ってたんだが、
俺は宗教とか関係ない様な気がするのだ。勿論、根拠レスの直感(笑)。

親父と兄弟共は「異教徒と交際した娘を粛清」したんじゃなくて、洗練された優男でありながら自分らよりも強い立場(占領軍)で収入もある英国兵に劣等感を感じ嫉妬し、それに靡いた我が娘に裏切られた様に感じて、怒りと悲しみのまま殺し「名誉の殺人」として取り繕ったんじゃないかと。

何か冷厳な粛清とは異なるヒステリックなものを感じるのだよ。イラクの男共は抑圧され無力感に苛まれてて、イラクの女共が「占領軍」に惹かれることで傷付き暴発するのではないかな。

もし、そうだとしたら情けない奴等と思う半面、哀れでもあるな。また、イスラムに限らず発生し得る(他だと無罪放免はないだろうから発生し難いが)ことを意味する。勿論、許されるべきではない。
Posted by 小野まさ at 2008年05月23日 03:12
遅レスですが、ムスリム男性の女性観について、参考になりそうなアドレスを張っておきます。

【高山正之の異見自在】久米仙人の教訓 悪いのは君さ、僕じゃない [1999年04月24日 東京夕刊]
http://kaz1910032-hp.hp.infoseek.co.jp/110424.html
Posted by 天野雀 at 2008年06月22日 07:31
僕はこのような女性は殺されて当たり前だと思います。英国軍とはイラクの人にとって何なのですか。侵略者であり、兄弟を殺し、爆弾を落としたた敵なんですよ。彼女は六本木の白人専用肉便器女を思い出させる。国を欧米人による乗っ取りから防ぐためにはイスラム圏のこのような風習はある程度やむを得ないとは思います。
Posted by あ at 2008年10月14日 07:10
2年も前の記事にコメントしても仕方ないかもしれないけど。

>>arcadiaさん
なにか勘違いしているのかと思いますが、イスラム圏では形式上むしろ政教分離の国のほうが多いですよ。エジプト、シリアなどムスリム同胞団が活躍した地域では特に厳密で、他の国も殆ど似たようなものです。

こうした国では政教分離をアピールするためにイスラム法で禁止されている酒(ビール、ワイン)を生産していることが多いです。つまり、イスラム教国とされていても、酒類が堂々と生産されている国は政教分離の国であると考えることができます。
(イスラム法が厳密に運用されているイラン、サウジアラビアでは酒類を所持することは違法です)

確かに、イスラム自体は政教分離を否定する宗教です。しかし、政治体制としてはこれを「法源」に留めるか、国の宗教として定めているに過ぎません。つまり、イスラムが法の成立に影響は与えていても、それが法自体として機能している事は少ないのです。日常ではそれとは別に法律を設け、それをベースに運用しています。

ちなみに、スンニ派(ワッハーブ派)であるサウジのイスラムはとても厳しいものですし、神秘主義思想家(シーア派)には飲酒も許容する世俗的なものも多いです。スンニ派の方が寛容、という根拠はどこでしょうか。
Posted by ところで at 2010年04月12日 10:08
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Excerpt: Meine Sache 〜マイネ・ザッヘ〜: 名誉の殺人 この手のイスラム圏で女性が合法的に虐殺されたニュースを伝え聞くと、どうしてもこれだけは社会常識や風習、文化の違いと素直に割り切る事が出来ない..
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