2008年06月03日

ゲンタン

減反政策をめぐって与党内の意見が割れています。

福田首相は1日、首相公邸前で記者団に米の減反政策について問われ、「たくさんお米を食べて、減反をしないで済むようになれば自給率は自動的に上がる。まずはそれをやりましょう。できることからやりたい」と述べた。町村官房長官は5月31日に「減反政策を見直していく必要がある」と語ったが、首相は政策見直しには言及しなかった。

一方、5月30日に発足した自民党食料戦略本部の本部長を務める加藤紘一元幹事長は1日のフジテレビの番組で「お米は余っている。それよりも大豆や小麦を作らないといけない。『農業は米だ』というこびりついた発想だ」と町村氏の見直し発言を批判し、自給率の低い大豆や小麦などの安定確保のため、国内生産のあり方や輸入ルート確保策の検討が必要だと指摘した。

お米たくさん食べる→減反不必要→自給率上昇 首相語る
asahi.com 08年6月2日


加藤さんが減反政策見直しに反対している最大の理由は、「減反政策をやめると米あまりが加速して米の値段が暴落するから」です。

米の値段が下がると多くの農家は米作りをやめることになり、結果的に減反になります。そのことは、町村氏も重々承知しているはずで、何も米の増産を目論んでいるのではありません。

減反政策を続けても、見直しても、米作農家は減るわけで、その意味では、町村氏も加藤氏も同じ方向を向いているのであり、違いは、それを実現するための手段だけということになります。

農水省の計画経済下で、カネを出して米作りをやめさせるのか、勝手に米を作らせることで米価を下げさせ、自主的にやめさせるのか、ということです。

今、世界中で米価の暴騰が叫ばれていますが、それでも国際価格は、日本の米の半分にすぎません。政府は、べらぼうに高い関税をかけることで、国民から海外の安い米を買う機会を奪っているわけで、いわば国民は、米を買うたびに50パーセントの税金を払っているのです。

そしてその税金は、国内で米の値崩れを防ぐための生産調整を立案、実行する巨大な官僚機構を動かすために当てられているというわけです。

今の食糧価格暴騰を口実にして、詐欺師たちの取り分を少しでも減らせれば不幸中の幸いですが、「たくさんお米を食べて…」などと、頓珍漢な発言をする首相の下では、期待できそうにありません。

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この記事へのコメント
減反政策はいまだに続いていたんですね。
大規模・高付加価値を目指す専業農家にとっては
むしろ迷惑な政策で、生産性の低い兼業農家に優しい
制作なのでやめてほしいものです
Posted by hiiragi at 2008年06月03日 05:33

…それって、価格競争力や開発力に優れた大企業の足を引っ張るから、中小企業は潰れていいよという発言と、どこが違うんですかね。
Posted by ktry at 2008年06月03日 10:22
世界的な食糧不足が今後も続くのであれば、
減反なんかやめて、米を輸出すればいいじゃない。
Posted by sekak at 2008年06月03日 11:12
減反をやめて、農家への補償金を打ち切れば自民は選挙での大敗確定ということですかね? 町村氏はそのへんをどう考えているんでしょうか。

それとは別に、自給率云々は食糧安保の問題であって、何らかの事情で輸入が途絶した時どうするの、ということでしょう。

食糧備蓄を増やし、非常時には配給制度を導入できるよう法体系を整備する必要がある(すでにできているかどうか知りません)。

中台戦争が勃発すれば輸送路が絶たれて石油と食糧が同時に供給減少に見舞われる。現実問題としてはそれが一番確率の高いケースだから、その場合に備えた対策を考えておくべきですね。

それと、捕鯨問題などでオーストラリアと喧嘩するのはやめたほうがいい。だから、私は来年の調査捕鯨には反対です。
Posted by 山田 at 2008年06月03日 11:43
 減反政策によるものなのか、ウチの近所の水田が長らく耕作もされずに放置された結果、やがて芦が伸び放題の荒地となり、遂には産業廃棄物の処理場となった挙句に埋め立てられて、りっぱな作りの割にはあまり通行量のない道路に変貌してしまいました。
 こうした事態は全国至る所に見られるのではないでしょうか。
Posted by . at 2008年06月03日 12:06
 農業問題は非常に複雑な問題なので、相当調べてから書かないと、全員、福田さんより頓珍漢な発言になります。
 補助金、関税を全て撤廃したら、日本の食糧自給率は数パーセントになり、多くの田んぼが荒地となります。そんな事に、国民が耐えられるかと言う事です。
Posted by 八目山人 at 2008年06月03日 12:35
>山田さん
>それと、捕鯨問題などでオーストラリアと喧嘩するのはやめたほうがいい。だから、私は来年の調査捕鯨には反対です。

 オーストラリア人が日本の調査捕鯨に常軌を逸しているとしか思えない行動をするのは何故なんでしょうか?ね・・・
>オーストラリアの日本領事館で捕鯨の抗議活動
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2330351/2479433
 この問題はoribeさんに解説していただくに相応しいテーマだと思いますが・・・まあ、日本の国旗である日の丸に血のりをつけたようにして抗議行動をする様は実に異様です・・彼らの行動はどうも「クジラを殺すことが残虐だからやめろ!」ということのようです。でもオーストラリア人が日本の調査捕鯨を残酷だ!と抗議行動するのはどうみても日本蔑視の誹謗中傷にしか見えません!それは彼等が牛はもちろんのこと、自国での絶滅種ディンゴを平然と惨殺していますしね・・・それにウサギもですか・・「残虐性」という面から言えば、日本人はオーストラリアの人たちの足元にも寄りつけないと思いますよ・・・そこで、山田さん、次に紹介するビデオをご覧になって、その後で再度オーストラリアとどのように向き合うのが望ましいか?を是非ともコメントしていただけたらと思います。よろしくお願い致します。
>Racist Australia and Japanese whaling 白豪主義オーストラリア
http://www.youtube.com/watch?v=b7dmXwB8LBA
Posted by 隣国を心配す at 2008年06月03日 13:04
全面的に不同意
Posted by え? at 2008年06月03日 13:12
To 八目山人さん
鯨肉は日本の生命線でしょうか?

そうではないでしょう。小さな問題です。
日本は正しい。オーストラリアはけしからん、理不尽だ。その通りだと思いますよ。
でもね、小事で争うのはつまらないわけで。

日本の潜在的な主敵は中国です。それ以外のすべての国(北朝鮮、韓国を除く)との争いを避けるのが賢明ではなかと愚考いたします。

どうしても捕鯨を続けたいなら、目立たぬようにやるべきです。
Posted by 山田 at 2008年06月03日 14:08
小麦価格の高騰でパンが値上がりしている分、米の消費量が上がっていますから別に減反しなくてもいいのではないかと思うこのごろ。
世界で食糧価格が上昇している現在、安い食糧なんていつまであるかわからないんだから、世界から安い食料を買えばいいという発想が将来的に危険ではないかしら。

これからは炊飯用の米だけでなく、パン用米とか飼料用米を作ればいいのではないでしょうか?
欧米の農家への税金投入に比べれば日本の投入量は大きいとは思えません。農業は国の根幹ですもの、守るべきところは守らないと輸入価格が更に高騰したときに餓死者が大量に発生しそうで危険です。
Posted by 椿 at 2008年06月03日 16:35
>山田さん
>To 八目山人さん
 
「八目山人さん」ではなく、「隣国を心配す」宛てのコメントですよね?

>鯨肉は日本の生命線でしょうか?

 誰が「鯨肉が日本の生命線」などと主張されているのでしょうか?・・寡聞にして存じませんが・・・

>そうではないでしょう。小さな問題です。
日本は正しい。オーストラリアはけしからん、理不尽だ。その通りだと思いますよ。
でもね、小事で争うのはつまらないわけで。

 「小事」だときめつけて、「理不尽」な抗議行動に屈服して一体何が生まれるのでしょうか?摩訶不思議なコメントだと思います。
>日本の潜在的な主敵は中国です。それ以外のすべての国(北朝鮮、韓国を除く)との争いを避けるのが賢明ではなかと愚考いたします。
 
 典型的な論点変更の詭弁に過ぎないと思いますが・・・ここで、何故に「中国」が登場するのですかね・・・敢えて中国を持ち出すのであれば、現在のオーストラリア政権と中共との関係を踏まえてコメントされたら如何でしょうか?
>豪州政府を買収する中共の戦略、亡命外交官が証言
http://jp.epochtimes.com/jp/2005/06/print/prt_d98624.html
>どうしても捕鯨を続けたいなら、目立たぬようにやるべきです。

 欺瞞に満ちたオーストラリアの抗議行動の前で「目立たぬように」など実に空疎な主張だと思います。
Posted by 隣国を心配す at 2008年06月03日 16:40
>今、世界中で米価の暴騰が叫ばれていますが、それでも国際価格は、日本の米の半分にすぎません。政府は、べらぼうに高い関税をかけることで、国民から海外の安い米を買う機会を奪っているわけで、いわば国民は、米を買うたびに50パーセントの税金を払っているのです。
 

 日本の米が高くたっていいじゃないか? 椿さんが言っているように 米国や欧州も 多額の補助金を農家に与えて 自給率を高めていることだし。(欧州諸国は自給率ほぼ100%近い。昔は低かった)

 自国で賄える程度の生産しているからこそ 外国の米は安く買えるのである。
もし 市場原理主義の発想で 関税をかけず 安い外国米に頼れば 日本の農家は疲弊し 農地は宅地するだろう。
 ひとたび そのような状況になれば 日本は足元をみられて 外国米は異常な値段になるだろうし、もしかしたら 売ってくれないかもしれない(現状でも インド・ベトナム・カンボジア・インドネシア・ブラジルのように 米輸出を停止している国がある)。

 また 「米国に工業品を売って ドルを稼ぎ 食料は他国から安く買えばよいという時代は終わった」と認識すべきである。
 なぜならば 日本の収益源の工業品は 中国という競合国の出現で利益幅が少なくなっている一方 支出分野の食料や石油は インド・中国という大消費者の出現で高騰しているからである。(投機的要素もたぶんにあるが)

 さらに 日本が大量に保有する米国ドルが著しく価値を減少した場合も想定しておかねばならない。
日本は 紙切れをかかえることになり 食糧を外国から買うことも困難になるだろう。
そういう意味においても 自国の農業は守らなくてはならない。

 食糧や水は 石油とともに 戦略的物資であり 安全保障の一環なのである。
Posted by itusa998 at 2008年06月03日 17:25
To 隣国を心配すさん
相手を間違えてしまいました。失礼いたしました。

はしょって書いたので、論点すり替えのため突然中国を持ち出したような印象をお持ちになったようですが、そうではありません。中国とは、日本という国家の存亡をかけた戦いになるだろうと予想しています(詳細は省略)。味方は多い方がいい。捕鯨をめぐってオーストラリアを敵にまわすなど愚の骨頂です。

>「理不尽」な抗議行動に屈服して一体何が生まれるのでしょうか?

屈服ではなく、妥協ですね。オーストラリアとの友好関係の維持発展につながります。

>現在のオーストラリア政権と中共との関係を踏まえてコメントされたら如何でしょうか?

中共は利口ですね。オーストラリアの重要性を理解している。反発するのではなく、くさびを打ち込むという発想が出てこないんですかね。

>欺瞞に満ちたオーストラリアの抗議行動の前で

グリーンピースとオーストラリア政府を混同されていませんか? オーストラリア政府にはしっかり説明して納得してもらうべきです。 

Posted by 山田 at 2008年06月03日 18:06
>山田さん

 ご丁寧なコメントありがとうございます。
>グリーンピースとオーストラリア政府を混同されていませんか? オーストラリア政府にはしっかり説明して納得してもらうべきです。 

 別に混同していないと思いますよ・・・「隣国を心配す」が「オーストラリア」と言っているのは「オーストラリア政府も含め」という趣旨で、日本の調査捕鯨に抗議の姿勢を示威しているのは自国での残虐極まる動物虐殺には頬被りし、捕鯨問題で欺瞞に満ちた誹謗中傷を続ける活動家ですが、現在のオーストラリア政府も負けず劣らず似非動物愛護精神の発露に躍起!だと思いますよ・・・では、その具体例を
>「日本との関係改善は不要」 豪外相、訪日を前にコメント
http://news.jams.tv/jlog/view/id-3981
>オーストラリア連邦裁判所、日本の捕鯨中止を命令
http://www.hsi.org.au/news_library_events/images/Whale%20Case/Appeal_Documents/Japanese_whaling_case_20_July_2006.pdf
Posted by 隣国を心配す at 2008年06月03日 18:44
コメに限らず野菜も国産のより外国産の方がずっと安い。…なんで?
アメリカのブロッコリの値段が国内産の2/3だけど、地球の裏側から運んでいるのになんで安いの?
外国産の野菜も新鮮にみえるけど全部空輸なの?

インドのインゲンは空輸だそうだけれど、それでも国産のより安いのは変だと思う。
というか、国内の流通が間違っていると思う。
だいたい日本の農家は農協に高く買ってもらってない。

さらに実家は農家だけど食料自給率は10%いってない。
なぜなら果樹が主体でコメも肉も魚も買っているから。

>国民から海外の安い米を買う機会を奪っているわけで、いわば国民は、米を買うたびに50パーセントの税金を払っているのです。<

コメに限らず日本の農業を歪めているのは農協だと思う。
農家と消費者の間から農協をなくせばコメも野菜もいまより安くなるだろうし食料自給率も上がると思う。

上がると思う根拠は日本は農地が余っているから。
5番目の「. 」さんのコメントにあるような状況だから。
Posted by ざる at 2008年06月03日 18:46

訂正させてください。
>オーストラリア連邦裁判所、日本の捕鯨中止を命令
http://www.hsi.org.au/news_library_events/WhalersCase_Intro.htm
Posted by 隣国を心配す at 2008年06月03日 18:47
私は野菜はJAの農産物直売場で買ってますが、すごく安いですよ。
スーパーでは見た事もない大きなレタスや大根、ブロッコリーが100円で売ってたりします。大きすぎて市場に嫌われたものと思いますが、味に問題は無くスーパーのしなびた野菜はもはや買う気になれません。
直売場の壁に「帰農者のための研修会」や「遊休地を生かすセミナー」などのお知らせが張ってありますが、農業だけに急な増産は難しいようです。
Posted by アゲハ at 2008年06月03日 23:23
>山田

鯨は日本の生命線ではありませんが
鯨が食べてる魚は日本の生命線です
補食対象のかぶっているマグロは頭数が減ってきています
鯨を食べ鯨が食べる予定だった魚を食べれば
海に与える損害は最小で済みます
Posted by ME at 2008年06月04日 12:28
ハイチではIMF援助とバーターで食料関税を下げたため自給率が大幅に下がり、結果として今回の食料暴騰で大打撃を受け暴動が続いていますね。
Posted by TIG at 2008年06月06日 16:15
マイネザッヘさんのブログは基本的に同意する意見が多いですが、こればかりはどうだろうなあ〜と。
食の自給は国家の基本、軍事と並ぶほど基礎的なもので、たとえ高いお金を払ってでも買い支えるものだと私は思ってます。
農協の問題は深刻ですけどね。


でもJAの直販所はものすごく楽しくて大好きです。いつもここで米と野菜を買うけど、新鮮で安くてものすごくおいしくて、すっかりハマってます。
有機野菜まで揃ってる、うちの近所は恵まれてるなぁと。
Posted by 一筆書き at 2008年06月07日 00:22
いまさら減反やめても老人ばかりでもう田植えする労働力ないんじゃないだろうか

ひいじいさまの時に減反で潰した田はもう杉だらけだし、じゃあ減反やめてまた田植えしてもいいよなんて言われてももう開墾する気もないよ・・・
Posted by    at 2008年06月11日 22:30
あと10年立てば食料自給率は限りなく0になるよ
専業で生産性の高い農業をやろうとしてもつぶされるし
新規参入の可能性は限りなく0に近いし
日本の農業は年寄りの暇つぶしでしかない
平均年齢が60才を遙かに超える産業は農業だけだよ
それも農家が自ら望んだことだよ
目の前のえさに釣られてね
農家は馬鹿だよ
Posted by at 2008年06月16日 15:56
一言で、自給率って言ってもねぇ〜。
米だけでいえば、もうすでに自給率は100%。
これ以上作っても、100%以上にはならない。
余るだけ。
米が麦や大豆の代わりになる訳じゃないんだから。

別に政府も、減反した田を放置するよう強要しているわけではない。
他の作物への切り替えを推奨しているけど、農家の人はやりたがらない。
なぜか。
米と違い、ほかの作物は高く売れないから。
高い関税がかかってないんだから、まあ当然なんだけど。
でも、ただでさえ食品価格値上がりのまっただ中で、今から関税なんて誰も承認しないですよね。

今、農家の人が本当にやらなければならないことは、価格が半分になっても利益を出せる体制にすること。
言い換えれば価格で国際競争力をつけること。
製造業なら、中小の町工場でもどこでもやってることなんですけどね。
でも、ま、ムリでしょ。
Posted by たあくん at 2008年06月17日 09:56
> 今、農家の人が本当にやらなければならないことは、
> 価格が半分になっても利益を出せる体制にすること。
> 言い換えれば価格で国際競争力をつけること。

農家には無理だろう。やる気の問題ではなく、資本規模や集中の問題である。
企業ならやれる可能性がある。

( 商業主義じゃ出来ないという意見がよく出るが、農家は自己犠牲で
 農業をやっているのだろうか? それはそれで不健全極まりない。
 自己犠牲でなんかやって欲しくない。)

しかし、企業化のためには一旦農家が淘汰されぐっと減る必要があると考える。
Posted by 小野まさ at 2008年06月17日 10:39
かなり久しぶりに書き込みます。今回はちょっと?と思いましたので。
 日本の農業の生産性は決して低くはありません。価格競争力も低いわけではありません。確かに高いかもしれませんが、高品質のものを作っています。だから外国でも高級品として売れます。工業製品は負荷価値のある高いものを作ってもいいのに、農業製品ではそれを許さないのでは、どうしようもありません。外国の品物が安いと言われても、高品質なものは結構高いですよ。工業製品もそうでしょう?それともここで農家をたたいている人たちは、トヨタの車が、中国や韓国の車より高い、向こうは海の向こうから運んでいるのにおかしい、とか思っているんですか?
 それと日本の作物で品種改良を重ねておいしくしたものは、当然その品種改良にかかったお金の分を苗を買うときに負担させられます。韓国みたいに苗を盗んで、著作料を払わないんだったら
安くできる作物もあります。まあたしかに消費者としては、同じものだったら安いものの方が良いでしょうが、コピー商品を買っているのと同じですよ。売っているスーパーもスーパーですが、犯罪ではないですかね。
 後、コメを作るのに適した田んぼは、基本的には畑には向きません。減反してほかの作物を作らないのは、土を作り変え生産性の高い、畑用の土にするためには何年もかかるからです。もちろん逆もそうです。自給率を上げるには適地適産が基本です。コメの自給率が100%を超えたって良いじゃないですか。その分輸出すれば。あまったものを輸出し、足りないものを輸入する、貿易の基本ですよね。そういうところに外国みたいに補助金をつぎ込めば良いと思いますよ。
Posted by シルバニア at 2008年06月22日 23:03
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